座談会後半では、与謝野町の山添藤真町長が、今後のまちづくりのビジョンを語ります。
織物業や農業といった地場産業を次世代に継承するための具体的な取り組みや、流域全体の環境を考える「阿蘇海」の再生プロジェクト。さらに、劇作家・平田オリザ氏と連携したユニークなコミュニケーション教育にかける想いとは。
「自分・未来・人を信じる楽観性」を職員に求めるという、若きリーダーの組織論と、未来への熱いメッセージをお届けします。

動画の目次
00:11 今後の事業について教えてください
01:04 環境に関する事業について教えてください
01:56 教育に関する事業について教えてください
03:48 なぜ演劇を教育に組み込もうと思ったのですか?
04:57 町長から見た与謝野町職員の印象を教えてください
05:24 職員とのコミュニケーションはどのように取っていますか?
06:38 町長が求める職員像について教えてください
07:36 最後に求職者へのメッセージをお願いします!
伝統産業を未来へ。環境と教育で支える、持続可能なまちづくり
地場産業である織物業と農業。
その根幹を支え、次世代へ継承するための取り組みはまだ道半ばです。養蚕事業の定着や、有機肥料の提供による美しい土壌づくりは、これからも継続していきます。
その上で、大江山から阿蘇海へと続く流域全体の環境を保全する施策や、子どもたちの未来を育む教育に、これまで以上に力を入れていきたいと考えています。

劇作家・平田オリザ氏と連携。演劇で育む「他者への共感力」
私たちは、劇作家の平田オリザ先生にご協力いただき、演劇的手法を用いたコミュニケーション教育を学校現場で推進しています。
演劇で他者の役割を担うことは、普段は想像しないような立場を理解し、思いやりや共感力を育むことに繋がります。
子どもたちが自信と思いやりにあふれ、創造的に未来を切り拓く。そのためのユニークな教育プログラムを、これからも展開していきます。

求めるのは「楽観的」な人材。自分と、未来と、人を信じる力
私が職員に求めるのは、「楽観的」であることです。
それは、自分を信じ、未来を信じ、人を信じる力に繋がるからです。人口が縮小していく社会の中で、困難な局面にも勇気を持って挑戦できる、そんな職員と一緒に仕事がしたい。
与謝野町には、住民の皆さんの思いに寄り添いながら、住民本位のまちづくりを共に創り上げていける環境があります。



