なぜ大分に宇宙港が?壮大なプロジェクトの中心で働く、市職員たちの挑戦
「宇宙をきっかけに、いろんなことができる」。そう語るのは、大分空港の宇宙港化を進める国東市の市長と担当職員たち。
宇宙往還機「Dream Chaser」のアジア拠点化という壮大な計画は、どのように進んでいるのか?そして、この前例のないプロジェクトに、自治体職員はどのように関わっているのか?
宇宙という壮大なテーマに挑む、彼らの熱い想いとリアルな仕事内容に迫ります。
動画の目次
00:27 宇宙港事業について
01:16 国東市の役割を教えてください
02:40 宇宙について学べる高校があるんですね
03:36 (宇宙港担当職員の)所属を教えてください
04:51 宇宙開発振興班のお仕事内容を教えてください
05:13 政策企画係/宇宙・地域共創室のお仕事内容を教えてください
05:57 庁舎内も宇宙をイメージされているんですね!
06:38 宇宙事業をやってみた感想を教えてください
08:32 今後どのような計画で進んで行くんですか?
09:43 求職者にメッセージをお願いします!
僕らが描く未来図。「宇宙×〇〇」で広がる、まちの可能性。
大分空港が宇宙港になる。それは、ただ宇宙船が着陸するだけの話ではないんです。
機体のメンテナンス施設や研究室ができれば、専門性を持った企業や人が集まってくる。
市内の高校生が宇宙を学び、将来ここで働く未来だってある。
さらに「宇宙×食」「宇宙×農業」「宇宙×観光」など、地上でも宇宙に関連したビジネスは無限に広がります。
この宇宙港という大きな夢を核にして、国東市の新しい未来を創っていく。それが国東市のミッションです。
「追いつくのに必死」最先端の現場で感じる、熱量とチームワーク。
最初は国が主導するハードルの高いものだと思っていましたが、今は民間企業が主導し、多様な業種が関わっています。
正直、宇宙はキラキラしたイメージの一方で、並々ならぬ努力が必要な世界。
時代の最先端を走る方々の熱量は本当にすごくて、その熱を浴びながら、追いつくのに必死な毎日です。でも、この事業は一人では絶対にできません。
県や市、民間企業など、様々な立場の人が一つの目標に向かう。そのチームの一員でいられることが、大変であり、面白いところですね。
前例も法律もない。それでも、僕らがこの挑戦を楽しむ理由。
既存の空港を宇宙船の着陸拠点にするなんて、国内に前例はありません。当然、法律もまだ追いついていない。だから、国や関係各所と調整を重ね、環境を一つひとつ整備していく必要があります。
でも、何もない「ゼロ」から作っていくからこそ、挑戦しがいがあるんです。
遠い未来だと思っていた宇宙が、すぐそこまで来ている。この歴史的なプロジェクトに当事者として関われる。
挑戦意欲のある人にとっては、楽しめる職場だと思います。