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長浜市役所

長浜市がめざすまちの姿「新たな感性を生かし みんなで未来を創るまち 長浜」の実現に向けて、長浜で暮らし、学び、働く人々がそれぞれ夢と希望を抱き、最大限に力を発揮することができる未来志向のまちづくりに取り組んでいます。

「公共建築物の”一生”に寄り添う」故郷への想いと専門知識を胸に。長浜市役所建築技術職の魅力に迫る。

長浜市役所

2025/10/10

生まれ育った故郷で、自分の専門知識を活かして働く。


それは、多くの人が一度は目指すキャリアパスかもしれません。しかし、「公務員の仕事は専門性が活かしにくいのでは?」「地方の市役所は人間関係が閉鎖的かも…」といった不安から、一歩を踏み出せずにいる方もいるのではないでしょうか。

 

今回お話を伺ったのは、長浜市役所で建築技術職として働く職員。
幼い頃から慣れ親しんだ地元・長浜市で、大学で学んだ建築の知識を存分に発揮し、充実した日々を送っています。

 

地元への貢献を胸に市役所職員となった方が語る、仕事のやりがい、働きやすい職場の雰囲気、そしてプライベートの楽しみとは。
この記事を読み終えた後には、「公務員」に対するイメージが、きっと温かく、そして魅力的なものに変わるはずです。

 

 


「いつかこの街に恩返しを」地元への想いが導いた建築技術職の道

―大学卒業後に新規採用職員として市役所に入庁されたと伺いました。長浜市役所の建築技術職を志望された理由について、お聞かせいただけますか。

 

職員:生まれも育ちも長浜市です。大学は京都の大学に進学しましたが、約2時間かけて長浜市から通学していました。大学では、建築について専門的に学びました。

 

就職活動をはじめた大学4年生の春頃、改めて自分の将来を考えたときに、やはり「生まれ育ったこの長浜市に貢献したい」という想いが強く湧き上がってきたんです。

 

そんなとき、大学のゼミの先生から「公務員」という選択肢をすすめていただいたことが、大きなきっかけになりました。長浜市は、豊かな自然に囲まれながら、歴史的な街並みも大切に残されている、本当に住みやすい魅力的な街です。

 

この大好きな故郷のために、大学で培った建築の知識を直接活かせる仕事に就きたい。そう考えたときに、長浜市役所の建築技術職こそが、自分の想いを実現できる最適な場所だと思い、志望しました。

 

温かい人間関係が支えた新人時代

―専門職(建築技術職)として入庁されたわけですが、新人時代はどのように仕事を覚えていかれましたか?

 

職員:建築技術職としての採用でしたが、はじめは事務職など他の職種の同期全員と一緒に、公務員としての基礎を学ぶ集合研修を受けました。社会人としてのマナーや公務員倫理、市の全体像などを学び、同期との絆を深める貴重な時間でしたね。

 

その後、建築課に配属され、実務がスタートしました。私の配属当初は「建築課 建築指導室」という部署だったのですが、そこでは「OJT(On-the-Job Training)」という形で、教育係の先輩職員が一人、マンツーマンで指導についてくださいました。

 

窓口での市民の方への対応の仕方から、専門的な建築確認申請の審査方法まで、本当に手取り足取り、丁寧に教えていただけたので、未経験の業務にも安心して取り組むことができました。

 

―初めての社会人、そして専門的な業務ということで、大変だったことや、印象に残っているエピソードはありますか?

 

職員:やはり、窓口での市民の方への応対には苦労しました。入庁して間もない頃は、専門知識も実務経験も浅く、市民の方からのご質問にうまくお答えできないこともありました。自分の未熟さに悔しい思いをしましたね。

 

ですが、そんなとき、いつも助けてくれたのが職場の先輩方でした。長浜市役所は、困ったことがあれば部署や年齢に関係なく、すぐに誰にでも相談できる、とても風通しの良い雰囲気があります。

 

私が窓口で困っていると、すぐに先輩が駆けつけてフォローしてくださったり、業務後にじっくりと相談にのってくれたりしました。この温かい人間関係とチームワークがあったからこそ、一つひとつの壁を乗り越え、成長できたのだと心から感謝しています。

 

公共建築物の「一生」に寄り添う、市役所技術職ならではの醍醐味

―現在所属されている「建築課 建築係」では、どのようなお仕事をされているのでしょうか。

 

職員:現在は、主に市が所有する学校や公民館といった「公共建築物」の維持管理を担当しています。具体的には、建物の修繕や改修工事の計画・発注を行ったり、これから新たに建設する施設の設計内容をチェックしたりする業務が中心です。

 

この仕事のやりがいは、日々の業務を通して自分の成長を実感できることです。入庁当時はなにも分からなかった自分が、経験を重ねるうちに、一人で窓口対応を完結させられるようになったり、より専門的で複雑な案件を任せてもらえるようになったりしたときに、喜びを感じます。

 

そしてなにより、市役所の建築技術職ならではの醍醐味は、公共建築物の「一生」に携われることだと思います。建物の企画段階から、設計、工事監理、そして完成後の維持管理、さらには将来的な解体まで、そのすべてを見届けられる。

 

これは民間企業ではなかなか経験できない、非常にスケールの大きな、そして責任ある仕事だと感じています。

 

充実のワークライフバランスが、仕事への活力に

―働きやすさやワークライフバランスについてはいかがですか?

 

職員:休みは本当に取りやすい環境です。上司からも「月に一度は有給休暇を取得してね」と積極的に声をかけてもらえますし、職員それぞれが自分の仕事の進捗を管理しながら、計画的に休暇を楽しんでいます。

 

休日はアクティブに過ごすことも多く、最近は登山にも行きました。同期とは今でもとても仲が良くて、年に数回はみんなで集まって食事をしたり、休みの日が合えば一緒に出かけたりもします。

 

―公務員のイメージとして「堅い」という印象を持つ方もいるかもしれませんが、実際はとても柔軟で、職員同士の交流も盛んなのですね。

 

職員:そうですね。私自身も入庁前は少し「お堅い」職場をイメージしていましたが、実際は全くそんなことはありませんでした。職員の皆さんはとても気さくで、部署や年齢の垣根を越えてコミュニケーションが取りやすい、非常に風通しの良い職場です。

 

未来の後輩へ。「信頼される技術者」を目指して

―最後に、今後の目標と、これから長浜市役所を目指す方へのメッセージをお願いします。

 

職員:今後の目標は、建築に関する専門知識をさらに深め、スキルアップしていくことです。そして将来的には、他の部署の職員や市民の皆さんから「建築のことならあの人に聞けば大丈夫」と信頼され、頼りにされるような職員になることを目指しています。

 

長浜市役所は、自分の専門性を高めながら、同時にワークライフバランスも大切にできる、とても働きやすい職場です。

 

そして何より、生まれ育った地元に貢献できるという、他では得られない大きなやりがいを感じることができます。もし皆さんが、「地元のために何かしたい」という熱い想いをもっているのであれば、ぜひ長浜市役所の門を叩いてみてください。

 

―今日はありがとうございました。

 

穏やかな語り口で、ひとつひとつの質問に丁寧にお話しいただきました。その言葉の端々から、生まれ育った長浜市へのあたたかな想いが伝わってきました。

 

特に印象的だったのは、窓口での応対に苦労した新人時代を振り返り、「職場の温かい人間関係があったからこそ、乗り越えられた」と語られていたことです。自分の未熟さを素直に認め、周囲の助けに感謝する。その謙虚で誠実な姿勢こそが、市民の方々から信頼される、「これから」を形作っていくのだと感じました。

 

故郷への想いを胸に、専門知識を活かしながら地域に貢献する。
そんな、働くことの喜びとやりがいが溢れる取材でした。

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年9月取材)

職員インタビュー
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