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直方市役所

直方市は、福岡市と北九州の中間地点に位置し、大都市へのアクセスが良く、市内には大型複合商業施設のほか、スーパーやホームセンターなどが点在しています。また、鉄道3路線が乗り入れているほか、路線バスやコミュニティバスなど交通インフラも発達しており、自然を身近に感じながら便利に暮らせる街です。様々なポテンシャルを秘めた直方市であなたのアイデアをまちづくりに活かせる、働きがいのある職場で一緒に働きませんか?

SPIで市役所へ!?民間志望だった私が、直方市役所での仕事に夢中になれた理由

直方市役所

2025/08/29

福岡県直方市役所の企画経営課DX推進係で働く三戸さんのインタビュー記事です。
もともと民間企業を志望していた三戸さん。ひょんなことから公務員の道へ進みましたが、今では「この仕事は面白い!」と笑顔で語ります。
若手ながら研修講師を務めあげるなど、大きなやりがいを感じながら働く彼女に、直方市役所のリアルな仕事の魅力や風通しの良い職場環境について、詳しくお話を伺いました。
 

 


 

きっかけは大学の求人!?民間志望から公務員へのユニークな道のり

ーまずは簡単な経歴と、公務員を目指したきっかけを教えてください。

 

三戸:出身は広島県で、大学進学を機に福岡に来ました。福岡大学のスポーツ科学部で学んでいました。

 

実は、もともと公務員志望ではなく、民間企業、特に住宅業界をメインに就職活動をしていました。ありがたいことに内定もいただいていたのですが、ちょっと個人の事情で、大学4年生の12月というタイミングで採用が取り消しになってしまって…。

 

 

ー年末のその時期にですか!それは大変でしたね。

 

三戸:はい。そこからまた就職活動を再開しなければならなくなり、大学の求人情報を見ていた時に、求人の一覧に「直方市役所」と書いてあるのを見つけたんです。

 

正直、最初は「市役所は公務員試験を受けないと入れない」と思い込んでいたのですが、よく見るとSPIで受験できると知って。「え、SPIで入れるんだ!」と驚きました(笑)。

 

今まで全く考えたことのなかった「公務員」という選択肢でしたが、これも何かの縁かなと。「どんなもんだろう?」という気持ちで受けてみたのが、最初のきっかけです。

 

 

ーなるほど。もともと直方市にゆかりがあったわけではなかったのですね。

 

三戸:はい、全くありませんでした。ただ、大学生活を送る中で福岡の街が大好きになっていたんです。大学が福岡市内にあったので、博多や天神にも行きやすく、その時に福岡の住みやすさと楽しさを知って「卒業後も福岡県内で就職したい」という思いが強かったですね。だから、博多までJRを使えば1本で行ける直方市という選択肢はごく自然なものでした。

 

住宅業界を目指していたのも、「生活に一番近い仕事がしたい」という思いがあったからです。その点では、市民の暮らしに最も近い場所で働く自治体の仕事は、結果的に私が根本で目指していたことと合っていたのかなと、今では感じています。

イベント企画からDX推進まで。若手が挑む多様な業務

ー入庁前と後で、公務員の仕事に対するイメージに変化はありましたか?

 

三戸:はい、すごくありました!入庁前は、市民課や税務課のような、いわゆる「窓口業務」というイメージが強かったんです。でも、最初に配属されたのは「健康長寿課」という部署で、私の入庁と同時に新設された「健康企画係」でした。

 

主な仕事は、ウォーキング教室のような健康に関する教室や、100人規模のイベントを企画・運営することでした。福岡のプロサッカーチームであるアビスパ福岡やギラヴァンツ北九州と協力して、親子向けのイベントを開催したこともあります。

 

「市役所がこんなイベントも企画しているんだ!」というのは、私にとって大きな発見でしたし、自分が考えた企画が実際にイベントという形になるのは、とても面白い仕事だなと感じましたね。

 

 

ー現在のDX推進係では、どのようなお仕事をされているのでしょうか。

 

三戸:今の部署に来て2年目になります。1年目は、ノーコードツールの活用や行政手続きのオンライン化の推進が主な仕事でした。そして今年は、今話題の生成AIを業務に活用していくための取り組みを進めています。

 

自分自身も生成AIのことについて勉強をしつつ、どの生成AIツールを導入するか、そして職員へどう普及させていくかを考えながら、取り組みを進めています。

 

 

ー未経験の分野で知識を身につけるのは大変だったのではないですか?

 

三戸:そうですね。でも、実は健康長寿課にいた時の係長がITに強く、オンライン申請やノーコードツールの活用にも積極的に取り組む方だったので、私自身もオンライン申請を業務の中で触れる機会が多くありました。

 

ノーコードツールに関しては当時の上司が、説明会やワーキンググループへの参加を勧めてくれたので、そこで少しだけツールの活用に触れる機会がありました。

 

手上げ制のワーキンググループは、当時の私にはハードルが高く感じましたが、上司に背中を押していただいたおかげで参加でき、今振り返ると本当にありがたい経験でした。

 

もちろん、本格的に知識を深めたのは今の部署に来てからです。今の係長に色々教えてもらいながら、ひたすら現場で、実際に自分の手を動かして覚えていきました。特別な研修を受けたというよりは、実践の中で身につけていった感じですね。

「ありがとう」が原動力に。入庁3年目で研修講師に大抜擢!

ー仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?

 

三戸:他部署の職員から業務改善やツールの活用方法の相談を受けたときに、やりがいを感じます。

 

昨年度、全庁的にノーコードツールの研修を実施したのですが、その企画から講師まで、全て任せてもらうことができました。その時は若手でもこんなに大きな挑戦をさせてもらえるんだ、と驚きました。

 

研修は1クール3回の構成で、それを3クール行いました。係長の支援を受けながらではありましたが、内容の考案から資料作成、当日の進行までをほとんど自分で考えさせてもらえました。

 

もちろん大変でしたが、参加してくれた職員から「こうやって使うんだ、分からなかったよ、ありがとう!」と言ってもらえたり、その研修以降、「業務を改善するためにツールを使いたいんだけど」と気軽に相談に来てくれるようになったりした時は、本当に嬉しかったですね。

 

頼りにしてもらえていることが実感できて、それが私にとって大きなやりがいになっています。

 

 

ー研修では、ご自身で考えたグループワークも実施されたとか。

 

三戸:はい。「ノーコードツールで業務改善アプリを作ってみよう」というお題で、グループワークを行いました。ただ話を聞くだけでなく、実際に手を動かしてもらうことで、より理解が深まると思ったんです。

 

各グループを回りながら、様子を見て声をかけたり、職員同士で協力しながらアプリを作成していく様子を見たりと、私自身も楽しみながら研修を進めることができました。行き詰まっているグループに少しヒントを伝えるだけで、新しい気づきが生まれて理解が深まる瞬間を見られたのも、すごく新鮮でした。

 

 

ー逆に、仕事で苦労したことはありますか?

 

三戸:係長が本当に手厚くサポートしてくれて、やりたいようにやらせてくれるので、正直、心が折れそうになったことはないんです。でも、強いて言うなら、やはり新しいツールの使い方を覚えることには時間がかかりましたね。

 

また、各課から業務改善の相談を受けたときに担当が希望する改善方法を実現できないことが多くあります。

直方市で導入しているツールでは機能が足りず、今の業務手順をデジタル化するだけでは業務を改善することができないからです。

 

そのため、時には業務の進め方そのものを根本から見直す必要があるのですが、それを相手の業務内容を聞いたうえで、こちらから提案したり、一緒に改善方法を探ったりすることは簡単なことではありません。

 

ただ、提案したものが採用されたり、一緒に考えたものが形になったりした時はうれしさや達成感を感じることができます。

 

 

休日はみんなで山登り!?風通しの良さが自慢の職場環境

ー職場の雰囲気について教えてください。

 

三戸:すごく良いです!今の企画経営課は、DX推進係(2人)と企画経営係(4人)、そして課長という少人数の体制なので、とてもコミュニケーションが取りやすいです。

 

人間関係でギクシャクすることも全くなく、みんなスキルや知識が豊富で尊敬できる人たちばかりです。

あと、直方市役所の大きな特徴だと思うのですが、支所がないんです。本庁や公民館、体育館なども比較的近い距離に集まっているので、他の課の人ともすぐに会いに行けるんですよ。

 

 

ー物理的な距離が近いと、コミュニケーションも取りやすいですよね。

 

三戸:はい。他の課のことで聞きたいことがあれば、すぐにその人のところへ足を運ぶことができますから(笑)。この物理的な近さは、職員同士の関係構築にすごく役立っていると思います。

 

大きな市だと、同じ市役所でも一度も会ったことがない職員もいると聞きますが、直方市ではそういうことはありません。プライベートでも職員同士で遊ぶことも多いみたいです!

この間も、休日に課のみんなで福智山(ふくちやま)に登りに行ったんです!

 ーえ、休日に課の皆さんとですか!

 

三戸:そうです(笑)。それくらい、風通しが良くて、優しい人が多い職場ですね。年齢が多少離れていても、フレンドリーに接してくれるのでとてもありがたいです。

 

プライベートも全力!部署異動で広がる仕事の可能性

ーワークライフバランスはいかがですか?

 

三戸:残業は基本的にほとんどありません。今は研修の課題などで少し忙しいですが、昨年度はほぼゼロでした。

 

お休みも、自分の取りたい時に取れる環境です。たまに仕事のスケジュール的に休めないことはありますが、職場が休みを取りにくい雰囲気ということは全くないですね。

夏季休暇も5日間しっかり取れるので、もう旅行の予定を立てています!

 

 

ー休日もアクティブに過ごされているんですね!

三戸:はい、旅行や遠出が大好きなんです。昨年は年末年始の休みでカナダに行きましたし、今年はトルコへの海外旅行や、熊本の花火大会に行くための旅行も計画中です(笑)。

 

プライベートを全力で楽しみたい人にとって、直方市役所は最高の職場環境だと思います。

 

 

ー最後に、公務員を目指す方へメッセージをお願いします。

 

三戸:私はもともと公務員志望ではありませんでしたが、実際に働いてみて、「公務員の仕事って面白い!」と心から感じています。

 

一つの市役所の中に、福祉、税務、総務、DXなど、本当に多様な仕事があって、異動はまるで転職するような感覚です。だから、いろんなことに挑戦したい方には、この仕事はぴったりだと思います!

 

新しいことをたくさん知れて、毎日が新鮮です。市民の方の暮らしに直接関わるやりがいと、常に新しいことに挑戦できる面白さの両方を、直方市役所でなら感じられると思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

 ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年8月取材)

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