今回は、館山市役所の観光みなと課で働く板東さんにお話を伺いました。
前職は人気スポーツブランドの副店長。結婚と出産を機にUターン転職を決意し、畑違いの公務員の世界へ飛び込みました。
「正解がない」という観光の仕事の難しさとやりがい、そして前職で培ったスキルを意外な形で活かす仕事の舞台裏とは?市のスローガンに共感し、自らも「若者が戻ってきたいまち」を創ろうと奮闘する姿に迫ります。

動画の目次
00:15 ご経歴について教えてください
01:02 なぜ転職して館山市役所に?
01:43 観光みなと課のお仕事内容について
02:38 インバウンド向けの歓迎で海外YouTuberに映り込み!?
03:19 大型船を誘致する「ポートセールス」とは
03:50 印象に残っている業務を教えてください
04:47 観光の仕事の「大変さ」と「やりがい」
05:05 アイディアを出して進めている事業について
06:10 職場の雰囲気と、同期との繋がり
07:05 最後にメッセージをお願いします!
市長の言葉が後押しに。Uターン転職で故郷のまちづくりへ
前職のスポーツブランドで7年間働いた後、結婚と出産を経て、栃木県からUターンしてきました。きっかけは「自分が育った館山市で子どもを育てたい」という想いでした。
そんな時、市長が「若者が戻ってきたいと思えるまちにする」と掲げているのを知り、「自分も市役所に入って、そういうまちを創る一員になりたい」と決意しました。

「ようこそ館山へ!」大型船のお出迎えから港の図書館づくりまで
私の仕事は、日本一の長さを誇る「館山夕日桟橋」をはじめとする港の魅力を活かした観光振興です。国内外から寄港する大型船を市を挙げて歓迎したり、自衛隊や船員を養成する学校に港の利用をPRする「ポートセールス」も行います。
決まった仕事をこなすだけでなく、最近では、船の魅力を知ってもらうための「港の図書館」づくりなど、自らアイディアを出して新しい事業を形にすることに、大きなやりがいを感じています。

前職で培った「きれいにたたむ技術」が意外なところで大活躍!?
スポーツブランド時代に培った経験は、今の仕事にも活きています。
特に、スタッフの働きやすい環境を考えるトレーニングの経験は、係で協力してイベントを運営する際に役立っていると感じます。
…あと、個人的には服を「きれいにたたむ」のが得意なので、イベントで使う法被や旗をいつもきれいにたたんでいます(笑)。次の人が気持ちよく使えるように、という心配りは前職で身につきました。



