卒中途問わず、公務員を仕事に選ぶ理由で上位に来るのが「福利厚生」
公務員は充実しているイメージがあるが、とはいえ実際どうなのだろう?
そんな疑問についてお答えします!
🕒基本的な勤務時間と休暇

本市の勤務時間や休暇の制度については、およそ図のとおりです。
特徴としては、1年20日の有給休暇のほか、有給で取得できる休暇が非常に充実していること。
結婚や子育て以外にも、自身の病気やケガ、親族の介護にも使える休暇があることは、公務員ならではの点かもしれません。
とはいえ、休暇のラインナップ自体は全国的に似通っており、自治体間で大きな差はないといえます。
では、実際の取得状況はどうでしょうか?
📝2024年度の実績

2024年度の主な実績は、図のようになっています。
有給休暇や男性育休は、ともに全国水準より高い取得実績となっています。
男性育休は全国的に取得率が向上してきていますが、期間の長さにバラつきはあるものの、本市では以前から50~70%を維持。
また、時短勤務や子育て関係の休暇も積極的に取得しているところです。
なお、女性は育休取得率100%で、復帰率もほぼ100%です(一部、育休中の退職や転職があります)。
残業時間についても、平均としては全国を下回っています。
ただし、部署ごとに繁忙期があり、残業のボリュームは特定の時期に集中することがあります。
また、病気や退職での欠員や、突発的な事業などにより、長時間労働になってしまうケースもあります。
本市の職員が約900人ですので、およそ5.5%の職員が該当します。
負担をかける場面もありますが、なるべく平準化し、仕事と生活の両立を目指す風土だと思います。
💝心身の健康を支える様々な制度

公務員のメンタル不調の増加は全国的な問題。
本市では「心の健康相談室」を設け、外部の専門家に気軽に相談ができる体制を整えています。
また、仕事の希望や、家庭の事情や心身の状況などを人事へ申告できる「職員カルテ」を実施しています。
またハラスメント対策として、カスタマーハラスメントについてはシステムで記録を共有し、組織的な対応に努めています。
内部のハラスメントについても相談窓口を設けるなど、安心して働ける職場づくりに向け努力しているところです。
そのほか、職員が加入する共済組合や職員互助会では、各種の補助やセミナー、レクリエーションを通じて、福利厚生の充実を図っています。
🌈より働きやすい職場を目指して

本市ではより働きやすい環境を目指して、様々な環境整備を行っています。
比較的新しいものについて、いくつかご紹介します。
- 軽装の実施
これまでジャケットやネクタイの着用を義務付けるシーンがありましたが、原則としてノーネクタイ・ノージャケットでの勤務を認めています。 - テレワークの試験導入
地方公共団体情報システム機構の提供するシステムを活用し、試験的にテレワークを導入しています(本格的な導入にはまだ至っていません)。 - ノー残業デーのPC自動OFF
毎週水曜日をノー残業デーに設定し、事前の申請がないとPCが自動で電源OFFになります。なんとなくの残業をやめ、メリハリをつける目的です。 時短勤務の拡大
地方公務員育休法に定められた年齢に加え、本市では条例により中学校就学前まで取得可能になっています。仕事も暮らしも、安心して続けられる職場へ
このブログでは、本市の福利厚生制度をご紹介しました。
職員一人ひとりが安心して長く働けるよう、仕事だけでなく日々の暮らしや将来設計までを支える環境を整えています。
今後もよりよい職場環境づくりに向けて、努力していきたいと考えています。
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