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真庭市役所

目指しているのは中山間地域のモデル地域「真庭」! 真庭市は岡山県の北部に位置し、鳥取県境に接する人口5万人弱のまちです。 「安心安全」そして「持続可能性」をキーワードに、全国に先駆けて木質バイオマス発電や生ごみの液肥化を核とした資源循環型の生活基盤の整備を進め、中山間地域のモデルを目指しています。 また、多様性を受け入れ、住む人が、いつまでも住み続けたいと思える「多彩な真庭の豊かな生活~真庭ライフスタイル~」の実現に取り組んで日々進化しています。

真庭市で活かす技術職キャリア!地域で働く魅力と生活とは

真庭市役所

2025/05/14

岡山県真庭市役所で働く技術職の山さんと石井さんのインタビュー記事です。民間企業での経験を経て結婚を機に転職した山さんと、地元真庭市へUターン就職した石井さん。お二人に、入庁のきっかけや現在の仕事内容、民間企業との違い、仕事のやりがいや大変さ、そして真庭市でのワークライフバランスや生活環境について、率直な想いを語っていただきました。

 

―まずはお二人の簡単なご経歴について教えていただけますか?

 

山:地元は県内の他市で、地元の大学を出て広島市内の民間企業で3年ほど働いていました。橋や道路など、公共工事系の土木職です。その後、結婚を機に生活拠点を移すことを考える中で、夫の地元である真庭市役所に平成27年に入庁しました。

 

転職先としては、土木の知見を活かせることを第一に考えていました。民間企業も意識はしていましたが、特に真庭市で土木となると選択肢は多くなく、市役所の募集もちょうど出ていたので応募し、無事合格できたという経緯です。

 

もともと真庭のことはそこまで深く知ってはおらず、牧歌的で穏やかなイメージはありました。

 

石井:私は真庭市出身で、高校まで地元で過ごしました。大学は他県に進学し、土木、環境、建築などを幅広く学べる学科で学び、大学卒業後、令和元年に新卒で真庭市役所に入庁し、現在6年目になります。

 

大学では公務員への就職率は3分の1程度でしたが、私自身は地元に戻って生活との両立をしっかりとできる環境で働きたいという思いがあり、真庭市を第一志望としていました。

 

―では、入庁してからの仕事内容について教えてください。

 

:最初に配属されたのが下水道課で、下水道の工事や設計を担当していました。その間に産休・育休を2回取得し、合計で7年ほど在籍しました。

 

その後、建設課に異動し、道路工事を担当しました。こちらには2年間在籍しました。そして現在所属しているのが財産活用課で、各部署から上がってくる入札に使う設計書の審査、具体的には工事に必要な図面や仕様書にミスがないか、基準に適合しているかなどをチェックする業務を担当しています。

 

石井:私は最初、農林土木課に配属されました。ちょうど平成30年の西日本豪雨災害の翌年に入庁したので、被災した林道などの災害復旧工事が主な業務でした。山が崩れた箇所の測量や設計、工事の発注、現場での施工管理など、多岐にわたる業務に携わりました。

 

その後、建設課に異動し、4年間、道路の拡幅改良工事や維持管理を担当しました。そして現在所属しているのが上下水道課で、水道工事の設計や施工管理を担当しています。

 

―お二人とも複数の部署で経験を積まれているのですね。山さんは民間企業でのご経験もおありですが、市役所と民間企業でどのような違いを感じますか?

 

:民間時代は地盤調査がメインで、ボーリング調査をして岩盤の位置を確認したり、そのデータをもとに図面を作成したりという仕事をしていました。成果物としては調査報告書や図面、つまり紙ベースのものが最終的なゴールでした。

 

一方、市役所では、設計だけでなく、工事の発注から完成までを見届けることができます。実際に現場に橋ができたり、道路がきれいになったり、目に見える形で成果物が出来上がるのが大きな違いであり、やりがいでもありますね。「あ、できたな!」と実感できる瞬間は嬉しいです。

 

―仕事のやりがいや面白さについても教えて下さい。

 

:自分が関わったものが形として残り、市民の方々の生活に役立っていると実感できることですね。特に、インフラ整備は市民生活に直結するので、責任も大きいですが、その分、完成した時の喜びも大きいです。

 

また、異動によって様々な分野の土木工事に携われるのも魅力です。下水道、道路、そして現在の設計審査と、幅広い知識や経験を積むことができています。部署ごとに新しいことを学ぶのは大変な面もありますが、自分の成長につながっていると感じます。

 

石井:私も、市民の生活に直結する社会基盤整備に携われることにやりがいを感じています。災害復旧工事を担当することもあり、もちろん責任も重大ですが、その分人々の生活再建に少しでも貢献できたことは良かったと思っています。

 

道路や水道といったインフラも当たり前のように使われていますが、その「当たり前」を支える仕事であることもやりがいに繋がっています。工事を進める中で、地域の方々から感謝の言葉をいただくこともあり、それが励みになりますね。

 

―逆に、仕事をする上で大変なことや苦労される点はありますか?

 

:専門知識の習得は常に必要だと感じています。特に異動した直後は、新しい分野の基準やルールを覚えるのが大変です。現在は審査の業務ですので、各部署からあがってくる様々な書類をチェックする必要があり、それぞれの工事に関する幅広い知識が必要になります。ミスがあってはいけないので、日々学習することは欠かせません。

 

あとは、地域住民の方々との調整も、工事によっては用地買収や立ち退きのお願いなど、デリケートな交渉が必要になることもあります。丁寧な説明と、相手の立場に立ったコミュニケーションを心がけています。

 

石井:迅速な対応の必要性は常に感じています。特に災害時や緊急時は、例えば水道管の漏水などは市民生活に大きな影響を与えるため、休日や夜間でも緊急出動が必要になることがあります。

 

迅速かつ的確な対応が求められるので、大変ではありますが常に緊張感を持って業務にあたっています。


―職場の雰囲気や人間関係はいかがですか?

 

山:とても相談しやすい環境だと思います。経験豊富な職員がたくさんいらっしゃるので、困ったことがあれば周りの職員に相談できます。あとは子育て中の職員も多いので、お互いに助け合いながら仕事を進められる雰囲気があります。

 

石井:上司や先輩方は皆さん気さくで、分からないことがあれば丁寧に教えてくれます。部署内だけでなく、他の部署の方々とも連携する機会が多いのですが、皆さん協力的で、スムーズに仕事を進めることができています。


―ワークライフバランスについてはいかがでしょうか?

 

石井:もちろん緊急対応で残業することもありますが、基本的には定時で帰れますし、有給休暇も自分のペースで取得しやすい環境だと思います。私も子どもが小さいですが、保育園の送り迎えなども行っています。

 

:私も産休・育休を2回取得しましたが、休暇制度はしっかりしていますし、復帰後も周りの理解があるので、子育てと仕事の両立はしやすいと感じています。急な子どもの発熱などで休まなければならない時も、「大変だね」と温かく声をかけてくれる環境なので、精神的な負担も少ないです。

 

―真庭市での生活環境についてはいかがですか?住みやすさや魅力などがあれば教えてください。

 

:住みやすいですし、交通アクセスが良いのが魅力ですね。中国自動車道が通っているので、鳥取へも1時間、大阪へも2時間程度で行けます。意外とどこへでも行きやすいなと感じています。

 

石井:都会のような渋滞はほとんどないので車の運転がとても楽ですね。あとは、やはり自然が豊かで空気がきれいなところは魅力だと思います。アウトドアを楽しむ方もいらっしゃいます。

 

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年03月取材)

 

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