かつて活気にあふれた商店街が、シャッター街に。
そんな銀天街のアーケードを舞台に、毎月第3日曜日「まちはみんなの遊園地」を仕掛ける産業政策課の職員に密着します。
当初はわずか3〜5店舗、コロナ禍も乗り越えて、いまや20店舗・月1,000人が集う場所へ。あの日の活気と笑顔を取り戻す仕事の裏側と、離島で育った青年が公務員を志した原点に迫ります。

動画の目次
- 00:00 新しい商店街のカタチ
- 00:25 いま担当している事業 ―「まちはみんなの遊園地」とは
- 00:47 イベント当日の様子(出店・ステージ・木製遊具)
- 01:30 市役所職員としての役割(許可・調整の裏方)
- 01:53 地域の関係者との関わり
- 02:19 開催初期の苦悩と、月1,000人が集まるまで
- 03:08 公務員としての原点、生まれ育った離島・御所浦島
- 04:08 公務員を志した原体験
- 05:13 変わり続けることを、面白がる ― 部署異動について
- 05:44 どんな人と一緒に働きたい?
- 06:28 目指す職員像
シャッター街を、みんなの遊園地に
いま担当しているのは、商店街のアーケードを活用したイベントなんです。シャッター街になってしまった銀天街を、子育て世代の皆さんにも日常的に足を運んでもらえる場所にしたくて。
雨の日でも子どもが遊べる場所を作りたい、あの日の活気と笑顔をもう一度取り戻したい、そんな想いで毎月第3日曜日に「まちはみんなの遊園地」を開いています。
10時から15時まで20店舗以上が出店して、ステージイベントがあったり、木製遊具で子どもたちが遊んだり。芝生を敷いて、親御さんが遠目に見守りながら安全に遊べる空間を作ったりしています。
僕の役割はこの遊園地の事務局というか、完全に裏方ですね。道路の許可関係があるので警察や消防に話を通したり、出店者の皆さんに声をかけて回ったり。開催にまつわる手続きをこまごまと手伝っています。
地域の方は気軽に話しかけてくださる方が多くて、プライベートの話もいろいろさせてもらったり。休日に参加していると、仕事というよりプライベートみたいな感覚で関われているのが、自分でもちょっと不思議で楽しいんですよね。


360度、海に囲まれた島で
出身は御所浦町の御所浦島、嵐口地区なんです。本土との行き来は船でしかできない有人離島で、360度ぜんぶ海。
島にいた頃は何とも思わなかったんですけど、いざ出てみて、自分が育ったまちは不便は不便でも、人の温かさだったり、好きなところがいっぱい詰まった場所だったんだなって実感しました。だいたいみんな顔見知りで、道で会えば声をかけてもらえる。それがやっぱり嬉しいんですよね。
実家が漁業をしていて、休みもなかなかなくて。小さい頃からそれを見てきたので、土日も祝日もちゃんと休める公務員っていいなあって思ったのが、正直なきっかけです(笑)
本当に単純な理由なんですけどね。
ただ、もともと人と関わるのが好きで。
祖父母と暮らしていたんですけど、学校から帰ると近所のおじいちゃん・おばあちゃんがたまり場で談笑していて、その光景がずっと頭に残っていて。そういう人たちと接するうちに、人と関わる仕事がしたいと思うようになったんです。

変わり続けるのを、面白がる
一緒に働きたいのは、やっぱりポジティブな人ですね。天草市に限らずどの自治体も、人が減っていったり課題は山積みだと思うんです。
でもそこで問題ばかりに目を向けるんじゃなくて、じゃあどう解決しようか、事業者さんのために何ができるかを考えて、ちゃんと行動に移せる。そういう人たちと一緒にやりたいですし、自分もまだまだ未熟なので、そういう人を参考にこれからも頑張っていきたいなと思っています。



