●仕事の内容
十和田湖で獲れる魚「ひめます」の供給担い手になるための研修・実習が主な仕事です。
まず、ひめますを見て触って知ること、そして地域の方を覚えるため、ひめますの販売所から研修が始まります。

その後は実際に漁に行き、秋になると遡上してきた親魚から卵を取りふ化をさせ、翌年の春まで稚魚を育て6月に放流するまでを行います。
研修の内容は、月1回Facebookから発信しています。
●仕事の魅力
ひめますを卵から稚魚まで育てるのは大変ですが、日が経つにつれて稚魚が大きく育っていくのは感動します。また、ひめます漁実習では、自分が製作した網にひめますが掛かると上手く網を作れたという嬉しさがあり、やりがいを感じます。
そして、何と言っても、雄大な大自然に癒やされながら、先人たちが守り育ててきた「十和田湖ひめます」を受け継いでいくことに魅力を感じます。

●1年の流れ
時 期 | 研修・実習内容 | ポイント |
4月〜6月 | ・遊漁券(釣り券)販売 ・ひめます販売 ・稚魚管理 ・稚魚放流準備 ・稚魚放流(6月下旬) | ・4月から釣りが解禁になります。ひめます漁も始まり活気づいてきます。 ・半年以上育ててきた稚魚を放流します。 |
7月〜8月 | ・ひめます漁 ・遊漁券(釣り券)販売 ・ふ化作業準備 | ・先輩漁師の船に乗せてもらい漁実習を行います。 ・ふ化場の準備をします。 |
9月〜10月 | ・親マス採捕 ・採卵 ・親マス販売 | ・地曳網などで採卵に必要な親マスを確保します。 ・親マスも美味しく食べられます。 |
11月〜3月 | ・卵の管理 ・稚魚管理 ・漁網作り | ・卵や稚魚を育てる重要な仕事です。 ・空き時間に漁網づくりをします。 |

