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八街市役所

当市は千葉県中央部に位置する、農業を中心産業とする人口約6万5千人の街です。千葉県の代表的な農産物であるピーナッツの生産量は県内第1位、スイカ・にんじん・さといもなどの生産も盛んで、成田空港や東京都心へは市内北部を走るJRを利用することで60~90分ほどでアクセスできます。自然の豊かさと都市部の利便性の両面を享受できる八街市で、心豊かな暮らしを支える行政の仕事に携わってみませんか。

「民間からの挑戦」と「市役所でのキャリア形成」八街市を支える二人の土木技師が語る、仕事のやりがいと未来への展望

八街市役所

2025/12/23

千葉県八街市役所の下水道課で土木技師として働くNさん(写真左)とTさんのインタビュー記事です。民間企業からの転職で新たなキャリアを歩むNさんと、子育てと両立しながら専門性を磨き続けるTさん。異なる経歴を持つ二人が、市民の生活を支える仕事のリアルなやりがい、温かい職場の雰囲気、そして八街市の魅力について、それぞれの視点から語ります。

 

 


 

縁と経験を活かして。私たちが八街市役所の土木技師になった理由

 

ーまずはお二人の自己紹介と、現在の業務内容について教えてください。

T:工業高校で土木の分野を学び、学んだ知識や技術を仕事に活かしたいと思い平成14年度に土木技師として入庁しました。最初の配属は建設課で、その後、道路河川課、都市整備課での勤務を経験しました。途中、三度の育児休業を取得し、平成28年度から現在の下水道課に所属しています。下水道課では、主に大雨の際に雨水を一時的に貯留する「調整池」の維持管理や、施設の設計、工事の発注・監督業務などを担当しています。

雨水調整池での堆積物・閉塞物の点検作業

N:私は令和3年に民間の測量事務所から転職し、土木技師として入庁しました。地元に戻って民間での業務経験を活かしたいと考え、また安定した生活を求めていたときに八街市の募集を見つけて準備をすすめ、ご縁があり入庁に至りました。現在は施設の維持管理や整備工事、交付金に関する業務などを行っています。

 

市民の「当たり前の日常」を守る。インフラを支える仕事のやりがいとは

 

ーお二人とも、市民の生活に深く関わる下水道課でご活躍されていますが、仕事のやりがいや、逆に大変だと感じるのはどのような時でしょうか?

 

T:やはり、自分たちが維持管理している施設が、きちんと機能して市民の皆さんの安全を守れたと実感できた時に、大きなやりがいを感じます。特に調整池は、大雨の際に雨水が一気に川へ流れ込むのを防ぐ重要な役割を担っています。
 

ゲリラ豪雨が増える中、大雨が降った後に現場をパトロールし、調整池がしっかりと水を貯めて周辺の浸水被害を防いでいるのを見ると、心から安堵しますし、この仕事をしていて良かったと感じる瞬間です。


大変なのは、ご要望に対してすぐに対応できない時です。予算や法的な制約など、様々な事情があることを市民の方に丁寧にご説明し、ご理解いただくことの難しさは常に感じています。

詰まりの発生しやすい汚水マンホールポンプの定期点検

N:取引先とやり取りをすることがほとんどであった前職とは異なり、市民サービスを第一とする公務員の考え方に馴染むまで、最初は苦労しました。

 

入庁後しばらくは、自治体の計画に基づいて下水道の設計の一部分を専門的に担当していましたが、配属先で業務を行っていく中で、計画から設計、工事、そして完成後の維持管理まで、事業全体を一貫して見届けたいという思いが徐々に芽生えてきています。

 

民間企業に在籍していた頃は、事業の先にある住民の方の顔を直接見る機会は多くありませんでしたが、市役所では、緊急の通報を受けて現場に駆けつけ、原因を調査して復旧させた際に、住民の方から直接感謝の言葉をいただくこともあります。

 

前職での経験を活用できていると感じる場面も多く、自分のスキルが地域貢献に繋がっている手応えを感じられるのは公務員ならではの点だと思います。

 

「お互い様」が根付く職場。子育て世代も安心して働ける温かい環境

 

ー職場の雰囲気はいかがですか?

 

T:とても風通しが良く、働きやすい職場だと思います。下水道課には、私のような中堅から、経験者採用、そして新卒で入庁した若手まで、幅広い年代の職員がいますが、皆さん本当に穏やかで話しやすい方ばかりです。

年齢や役職に関係なく、誰かが困っていたら自然と声をかけたり、業務で行き詰まった時に相談したりできる雰囲気があります。上司も私たちの意見をしっかり聞いてくれますし、一人で抱え込まずにチームで仕事を進めていける安心感がありますね。

 

N:八街市役所に来てからは残業が大幅に減り、ワークライフバランスが劇的に改善されました。定時で帰れる日も多く、家族と過ごす時間や自分のための時間をしっかりと確保できています。

 

ーTさんは子育てをしながらキャリアを続けていらっしゃいますが、仕事との両立についてはいかがですか?


T:八街市役所は、子育てに対する理解が非常に深い職場だと感じています。私は三人の子供の出産に合わせて、それぞれ育児休業を取得しました。復帰後も、子供が小学校に上がるまでは育児部分休業制度を利用させてもらいましたし、現在も時差出勤制度を活用して、子供の学校行事などがある日は勤務時間を調整しています。女性職員も多く活躍しており、ロールモデルとなる先輩方がたくさんいることも心強いですね。

 

スキルアップを後押しする制度と、多様なキャリアパス

 

ー働きやすい環境に加えて、職員の成長をサポートするような制度や文化はありますか?

 

T:特に若手への技術の伝承は大切にされていますね。私自身も新人の頃、先輩方がマンツーマンで丁寧に仕事を教えてくださったおかげで成長できました。今は自分がその役割を担う番だと思っていて、後輩にはいつでも気軽に質問できるような雰囲気作りを心がけています。

 

N:業務に必要な知識の習得の際には研修費用などを市が負担してくれるので、スキルアップに向けて積極的な挑戦ができます。

 

ー土木技師としてのキャリアパスには、どのような可能性があるのでしょうか?

 

T:今回は下水道課の話が中心ですが、土木技師の配属先は多岐にわたります。数年ごとの異動で、道路や河川の管理、公園の整備、まちづくりに関わる都市計画など、本当に様々な分野の業務を経験できます。幅広い知識とスキルが身につき、多角的な視点を持った技術者へと成長できる環境ですね。

ときには雨水管の内部を確認することも…!

都心へのアクセスと豊かな自然。私たちが愛する「八街市」の魅力

 

ー最後に、生活の拠点としての「八街市」の魅力についても教えていただけますか?

 

N:八街市は、都心へのアクセスが非常に良いのが魅力です。総武本線を使えば、東京駅まで乗り換えなしで約1時間で行くことができます。それでいて、少し車を走らせれば豊かな自然が広がっていて、のどかな環境で暮らせるのが気に入っています。

 

T:私も、子育てをするには本当に良い環境だと感じています。公園もたくさん整備されていますし、子供たちがのびのびと走り回れる場所がたくさんあります。地域のお祭りなどのイベントもあって、人と人の繋がりを感じられる温かい街です。

生活を支える下水道をもっと身近に…駅前を彩るカラーマンホール

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年10月取材)

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