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与謝野町役場

与謝野町は、京都府北部丹後半島の付け根に位置し、面積108.8㎢の中に約2万人が暮らす小さなまちです。南北約20kmの間に町並みや集落が連なり、住民の顔が見え、住民の声を直接聞くことができる、まとまりのよさが特徴です。 大江山連峰をはじめとする山並みに抱かれ、野田川流域に広がる肥沃な平野から、日本三景天橋立を横一字に臨む阿蘇海へ流れるように続く景観は、四季折々に美しい姿を作り出す豊かな自然とともに、古代丹後王国に思いを馳せる古墳群、明治・大正から昭和の文化を色濃く残す町並みがあります。 丹後ちりめんに代表される織物業、町独自の有機質肥料「京の豆っこ」を使用した自然循環農業といった伝統産業を継承しながら、近年では国内のクラフトビール醸造所にフレッシュな国産ホップを供給する日本初のフリーランスホップ産地として新たな農業振興施策を展開、さらには「子育てするならこのまちで」をスローガンに、妊娠前・妊娠中から出産後、そして学童期までをサポートする子育て支援にも力を入れています。

保健師からキャリアを始めてみませんか?〜京都府与謝野町は受け入れ態勢万全です〜

与謝野町役場

2024/08/21

京都府与謝野町の保健師として様々なステージの方をサポートしてこられている橋本さんに、保健師の仕事の魅力や職場の様子などについてお話を伺いました。

 

ー入庁までのご経歴をお聞かせください。

 

橋本:幼いときから高校まで与謝野町で暮らしてきて、大学は山梨大学の医学部看護科へ入学しました。平成25年3月に卒業して新卒では京都府舞鶴市の共済病院に保健師として入職したのですが、実務としては看護師業務がメインだったこともあり転職を考えました。

 

翌年の平成26年4月に向けてちょうど与謝野町が保健師の職員募集をしていることを知り、採用試験を受験しました。合格を頂き、保健師として入庁を致しました。ただ、3年後の平成29年3月に家庭の都合で一度退職をしております。もちろん嫌になったとかではないですよ(笑)。

 

その後、平成31年4月に会計年度任用職員として与謝野町に再入庁させて頂き、9月までの半年間勤務しました。改めて採用試験を受け、同年の10月から正規職員になり現在に至る、という感じです。

 

ー保健師になりたいという思いはいつ頃から持たれていたのでしょうか。

 

橋本:元々のところでいうと、養護教諭になりたいという考えを持っていました。看護科を目指したときには最終的には学校の保健室の先生になりたいなと思っていたんですよね。実際、大学で学ぶまでは保健師の仕事内容について詳しく理解していませんでした。

 

色々なカリキュラムを通じて、保健師の仕事が病気になったときではなく、健康な人が自分らしく生活することを手助けする仕事なんだというのを知り、強く興味を惹かれました。地域全体の健康を考える仕事って素敵だなと思い始めました。

 

ー保健師としてこれまで従事してきた仕事内容や部署などを教えてください。

 

橋本:新卒で入庁したときは保険課に配属されました。住民健診を受けられた方に対して必要な特定保健指導を行なったり、高齢者向けの健康教室を開催するなどの仕事をさせて頂きました。

 

会計年度任用職員のときには福祉課の所属となり、地域包括支援センターで介護が必要な高齢者の方々へのサポートを行ないました。必要な支援が受けられる制度の説明を行なったり、関係機関との連携業務などが具体的な仕事になります。

 

改めて正規職員になった翌年1月から現在まで、子育て応援課の保健師として妊娠期から出産、子育て中のご家庭の相談支援や乳幼児検診などの業務に従事しています。ちょうど保健師職が配属される3つの課を一通り経験させて頂いたというところですね。

 

現在の所属部署の体制としては、課の中に家庭応援係とこども応援係の2つがあります。私たち保健師が所属するのは家庭応援係になるのですが、妊婦さんや小さなお子様を持つご家庭の母子保険であったり児童福祉であったりの一元的な相談窓口を担っています。

 

そのために保健師だけでなく、助産師や栄養士といった専門職の人間も一緒に仕事をする係となっています。課の名前とは別に、今年の4月から「子ども家庭センター」という名称も掲げています。

 

ー毎日のお仕事での内勤と外勤の割合はどのようなバランスでしょうか。

 

橋本:それぞれの事業ごとに働き方の違いがあるかなと思います。乳幼児検診でしたらお越し頂いた保護者とお子様の相談対応ですし、町内に3か所ある子育て支援センターに来られる方々の相談支援の場合はセンターの方に出向いての対応となります。

 

担当地区の保育園やこども園への訪問もあったりしますので、1週間の中でも結構出たり入ったりしている感じですね。

 

ー役場内での人間関係はいかがですか。

 

橋本:コミュニケーションが取りやすい環境だと思います。上司もそれぞれの職員をよく気にかけて下さいますし、同僚同士も仲良く楽しく話しができる間柄だと感じています。違う課の職員も含めて雑談も結構しているかなと思います(笑)。相談もしやすいですね。

 

私の印象としては子育て応援課は特に職員同士の仲が良いのかなと思っていて、毎日わいわいしながら仕事をしているかなと思います。

 

ー町内の色々な機関と情報共有や連携をされることも多いですか。

 

橋本:そうですね。保育園やこども園もそうですし、発達関係で病院との連携もあったり、発達教室や保健所などもやり取りをします。それぞれで持っている情報が違う部分がありますので、総合的に考えてベストな支援ができることが大切だと思っています。

 

ー保健師のお仕事をしていて良かったと思える瞬間ややりがいについて教えてください。

 

橋本:これまで経験してきた3つの課で共通して言えることとして、名前を覚えてもらって頼ってもらえることがやりがいですね。「橋本さんに相談しようと思って」って言ってお電話を下さったり役場に来て下さったりするのはとても嬉しいです。

 

地域密着型で毎日の仕事をしていますので、それぞれ顔が見える存在にはなっているのかなと思います。その意味ではなにか助言させて頂くことがあったときに、その方の行動に良い変化が現れたときなどはやっていて良かったなと思える瞬間ですね。

 

ー与謝野町にお住まいの方々同士のつながりは深いなと感じますか。

 

橋本:あまり都会に長く住んだことがないので比較して考えられないところではあるのですが、住民同士の精神的な距離感は近いと言えると思います。あまりよく知らない人同士でも、町中で会ったら挨拶したりとか。

 

ー残業の有無や休暇の取得など働きやすさについて教えてください。

 

橋本:時期によって残業があるときはありますが、基本的には定時に帰っています。自分の子どもを迎えに行く時間が決まっていることもあり、そこは配慮してもらえている部分もあります。同じような状況の同僚も多いので、協力し合いながら働けています。

 

また、事業によっては土曜日が勤務になることもありますが、その時には振替休日を取得しています。

 

ー暮らす場所としての与謝野町はいかがでしょうか。

 

橋本:車での移動は必須ですが、生活していて必要十分なお店や施設は与謝野町内にありますので不便は感じていないですね。もちろん、大きな買い物などをするときには福知山市や豊岡市などに行きますが、大体どこも車で1時間以内で行ける距離です。

 

ー最後に、与謝野町への応募を考えている人に向けてメッセージをお願いします。

 

橋本:私自身が学生時代に保健師の仕事をちゃんとイメージできていなかったように、学生の頃はなかなか具体的な仕事内容が分からないということはあると思います。なんとなく最初は看護師職を経験してから次を考えるというようにも思うかもしれません。

 

でも私は、保健師としてキャリアをスタートさせることに不安を持っている方には、全然不安に思わずに入ってきてほしいと思っています。与謝野町はそこまで大きくない組織だからこそ手厚くフォローできる環境があるんですよね。

 

特に最初の頃、私自身が手厚く育ててもらったと感じているので、これから入ってくる方々にも同じように、一緒に考えながら仕事ができたらと思っています。保健師からキャリアの第一歩を始めることは全然アリだと思っています!

 

 

ーどうもありがとうございました。

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与謝野町は、京都府北部丹後半島の付け根に位置し、面積108.8㎢の中に約2万人が暮らす小さなまちです。南北約20kmの間に町並みや集落が連なり、住民の顔が見え、住民の声を直接聞くことができる、まとまりのよさが特徴です。 大江山連峰をはじめとする山並みに抱かれ、野田川流域に広がる肥沃な平野から、日本三景天橋立を横一字に臨む阿蘇海へ流れるように続く景観は、四季折々に美しい姿を作り出す豊かな自然とともに、古代丹後王国に思いを馳せる古墳群、明治・大正から昭和の文化を色濃く残す町並みがあります。 丹後ちりめんに代表される織物業、町独自の有機質肥料「京の豆っこ」を使用した自然循環農業といった伝統産業を継承しながら、近年では国内のクラフトビール醸造所にフレッシュな国産ホップを供給する日本初のフリーランスホップ産地として新たな農業振興施策を展開、さらには「子育てするならこのまちで」をスローガンに、妊娠前・妊娠中から出産後、そして学童期までをサポートする子育て支援にも力を入れています。

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