「公務員」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?安定、堅実、そんな⾔葉が思い浮かぶかもしれません。しかし、「変化を力に進むまち。」を掲げる横須賀市が求めているのは、社会情勢の変化を前向きに受け止め、自らその一歩を踏み出していける人材です。
今回は、採用担当者に、横須賀市が求める人材、そして採用試験で伝えてもらいたいことなど、受験にあたり気になるポイントについて、率直に伺いました。
ー早速ですが、横須賀市では職員採用にあたり、どのような人材を求めているのでしょうか?
横須賀市が求める人材像として、私たちは4つのポイントを掲げています。それは、「人が好きな人」「すぐ動く人」「深く考え、自分の意見を言える人」そして「なんとかする人」です。
新しいことにも前向きに挑戦できる方や、「自分の力で横須賀市に貢献したい」という熱い想いを持っている方と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。

ー「なんとかする人」というのは、ユニークで力強い言葉ですね。では、試験の中では、どのようなことをアピールしてもらいたいですか?
あなたならではのストーリーを、ぜひ自分の言葉で伝えてほしいですね。
例えば、これまでの人生でどのような経験を通じて成長してきたか、直面した失敗や困難をどうやって乗り越えたかなど、あなたの体験や、そこで得たもの、学んだことなどを、飾らずにアピールしていただきたいです。
また、地域や社会に対してどんな想いや関心を持っているかなど、具体的なエピソードを交えて教えていただけると、私たちもあなたの人物像を深く理解することができます。
ー自身の経験を正直に伝えることが大切なのですね。志望動機の考え方で悩む受験生も多いと思いますが、何かアドバイスはありますか?
志望動機を考える上では、3つの「なぜ」を自問自答し、整理してみることをお勧めします。
「なぜ公務員なのか」「なぜ数ある自治体の中から横須賀市なのか」そして「なぜこの職種を希望するのか」この3点を自分の言葉で語れることが重要です。
もし横須賀市に対する特別な思いや、入庁して実現したいことがあるなら、具体的なエピソードや将来のイメージと共に、熱意をぶつけてみてください。
ー面接についても聞かせてください。横須賀市では、面接はどのような雰囲気で行われるのでしょうか。
面接は特定の部長、または市長、副市長といった理事者のみで行うところも多いかと思いますが、横須賀市では、面接官は特定の部署に偏ることなく、さまざまな部署から集まった職員が務めています。
若手から管理職まで、バランスの取れた構成で、多様な視点から皆さんのお話をじっくりと伺います。
アドバイスという程のことではないかもしれませんが、面接準備としては、ご自身の経験や強みを簡潔に、そして自分の言葉で説明できるように整理しておくと、本番でも落ち着いて話せると思います。
友人や先生に協力してもらって、模擬面接を体験しておくのも非常に効果的ですよ。
ー面接では、どのような点に注目しているのでしょうか?
面接は緊張して当たり前ですので、無理に自分を大きく見せようとする必要はありません。
横須賀市では、「人物重視」の採用を行っています。
私たちが大切にしているのは、うまく話せるかどうかよりも、「その人らしさ」と「誠実さ、前向きな気持ち」が伝わってくるかどうかです。
もちろん面接の準備は大事ですが、用意したセリフをそのまま話してしまうと、面接官には準備された言葉であることが伝わります。緊張していても自分の言葉で伝えることが大切です。
先程お話ししたような、志望動機や自己PRのポイントを押さえていただき、自分自身の言葉で熱意をもってお話していただければと思います。
ー逆に、受験者を見ていて「これはもったいないな」と感じるようなことはありますか?
細かいことですが、意外と多いのがエントリーシートの記入漏れや誤字脱字です。住所や自己PR欄が抜けている、または誤っていることがあります。
公務員は多くの書類を決まった様式で作成することが求められるため、こうしたミスがあると公務員としての適性に不安を感じます。
過去には試験日時を勘違いしてしまっていたという人もいました。こちらについては、間違えてしまうと受験そのものができなくなってしまうので、本当に注意してほしいですね。
記載内容の面では、自己PRが長すぎて要点が伝わらなかったり、志望動機が他の自治体や企業にもそのまま使えそうな内容だったりすると、横須賀市への熱意が伝わりにくいですね。
また、稀にですが、緊張からか面接中に他の自治体名を言ってしまう方もいます。間違えてしまうのはもちろん仕方がないことなのですが、事前にしっかり確認しておくなど、自身で対策できることもありますよね。
些細なことであっても確認を怠らないこと、しっかりと準備をして臨むこと、こういった丁寧さが、採用されてからの信頼にも繋がっていくと思います。
ーこれから受験を考える方々に、どのようにして横須賀市の情報を集めることをお勧めしますか?
まずは横須賀市の採用ホームページをご確認いただくのが基本ですが、その他にも説明会や就職セミナーなど、さまざまな媒体で積極的に情報発信を行っています。

パブリックコネクトに掲載されている先輩職員のインタビューブログや動画も、市役所の仕事や雰囲気を知る上で、とても参考になると思いますよ。

ー最後に、横須賀市役所を目指す求職者の皆さんへメッセージをお願いします。
横須賀市役所には、市民の皆さんの暮らしをより良くするために、日々新しい挑戦を続けている仲間がたくさんいます。
あなたのこれまでの経験やユニークなアイデアは、市役所の多様で奥深い仕事の中で、必ずどこかで活かすことができます。ぜひ、自分らしく前向きな気持ちでチャレンジしてください。
皆さんと一緒に、より良い横須賀市をつくっていける日を楽しみにしています。

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年7月取材)



