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DX化の進む渋谷区役所への転職者が働き方ややりがい、ワークライフバランスについて語る

渋谷区役所

2023/11/09

東京都渋谷区のデジタルサービス部ICTセンターで働く黒光 祐輔(くろみつ ゆうすけ)さんと、土木部企画管理課で働く小野寺 淳(おのでら じゅん)さんにお話を伺いました。


—これまでのご経歴を教えてください。

 

小野寺:北海道の大学を卒業したあと、医療法人で経理の仕事を2年間していました。その後転職をし、製造業の営業職を5年務め、今年渋谷区に入庁しました。現在は土木部企画管理課管理係に所属しています。

 

黒光:以前別の地方自治体に勤めていました。介護保険課に3年、ICT部門に4年、地域経済に関係する課に1年所属したあと、令和4年度に渋谷区に入庁しました。現在はデジタルサービス部ICTセンター第三係に所属しています。

左から黒光さん、小野寺さん

—東京に来るまでの経緯を詳しくお聞かせください。
 

黒光:もともと地域の経済にまつわる仕事に携わりたい、民間と行政が協力して地域の賑わいを作っていきたいという思いから、地元の自治体に新卒で入庁しました。その後、プライベートの事情もあり東京に引っ越してきたので、その経験を活かして渋谷区へ転職したという経緯です。

 

小野寺:私は元々、「人と人とのつながりを守る仕事」がしたいと思い、最初に医療法人に入社しました。ただ、実際に仕事をしてみると、コミュニケーションが得意ではないということに気付かされまして、もっと人と話そう!と、次の仕事では営業を選びました。

 

大学は北海道でしたが、就職時に上京しています。2度目の就職先で5年間営業の仕事をし、コミュニケーションも人並みにこなせるようになったところで次のステップに踏み出そうと、原点である「人と人とのつながりを守る仕事」への想いに立ち返りました。

 

そこで、“街”とはそれ自体が人の繋がりの基盤になるのではないか、という考えに至ったんです。自治体の仕事は、どうしたら市民が過ごしやすくなるかという観点からアプローチすることが多いですよね。どんな仕事であっても「人の繋がりを守る」というところにつながるのではないかということで、公務員を選びました。

—渋谷区役所に決めたきっかけはなんだったのでしょうか?

 

小野寺:庁舎が新しく、またDX化も進んでいるという話から、自分自身の働きやすく、新しいことに挑戦しているので楽しみながら仕事ができるのではないか?と渋谷区役所に決めました。でもプライベートではほとんど来たことがなかったです(笑)。

 

黒光:住民の手続きがオンラインで終わるといったDX化や、職員のテレワーク体制が進んでいる点も他とは全然違うなと思い、渋谷区が良いと思って試験を受けました。

—現在の具体的な仕事内容をお聞かせください。

 

黒光:住民情報を取り扱う基幹系システムの運用・保守がメインです。また新システムやRPAの導入、リプレースといったプロジェクトのメンバー、ときには進行管理をするプロジェクトマネージャーを務めることもあります。幅広く、いろいろなシステムをみています。

 

例えば「渋谷マイポータル」という区民や事業者への情報発信、オンライン上での相談・予約受付といったことができるポータルサイトのプロジェクトにメンバーとしてアサインされています。リーダー1名、私を含むメンバー2名、そしてベンダーさんや関係所管でチームとなって動いています。
 

何もない状態で、サイトのレイアウトや見た目などについてベンダーさんと何度も打ち合わせをしながら進めており、通常業務に手が回らないこともたまにありますが(笑)。ベンダーさんと議論を交わして作り上げているということを実感できるので、そんなに苦ではないです。リーダーの姿を間近に見ながら、スケジュールやタスクの管理といった業務を覚えていっています。

 

ある程度の一般的な知識は必要ですが、実際の作業を通してわからないところは先輩職員に教えていただけます。なので、配属時にICTの高度なスキルが必要かというとそうでもなく、現場で学び、覚えていくということが大事ですね。

小野寺:私の業務は主に3つです。1つ目は土木部内の庶務に関する業務。2つ目は水防に関しての、水防訓練の実施計画や洪水ハザードマップの問い合わせ対応、あとは台風や大雨などの災害時に「渋谷区の〇〇が冠水している」といった情報収集を行っていますね。

 

3つ目が渋谷駅周辺の安全対策です。ハロウィンや年末年始には渋谷駅周辺に大勢の人々が集まりますので、事故が起きないよう滞留抑制に関する仕事に携わっています。警察とも協力をしながら、具体的な対策を進めます。
 

—小野寺さんは入庁直後はどのように研修を受け業務に携わっていますか?
 

小野寺:研修体制としては、特別区全体で3日間の新任研修というものがあり、他の区の職員とともにグループワークをしながら公務員について学びました。その後も、区役所内でマナー研修や渋谷区の概要に関する研修などが用意されていました。
 

係内では教育係として先輩がついてくださるので、法律などの説明をしていただきながら、OJTという形で取り組んでいます。民間企業との教育体制と大きな違いはないのではないでしょうか。

 

—民間企業との違いを感じる部分はありますか?

 

小野寺:営業職ですと、基本的にお客様と一対一での仕事でしたが、現在は関わる人がかなり多いです。外部の方や所管をまたがって色々な方々と調整し、打ち合わせをするという場が多いので、業務内容が全く違うと感じます。

 

また、民間企業では職場内の連絡でもメールを使用していましたが、現在はチャットツールの「Teams」で簡単に連絡をとれ、業務に関係する職員との情報共有がしやすいです。

—やりがいを感じるところや、渋谷区役所ならではの特徴はありますか?

 

黒光:入庁したばかりの頃は、一つひとつのシステムがどんなものかも全くわからない状態でした。それぞれが細かく連携し合っていて、一つのシステム改修でも、俯瞰的に見ないと改修箇所が見えてこないんです。でも最近では、どこがどう関連しているのかがパッと把握できるようになりました。そんなときは、職員として成長したと実感しますね。

 

また、渋谷区では職員間の情報共有がスムーズになるツールを多く取り入れています。チャットツールを使っての決裁までのスピード感の速さは、渋谷区役所ならではだと思っています。

 

—勤務時間や福利厚生など、現在の働き方についてお聞かせください。
 

黒光:テレワークも簡単にできますし、出社時も自席で疲れたらラウンジへ行って仕事するなど、フリーアドレス制でもあるので環境が整っていると感じます。テレワークの実施頻度は部署によって異なりますが私の係はよく使っている印象ですね。メンバーと顔を合わせる機会は少なくなりますが、毎日オンラインで打ち合わせを行っているので、苦にはならないですね。

 

7時間45分、決められた時間内で仕事をしてくださいというシステムで、中抜けもできます。プロジェクトの繁忙時期には多少残業も発生しますが、何十時間も超過して働く、ということはないです。もちろん、時間外手当もしっかり申請しますよ。
 

小野寺:基本的な勤務時間は8時30分から17時15分ですが、出勤時間は変動可能で、9時半から18時15分の方もおり、生活に即した仕事ができます。残業は月に20時間ほど、1日1時間くらいですね。日中はどうしても打ち合わせが多いものですから、事務整理をしていると18時までかかることもあります。
 

—服装に関する規定も、わりと自由であるとお聞きしました。実際はいかがでしょうか?
 

黒光:窓口業務ならば清潔感のある服装であればよいと思います。基本的には業務に適したものであれば何でも大丈夫です。スーツやポロシャツなど、自由に取り入れています。以前務めていた自治体から考えられないくらい、自由度は高いですね。
 

小野寺:スラックスでなければならないという決まりもないですし、靴もスニーカーでOKです。髭もそこまで厳しく言われないです(笑)。今着ている服もアパレルブランドのBEAMSさんと渋谷区がコラボしたポロシャツです。毎年デザインも変わって、Tシャツバージョンもあるので、希望する職員へ販売がされています。

渋谷区×BEAMSコラボ商品一覧

—職場内の雰囲気や、業務外の活動についてお聞かせください。
 

黒光:仕事は仕事、プライベートはプライベートと、オンオフを使い分けている方が多い印象です。仕事のときは議論を交わして、それ以外の場ではフラットですね。とはいえ、同じチームでランチに行くこともありますね。

 

小野寺:私は、区役所内のレクリエーションバレーというバレーボールサークルが平日にもありますので、他の部の型とも交流していますね。週2回ほど参加しています。
 

—仕事とプライベートの両立という点について、転職後に変化はありましたか?

 

小野寺:当然別途事務手続きはありますが、いつ休みます、という連絡もTeams上で共有し、スタンプで反応してもらうだけなので、体調が悪いときも連絡しやすいです。民間企業にいた頃は、休みを取ろうとしたら半日から1日前に申請が必要でした。渋谷区役所は1時間ごとに休暇申請ができるので、ちょっとだけ早く帰りたい、という場合にも利用しやすい環境です。
 

夏季休暇についても同様で、7月から9月の間に5日間取るという形式なので、混雑のピーク時期をずらして交通機関のチケットを取れるのもいいですね。

黒光:テレワークやフレックスタイムを活用することで、以前よりもプライベートのスケジュールが立てやすくなりました。旅行が好きなので、予定に合わせてテレワークの勤務開始時間を早めて終了時間を早くするといった使い方をしています。
 

—今後はどういう仕事をしていきたいですか?
 

小野寺:今年1年は、土木部の仕事を実践しながら理解を深める年だと思っています。なので次年度からじゃ、自分に足りなかった部分をピックアップ、そしてブラッシュアップしたいですね。そのほか、職場内のメンバーや外部の方々といった方とは、この先も良い関係を築き、円滑な連携ができるような仕事をしていきたいです。
 

また、現在のマニュアルは全庁的な内容のものが多く、個々の事業に当てはまるものがあまりない状態です。実際に取り組んでみてわかったところ・わからなかったところも含めて自分の業務のマニュアル化を進め、次の職員につないでいければ、と思います。
 

黒光:ICTセンターでも、いつ・誰が・どこを見たら何がわかるのか?というナレッジ集約に動いています。たとえば「人事課のこのマニュアルを見たい場合は、ここにいけばあるよ」という形で、全庁の職員に共有できるように進めていきたいです。
 

そういったプロジェクトを遂行するために必要となるのが、スケジュール管理能力、そして関係所管を横断的に取りまとめるコミュニケーション能力です。今後はその部分をスキルアップさせて、リーダーシップの発揮や目的の達成につなげていきたいですね。

—本日はありがとうございました。


 

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