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渋谷区役所

渋谷区は、性別・人種・年齢・障がいなどのちがいを超えて、ダイバーシティとインクルージョンを尊重する社会を実現させ、「ロンドン、パリ、ニューヨーク、渋谷区」と言われるような、成熟した国際都市を目指しています。 渋谷区には渋谷駅周辺のほか、原宿、恵比寿、代官山など多くの魅力がある街で、その取り組みは全国的に注目されています。 ぜひあなたのクリエイティブな発想とチャレンジ精神を渋谷区で発揮し、ともに「ちがいをちからに変える街。渋谷区」をつくりましょう。

「ちがいをちからに」渋谷区で自分らしく輝く保育士たち〜経験を活かして、成長できる環境〜

渋谷区役所

2024/08/12

渋谷区の区立保育園で働く2人の保育士にインタビュー。海外のデイケアセンターや都内の私立保育園や公立保育園での経験を経て、渋谷区を選んだ理由とは?また、採用試験の対策、日々の業務内容、やりがい、自分自身の個性を活かせる働き方について、お話をお聞きしました。

 

ー ご経歴を教えてください。

 

依田:大学卒業後、新宿区の保育園で4年間勤務しました。子どもたちと関わる上で、海外ではどのような保育をしているのかが気になり、ワーキングホリデー制度を利用してカナダのバンクーバーに行きました。

 

バンクーバーでは、こちらの保育園にあたるデイケアセンターでのボランティアやコミュニティカレッジでの幼児教育を経験しました。

 

その後、アメリカのディズニーランドにある日本館で働くプログラムに参加し、働きながら現地の生活を楽しんだりしていました。帰国後、渋谷区に入区し保育士として勤務しています。

 

今駒:平成25年4月に地元の私立保育園に保育士として勤務し、9年間勤めた後に一度退職しました。その後、都内の保育園に4年ほど勤めた後に、渋谷区の保育園に転職しました。

 

最初の転職(都内の保育園への転職)のきっかけは、待機児童問題でした。当時、都心部では保育園になかなか入れないというのをニュースで見ていたので、都内に勤めた方が貢献できるのかなと思い、転職しました。

依田さん、今駒さん

ー お二人は、なぜ公立保育園、そして渋谷区を選んだのですか?

 

依田:まず、公立保育園だと長く働けると考えたためです。また、渋谷区の「ちがいを ちからに 変える街。」というスローガンが、私の中で魅力的でして。いろんな人がいていいんだよと言いますか、いろんな力や得意なことを受け入れてくれるのかなと感じました。

 

今駒:次にもし転職するなら、経験豊富な保育士と働きたいと思っていたので、長く勤めている方が比較的多い公立保育園を希望しました。その理由は、先輩方から学んだり、私自身も様々な経験を積みたいと考えたためです。

 

渋谷はよく遊びに行く身近な場所で、駅前のビル群だけではなく、子どもたちが自然に触れやすい環境があることも知り、惹かれていきました。例えば、明治神宮では子どもたちとお散歩をしながらお花や虫を見つけたり、どんぐりを拾ったり。広~い代々木公園では子どもたちと思いっきり遊ぶことができます。

 

依田:保育園の周りにも自然がありますよね。

 

今駒:そうそう、緑道があるので、子どもたちを連れてお散歩していますね。

ー 渋谷区の採用試験の対策はどのようにされましたか?

 

依田:一般教養と保育の専門試験、作文でした。一般教養は、学校で習ったような内容で、歴史上の人物などで、専門試験は、子どもの発達についてなどでした。作文は、公立保育園ならではの役割について、考えをまとめるようにという内容でした。

 

今駒:保育士として経験を積んでいたので、専門試験の子どもの発達については理解していましたが、試験対策として、公立保育園の試験対策の問題集を解きました。一般教養は、ニュースを見たり、今ある知識で対策できると思います。

 

ー 現在の業務内容を教えてください。

 

依田:4歳児クラス(26名)の担任をしています。担任は2人で、補助の先生が1人います。

 

1日の流れについては、朝は子どもたちが登園してくるので受け入れ、体調などを確認します。その後、日中の活動(散歩、製作など)を行い、食事、お昼寝、午後の活動、子どもたちの帰りの支度をして、遅番の担当に引き継ぎます。お昼寝の時間や遅番の担当に引き継いだ後に、日誌を記録しています。

 

今駒:5歳児クラス(20名)の担任をしています。担任は2人で、補助の先生が1人います。

 

4歳児クラスと1日の流れはほぼ同じですが、発達することによりお昼寝をしなくなる子も増えるので、活動時間が多くなり、お昼寝の時間が短めになります。

 

1年間の行事の流れについては、夏はプールや夏祭り、秋は運動会、冬は発表会、春は卒園式などがあります。他にもこどもの日やひな祭りなどの小さな行事もたくさんあります。

ー子どもの年齢による違いについては、他にどのようなものがありますか?

 

今駒:保育の現場では、乳児(0歳から3歳)と幼児(4歳から5歳)に分けて考えることが多いですね。

 

乳児、特に0歳の赤ちゃんは、初めてお母さんお父さん以外の人と信頼関係を築く大切な時期です。保育士はその最初の存在となるので、赤ちゃんが安心して新しい世界に踏み出せるように、温かく見守ることが大切です。

 

依田:幼児期になると、乳児期に得た大人との信頼関係を基に、幼児期になると友達との関わりが増えてきます。まだまだ「自分が一番」という気持ちが強く、「こうしたい」「やりたい」という自己主張も強いです。

 

そのため、友達との意見の衝突も多く、「やだ!」「なんで?」とぶつかってしまうこともあります。そんな時、保育士は子どもたちの気持ちをしっかり受け止め、「お友達はこう思っていたんだよ」と気づかせてあげることが大切です。「自分も大切だけど、相手も同じように大切なんだよ」ということを、日々伝えています。

 

ー子どもたちに日々声かけをしているのですね。

 

今駒:そうですね。でも、あえて声かけをしない時もあります。年齢が上がるにつれて、子どもたちのやり取りを見守り、自分で解決できると思って見守ることもあります。

 

どうしても解決できずに困っている時は、「こういうことだったんでしょ」と気持ちを代弁してあげたりします。子どもたちは保育士の話をよく聞いてくれるので、「自分で謝ってみよう」と促すと、素直に謝りに行くこともあります。

 

ただ、介入しすぎると子どもたちの学びの機会を奪ってしまうこともあるので、見守ることも大切です。子どもたちが自分で解決できるよう、学ぶきっかけを見守るようにしています。

 

依田:子どもたちは「自分でやりたい」という気持ちと「やってもらいたい」という気持ちが混在していることがあります。そんな時は、「できるよ」「頑張れるよ」「かっこいい」など、様々な声かけをしながら、子どもたちが自分でできることを少しずつ増やしていけるようにサポートしています。

 

小さなステップを積み重ねていくことが大切だと考えています。「これができたら、次はこれができるよ」というように、スモールステップで進めています。

ー 保育士として心がけていることはありますか?
 

今駒:保護者の方には、保育園での子どもの様子や成長をこまめにお伝えするようにしています。そうすることで、保護者の方との信頼関係が深まり、家庭内の育児においても良い影響が出ているとの声をいただいております。「おうちでもズボンの着脱の練習をしてみてください」といったお願いも、快く聞いてくれることが多いです。

 

依田:特に乳児期は、体の成長に個人差が大きいので、一人ひとりに合わせた対応が必要なんです。ハイハイやつかまり立ち、歩く、ジャンプなど、できるようになる時期はそれぞれ違うので、それぞれの発達段階に合わせて、安全で楽しい遊びを提供することを大切にしています。

 

また、「いろんな人がいていいんだ」ということを常に意識しています。子どもたちだけでなく、保護者の方にも様々な個性があるので、それぞれの人に寄り添った関わり方を心がけています。

 

ー 仕事のやりがいや面白さを教えてください。

 

依田:子ども一人ひとりの個性や成長を見守れることが面白く、やりがいでもあります。そして子どもたちの豊かな想像力に触れられることですね。例えば「移動するよ」と言ったら、忍者ごっこをする子どもがいたり。子どもたちが想像の世界を楽しんでいる姿を見ると、こちらも楽しくなります。

 

今駒:成長を感じられるの、面白いですよね。特に運動会やお遊戯会などの大きな行事では、練習の過程から本番まで、子どもたちの成長を間近で見守ることができます。保護者の方と一緒に感動を共有できて、感謝の言葉をいただくことも、大きなやりがいの一つですね。

 

依田:以前担任をしていた年長クラスの運動会では、縄跳びが苦手で「できない」と言っていた子がいたんです。練習を重ねるうちにできるようになり、本番ではみんなと一緒に縄跳びをする姿を見たときは、とても感動しました。

ー お仕事をする中で感じる渋谷区の良さは何ですか?

 

依田:まずは、福利厚生がしっかりしているところでしょうか。渋谷区は休みを大事にしていて、上司からも「(休みを)取れるときは取ってね」という声かけがあるので、働く側としてはとても助かります。また、研修が多く、他の保育園や他自治体の保育士との情報交換の機会が多いため、視野が広がることも良い点だと思います。

 

今駒:自分の得意なことを活かせる職場だと感じています。職場の雰囲気も良く、職員同士で協力し合いながら働ける環境です。

 

園長先生も先輩保育士の方へも「これをやりたい」と提案や相談をしやすく、やりたいことをやらせてくれる環境なので、とてもありがたいと感じています。園長先生は保育の大ベテランなので、アドバイスをいただいて、アイデアのブラッシュアップに繋がることが多いです。

 

依田:それこそいろんな人がいるので、お互いの「得意」を活かしながら、時には協力して苦手なこともやっています。今駒先生はピアノが上手で、みんながハッと引き寄せられてますよね。

 

今駒:依田先生は英語ができたり。体を動かすのが得意な先生もいますよね。

ー 今後目指している保育士像はありますか?

 

依田:「安全基地」のような存在でありたいですね。子どもたちが安心して自分の気持ちを表現できるような、安心できる存在を目指したいです。

 

今駒:今も楽しいですが、10年後も子どもたちと一緒に楽しく保育士を続けていたいです。子どもたちが楽しく過ごせるためにはどうしたらいいかを学びながら、子どもたちも毎日楽しく登園してくれるような保育士になりたいと思っています。
 

ー 渋谷区を目指す方へのメッセージをお願いします。

 

依田:渋谷区は多様な人材を歓迎しているので、「ちがいをちからに」変えたいという方におすすめです。中途採用でも活躍できる環境なので、ぜひ挑戦してみてください。


今駒:渋谷区はいろんな人がいるので、自分の得意分野を生かしたいという方におすすめです。私たちみたいに中途で入った保育士でも、経験を活かして働いています。もしチャレンジしてみようかなと思う方がいるなら、今までの経験を活かして保育ができると思います。

 

ー ありがとうございました。

 

 

〜渋谷区 人事課 採用担当あとがき〜

 

今回のインタビューに協力をしてくれた2人が所属する保育園の園長から次のようなメッセージをいただきました。

 

「この2人は今までの経験を活かし、現在に至ってます。

違う経験があるからこそ感じるもの、思うところが多くあり、人と向き合っていく仕事だからこそ様々な経験がすごく活かされているなぁと、目の前で見ていて強く思います。

まさに『ちがいを ちからに 変える街。渋谷区』にふさわしい生き方ですね。」

 

こちらから園長にメッセージをお願いしたわけではなく、やり取りをしている中で自然にいただいた言葉だったので、園長に無理を言って掲載させていただくことになりました。

 

職員一人ひとりの特性を理解、尊重する園長や、経験豊富な先輩職員と一緒に、ぜひ渋谷区の区立保育園で働いてみませんか。

皆さんの一人ひとりの特性が生かせ、チャレンジする姿勢を応援してくれる職場だと思います。

 

保育園を訪れると、元気で人懐っこい子どもたちに歓迎をされ、とても楽しい気持ちになり元気をもらえました。

子どもたちがこうして活き活きと保育園で生活をしているのは、良い保育が行われているのも理由の一つなんだろうなぁと感じました。

 

この記事をご覧になり、渋谷区の区立保育園に少しでも興味を持っていただけたら、採用試験の受験をご検討いただければ幸いです。

職員インタビュー

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渋谷区は、性別・人種・年齢・障がいなどのちがいを超えて、ダイバーシティとインクルージョンを尊重する社会を実現させ、「ロンドン、パリ、ニューヨーク、渋谷区」と言われるような、成熟した国際都市を目指しています。 渋谷区には渋谷駅周辺のほか、原宿、恵比寿、代官山など多くの魅力がある街で、その取り組みは全国的に注目されています。 ぜひあなたのクリエイティブな発想とチャレンジ精神を渋谷区で発揮し、ともに「ちがいをちからに変える街。渋谷区」をつくりましょう。

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