今回は、糸満市で進められている、数百億円規模の一大プロジェクト「真栄里地区区画整備事業」の最前線で働く職員にお話を伺いました。
東京ドーム約12個分という広大な土地に、新たな産業拠点を創出するこの事業。
企業との真剣勝負の交渉や、プロジェクト成功にかける想いについて、担当係長が語ります。

動画の目次
00:39 真栄里地区事業推進課について教えてください
01:19 事業エリアはどのように変わっていくんですか?
01:52 この事業の目的を教えてください
03:00 糸満市が企業に選ばれる理由は何ですか?
04:19 企業誘致でネックになる部分は何ですか?
04:46 誘致の知識はどのように学ばれましたか?
05:26 担当の業務を教えてください
05:59 誘致する企業はどのように決まるんですか?
07:05 仕事のやりがいを教えてください
07:50 どんな経験が強みになりますか?
08:44 これから入庁する人へのメッセージ
沖縄の未来を担う、数百億円の一大プロジェクト
私たちの課が推進しているのは、那覇空港から車で20〜30分という好立地に、商業施設や住居、そして大規模な工業団地を創出するという、市の一大プロジェクトです。
目的は、税収や雇用の増加、ひいては県民所得の向上。インフラ整備だけでも数百億円がかかるこの事業は、沖縄県全体からも大きな期待が寄せられています。
令和8年度の工事着工に向け、現在準備を進めているところです。

那覇・浦添にはない「土地」。糸満市が持つ、最大の強み
企業誘致を進める上で、私たちの最大の強みは、那覇市や浦添市といった中心市街地にはもう残っていない、広大で平坦な土地があることです。
交通アクセスの良さも相まって、物流拠点を求める企業にとって、糸満市は第一候補となり得ます。
また、美しいサンセットが見えるロケーションは、住宅地としても県外の富裕層から注目を集めるなど、大きなポテンシャルを秘めています。

企業との真剣勝負。「フットワークの軽さ」で信頼を築く
企業誘致は、まさに真剣勝負。時には企業様から「糸満市に可能性はない」とバッサリ切られることもあります。
だからこそ、面談の依頼があれば県外であろうとすぐに駆けつける「フットワークの軽さ」を何より大切にしています。
そうして築いた信頼関係の中で、計画から実行まで、事業の全てに幅広く関われる。自分の判断が市の方針になることもある。それが、この仕事の最大の醍醐味です。
