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三木市役所

三木市は、古い歴史と自然に恵まれ、播磨国風土記には、億計(おけ)、弘計(をけ)2皇子の古代ロマンの物語が記されています。また、戦国時代には、東播8郡24万石を領した別所氏の居城があり、三木合戦によって荒廃した町は、豊臣秀吉の復興策によって商工業が活発化し、今日の金物産業の発展の基礎をつくりました。 三木市と吉川町の合併により、名実ともに山田錦(酒米)の主生産地となり、三木金物ブランドも全国的に有名です。 一方、市域内を中国及び山陽自動車道が通過するなど、全国的にも交通の要衝として注目され、数多くのゴルフ場が立地するほか、「三木ホースランドパーク」「山田錦の館」「吉川温泉よかたん」「ネスタリゾート神戸」など、観光資源も多彩なものがあります。

子育て世代の挑戦!民間から三木市役所へ飛び込んだ土木職の「ちょうどいい」働き方

三木市役所

2025/10/01

三木市役所で土木職として働く山田さんのインタビュー記事です。
民間企業で15年間勤めたのち、子育てをきっかけに三木市役所に転職した山田さん。
子育てをしながら公務員として働くことの魅力や、三木市役所の土木職の仕事内容、そして「ちょうどいい」という言葉に込められた三木市の魅力についてお話を伺いました。
 

 


 

民間企業での15年を経て、三木市役所へ

ーまずは、これまでのご経歴と三木市役所に入庁されたきっかけについて教えていただけますでしょうか?

 

山田:私は小学校の途中から三木市に住み始めました。高校は市外の工業高専でしたが、その後も三木市を離れて暮らしていました。

 

実は、元々公務員になりたかったわけではなく、前職は住宅業界で15年ほど働いていました。学校では土木を専攻していたのですが、新卒で就職したのは住宅業界でした。住宅が好きだったので、その道を選んだんです。

 

ただ、結婚を機に三木市内に家を建て、子育てが始まったことで三木市との関わりが深まり、その中で「これまでの経験を三木市で活かせないか」「この街のために何かしたい」という思いが芽生えたのが、転職のきっかけです。

 

ちょうどその頃、三木市が大きな街づくりのプロジェクトを進めていることを知り、行政で働くことに「夢」を感じたんです。

職員の写真

三木市役所土木職のリアル:仕事内容とやりがい

ー現在の具体的な業務内容を教えてください。

 

山田:現在私は都市政策課の都市計画係に所属しており、私を含め土木職が2名、建築職が1名という体制で業務にあたっています。

 

主な業務は都市計画に関することです。ざっくり言うと、将来の三木市のあるべき姿を描き、その実現に向けた計画を策定し、街の基盤を「整えていく」仕事ですね。

 

具体的には、都市計画マスタープランや立地適正化計画といった長期的な視点に立った計画の策定・見直しが主な担当業務です。

 

これらの計画は、10年後、20年後の三木市がどうあるべきか、人口減少社会の中でどのような都市構造を目指すのか、といった大きな方向性を定めるものです。

 

計画の策定にあたっては、庁内の関係各課や兵庫県との調整に加え、市民の皆さんの意見を伺う住民説明会を実施するなど、合意形成を図りながら進めていきます。

 

 

ーその中で感じる「やりがい」についてもお聞かせいただけますでしょうか?

 

山田:この仕事のやりがいは、その「規模の大きさ」にあります。民間時代では、個別のプロジェクトや建物に特化していましたが、ここでは市全体を視野に入れ、未来の三木市の姿を創造していくことができます。

 

目の前の課題解決だけでなく、将来を見据えた計画を立て、それが実現していく過程を想像すると、非常に大きな「やりがい」と「使命感」を感じます。

 

もちろん、長期的な視点での計画策定は非常に難しく、日々勉強と試行錯誤の連続ですが、それこそがこの仕事の醍醐味だと感じています。

 

そして何よりも、職員でいる限り「三木市を良くするために考える」ということに集中できるのは、私にとっての原動力になります。 

上空からの三木市内の写真
上空から見た三木市内

公務員としての挑戦と成長:「壁」と「ギャップ」

ー民間企業から公務員に転身されて、新たな環境で感じた「仕事の厳しさ」について教えていただけますでしょうか。

 

山田:公務員として働く上で、最も苦労したのは「法律」や「行政特有の専門用語」です。民間企業では、法律の専門知識を深く学ぶ機会は少なく、特定の業務に必要な部分だけを理解していれば事足りました。

 

しかし、行政の仕事は、あらゆる判断が法律に基づいているため、常に様々な法令を読み込み、理解する必要があります。

 

例えば、都市計画法や建築基準法はもちろんのこと、それに付随する条例や政令、さらには組織内部の規程など、膨大な量の文書を読み解く作業は、最初は非常にハードルが高かったです。

文面を読むだけでも時間がかかり、正確に理解するのに苦心しました。

 

また、「行政文書の作成」も大きな壁でした。行政では「正確性」と「網羅性」が求められ、一つ一つの言葉の選び方や表現にも細心の注意が必要です。

まるで作文の練習をしているような感覚で、最初は戸惑うことばかりでしたね。

デスクワークの様子の写真

ー入庁前後に感じたギャップはありましたか?

 

山田:行政の職員は「守ることが役目」という印象だったので、現状維持を重視する方が多いというイメージを持っていましたが、これは良い意味で裏切られました。

 

三木市役所の職員は、皆さんとても意欲的で、新しいことやより効果的な方法を積極的に取り入れようとされています。時代や社会情勢に合わせて柔軟に変化・対応し、改善を追求する姿勢には感銘を受けました。

 

職員の方の仕事の取り組む姿勢という点では、思っていたよりも民間とのギャップは感じていません。

 

 

働く環境:職場の雰囲気とワークライフバランス

ー三木市役所の職場環境や雰囲気についてお聞かせください。働きやすさや風通しの良さはいかがでしょうか?

 

山田:職場環境は本当に素晴らしいです。風通しも良く、上司や同僚は親身になって話を聞いてくれるので、とても恵まれていると感じています。

 

三木市役所では、皆さんが三木市に何かしらの縁や思い入れを持っている方が多いこともあり、仕事以外の話も活発にするようになりました。そうしたコミュニケーションを通じて、仲間意識が強くなったと感じています。

 

特に、子育て中の私にとっては、職場の皆さんの理解が深く、とても働きやすくてありがたい環境です。

子どもの急な体調不良でお休みをいただく際なども、「当たり前だから大丈夫だよ」「困ったら助けるよ」という温かい言葉をかけてもらえます。

 

これは私にとってとても心強く、安心して、より意欲的に仕事に取り組める大きな要因です。

ミーティング風景の写真
ミーティングの風景

ー子育てをしながら働く上で、ワークライフバランスについてはいかがでしょうか?

 

山田:ワークライフバランスは、民間と比べて非常に取りやすいです。

 

有給休暇も子どもの看護休暇も、正直、こんなに取得できるとは思っていませんでした(笑)。形式上の休暇制度ではなく、必要なお休みをしっかり取得できるような職場の風土だと感じています。

 

また、部分休業制度も利用しており、私は毎日16時には退勤しています。

「力強い」サポート体制があるからこそ、安心して仕事と子育てを両立できていると感じています。

 

 

未来を創る:三木市役所技術職へのメッセージ

ー最後に、三木市役所の技術職を目指す方に向けて、メッセージをお願いします。

 

山田:三木市役所は、私のような子育て世代にとって、非常に働きやすい職場だと自信を持って言えます。職員の皆さんの理解とサポート体制が整っているので、子育てと仕事の両立に不安を感じている方でも、安心して働くことができる環境です。

 

また、勉強すればするほど、知識や経験が着実に積み上がっていくことを実感できるなど、技術職としてのやりがいも大きく感じられます。

 

民間では特定の分野に特化することが多かったのですが、ここでは市全体の多様なプロジェクトに携わることで、より幅広い視野とスキルを身につけることができます。

 

三木市は「ちょうどいい田舎」と表現されるように、都会の利便性と田舎の自然がバランスよく融合した魅力的な街です。この「ちょうどいい」環境で、行政の仕事に挑戦することは、きっとあなた自身の成長にもつながるはずです。

 

【チャレンジするなら三木】のキャッチコピーのとおり、三木市役所は、新しいことに挑戦したいという意欲を持った方を歓迎しています。

一緒に三木市を盛り上げていきましょう!

上の丸城址からみた美嚢川を渡る電車
上の丸城址からみた美嚢川を渡る電車
三木地区の街並(上の丸城址から)

ー本日はありがとうございました。

 

山田さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

15年間勤めた民間企業から三木市役所へ転職し、第二のキャリアを歩む山田さん。お話の一つひとつから、三木市のために貢献したいという熱い思いが伝わってきました。

 

特に印象的だったのは、子育て世代にとっての「ちょうどいい」働き方というお話です。

子どもの急な体調不良で休暇を取得する際も、三木市役所では「当たり前だから大丈夫だよ」という温かい言葉があるそうです。子の看護休暇や部分休業制度のお話は、子育てと仕事の両立に悩む方にとって、大きな希望となるのではないでしょうか 。

 

職員一人ひとりの状況を理解し、お互いに支え合う力強いサポート体制 。そんな温かい環境が、山田さんのように「この街のために何かしたい」と願う人々の背中を押しているのだと感じました。

 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年9月取材)

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