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商業高校から「ものづくり」のプロへ!直方市役所の土木技術職が語る、多様な現場経験と成長を支える職場の魅力

直方市役所

2025/06/11

直方市役所で土木技術職として働く岩丸さんのインタビュー記事です。商業高校から「ものづくり」への憧れを胸に専門学校へ進学し、地元・直方市の発展に貢献したいという想いで入庁した岩丸さん。

水道工事から道路維持管理、さらには大規模な斜面補強工事まで、多岐にわたる業務を通じて得た経験とやりがいを語っていただきました。

 

 

ーご経歴について教えていただけますでしょうか。

岩丸:商業高校を卒業後、1年間測量の専門学校に通いました。そして卒業後、直方市役所に土木技術職として入庁しました。

 

ー商業高校から土木の道へ進もうと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

岩丸:高校で進路を考える際、何か「ものを作ってみたい」という気持ちが芽生えました。進路指導の先生に相談したところ、道路作りを行う測量の専門学校を勧めていただいたのがきっかけです。そのまま公務員へ進む方も多く、自分も入学前から意識はしていました。

 

ー公務員を目指された理由は何だったのでしょうか?

岩丸:やはり「地図に残る仕事」、例えば道路などに携わりたいという思いがありました。設計物があってからつくるのではなく、計画段階から「こういう風にしたい」という自分の意見を盛り込める立場に憧れがあって。このため、土木技術職を目指しました。

 

ー直方市役所に決められたのはなぜですか?

岩丸:地元であることが大きいです。県庁のような大きな組織も考えましたが、やはり自分が住んでいる街なので、より良く街づくりに携わるなら、地元に密着した市役所でと考えました。

 

ーそして平成30年に入庁され、今年で8年目になられるのですね。お仕事について教えていただけますか。

岩丸:入庁して最初に配属されたのは水道施設課で3年間勤務しました。主な業務は、上水道の本管敷設工事や、漏水した給水管の修繕対応などです。入庁当初は先輩方から水道管の種類や接続方法などを一から教えていただき、1年目から自分で設計を行い、工事を発注するという一連の流れを経験させていただきました。

ー最初の1年目から実践的な業務に携わられていたのですね。特に難しかったことは何ですか?

岩丸:水道管の種類が多く、特性や接合方法など全くイメージがない状態で図面を描き、設計しなければならなかったことです。手探りで進めながら、先輩から「この管はこういう特性がある」「基準ではこうなっている」と教えてもらいました。自分の描いた図面と実際の現場が頭の中でリンクし始めたのは、工事が始まってからです。CADの操作も市役所に入ってから本格的に先輩に教えてもらいました。

 

ー現場には頻繁に足を運ばれていたのですか?

岩丸:はい、水道施設課にいた3年間は、担当する現場には基本的に毎日顔を出していました。業者の方々に教えてもらいながら、施工方法や1日の進捗などを自分の目で見て学んでいました。指導してくださった大ベテランの先輩から「基本は毎日現場を見て、どういう風に進めるかを確認した方が、今後の発注計画を立てる際に役立つ」と教えられ、その先輩にほぼ毎日ついて行かせてもらい、現場で解説もしていただきながら学びました。

 

ーその後、現在の土木課維持補修係に異動されたのですね。お仕事内容について教えてください。

岩丸:はい、3年前に土木課の維持補修係に異動し、今年で5年目になります。業務としては、直方市が管理する道路および水路の維持管理が主な仕事です。例えば、道路の穴の補修や舗装のやり替えなどを行っています。

市民の方からの要望やパトロールで発見した箇所の修繕などが日常的に発生し、毎日何かしらの要望や報告があります。突発的な小規模修繕の依頼が多く、そういった要望をいくつかまとめて入札に出して対応することもあります。

ー緊急性の高い案件もありますか?

岩丸:もちろんあります。道路の陥没や、排水路が機能しなくなった場合などは、緊急的に対応する必要があります。業者の方に緊急でお願いして、迅速に作業を行います。また、小規模な修繕と並行して、一人1~2本程度、年度計画に基づく比較的大きな工事も担当しています。

 

ーこれまでのご経験の中で、特に印象に残っているお仕事はありますか?

岩丸:土木工事で印象に残っているものが二つあります。一つ目は、3年ほど前に担当した団地の入口の冠水解消工事です。大雨のたびに冠水していた場所でしたが、工事完了後、地元の方から「本当に通りやすくなって助かった」と感謝の連絡をいただき、非常にやりがいを感じた工事でした。

ー住民の方から直接感謝の言葉をいただけるのは、大きな励みになりますね。もう一つは何でしょうか?

岩丸:もう一つは、昨年度に担当した道路のり面の補強工事です。斜面にモルタルを吹き付けて補強する工事で、普段行う工事よりかなり規模も大きく、貴重な経験をさせていただきました。

 

ー実際に担当されてみて、いかがでしたか?

岩丸:全く関わったことのない分野だったので、一から資料を見て勉強し、業者の方にも色々と教えてもらいながら進めました。経験のある先輩にも現場に同行してもらい、アドバイスをいただきました。専門の業者さんから細かく教えていただき、非常に勉強になる現場で、何より楽しかったです。

 

ー仕事のやりがいを感じる瞬間はどのような時でしょうか?

岩丸:やはり、やったことのない工事に携われることは非常に面白いです。工事には様々な種類があるので、色々な経験ができるのは学ぶことが多く、興味が尽きません。「これはどういう風に進めていくのだろう」と考えること自体が楽しいです。一つひとつ確認しながら進めていく過程は、とても楽しいと感じます。

自治体土木技術職は、業務の幅広さをすごく感じます。道路の舗装のやり替えのような維持管理業務もあれば、道路の拡幅工事、斜面の崩落を防ぐ対策工事など、本当に多岐にわたります。入庁当初は水道課、今は土木課と、全く異なる分野を経験させてもらう中で、多角的な視点を持てるようになってきたと感じます。

 

ーお仕事の忙しさやワークライフバランスについてはいかがでしょうか?

岩丸:時期によって波はあります。工事の終盤や年度末、期末が迫ってくると、書類作成や業者さんとのやり取りで残業が発生することはあります。ただ、繁忙期以外は基本的に定時で退庁しています。

ー職場の雰囲気や、職員さん同士のコミュニケーションはいかがでしょうか。

岩丸:風通しは良い方ではないかと思います。特に今いる維持補修係では、日々様々な案件についてどう対応するか相談を頻繁に行います。係長を含め係員みんなで意見を活発に出し合って、最善の方法を探っていきます。相談は非常にしやすい職場だと感じています。上の人が言ったからその通りにするというよりは、みんなで意見を出し合って、一番良さそうな方法で対応することが多いです。

 

ー直方市役所に入庁されて良かったと思うこと、この職場で働いていて良かったと感じる点はどのようなところでしょうか?

岩丸:先輩方も業者の方々も、本当に色々なことを親身になって教えてくださる環境だという点は、非常にありがたいと感じています。入庁したての頃から丁寧に教えていただきましたし、今でもアドバイスをいただくことが多く、一人で抱え込むようなことはありません。

 私自身、商業高校出身で、専門知識ゼロからのスタートでしたが、先輩方の手厚いサポートや、実際に現場で学ぶ中で、日々成長を実感しています。

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年4月取材)

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