「東の飛鳥」としての歴史文化を活かし、「しもつけくらしウッテツケ」な街づくりを進める下野市。
市制施行20周年の節目を迎え、更なる発展を目指す今、その未来を共に築いていく熱意ある人材を募集しています。
今回は採用担当を務める田中さんに、令和7年度5月募集を開始するにあたり、求める人物像や選考で重視する点、そして下野市の魅力について伺いました。
ー下野市ではどのような方を求めているのでしょうか?
田中: 心身ともに健康的で、社会人としての基本的なバランス感覚を持った方に来ていただきたいですね。何か特別な能力に長けている必要はありません。
4月採用は主に新卒の方などを対象としていますが、10月採用は社会人経験者枠として、民間企業や官公庁での職務経験が通算5年以上ある方を対象としています。社会人経験枠を受験する方には、特に即戦力として、これまでの経験を活かしていただきたいと考えています。

ー「即戦力」として、具体的にはどのような経験やスキルを求めていますか?
田中: 市役所の業務は多岐にわたりますが、特に窓口業務が中心となる場面も多いです。そのため、様々な方と円滑にコミュニケーションが取れる能力は非常に重要です。
また、組織の中で着実に業務経験を積み、基本的な事務処理能力を身につけている方を求めています。窓口対応や事務経験が豊富な方は、大いに歓迎します。
ー選考では、どのような点に注目されていますか?
田中: 最も重視するのはやはり「コミュニケーション能力」です。面接では緊張される方も多いと思いますが、それは当然のことです。むしろ、緊張している中でも、用意された言葉ではなく、ご自身の言葉で正直に、実直に思いを伝えてくださる方に魅力を感じます。
取り繕った言葉よりも、その方自身の考えや熱意が伝わってくる方が、私たちは将来に期待します(笑)緊張しているくらいの方が、かえって真剣さが伝わってきて好印象かもしれませんね。
ー下野市を受験する上で、事前に市のことを知ってもらうために、何かアドバイスはありますか?
田中: ぜひ、下野市の「空気」を感じていただきたいですね。まずは、市のシティプロモーションで活用しているSNSをフォローして、日々の情報に触れてみてください。
また、私たちは春の「天平の花まつり」をはじめ、季節ごとに様々なイベントを開催しています。職員という立場ではなく、一人の参加者としてイベントを体験していただくことで、市の雰囲気や魅力を肌で感じていただけると思います。可能であれば、ぜひ一度下野市を訪れて、街の魅力を直接感じてほしいです。
ー採用試験の方法について、特徴があれば教えてください。
田中: 受験される方の負担を軽減し、より多くの方に門戸を開くため、いくつか特徴があります。
まず、筆記試験は全国約350か所のテストセンターで、ご自身の都合の良い日時にパソコンで受験できる「テストセンター方式」を採用しています。試験内容も、公務員特有の専門試験ではなく、民間企業の採用でも広く使われている基礎能力検査「SCOA」を導入しています。

ー最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。
田中: 下野市は、歴史と文化を大切にしながら、未来に向けた新しい街づくりを進めています。市の未来、そして市民の皆さんのために何が出来るか、私たちと一緒に考えてくれる方、下野市の魅力をもっと高めていきたいという熱意のある方からのご応募を心よりお待ちしております。
これからの下野市を一緒に創っていきましょう!
ーありがとうございました。