2024年12月18日(水)から12月20日(金)まで3日間のインターンシップに参加された学生(愛媛大学3年井上さん)の感想をご紹介します。
今後も定期的にインターンシップを開催しますので、是非ご参加ください!
「八幡浜市役所のインターンシップに参加して」
インターンシップ一日目の午前中は、総務課人事係の方から、八幡浜市の概要と市役所の業務や働き方について詳しく教えていただいた後、政策推進課の方から、八幡浜市の地方創生に関する講義を受けました。私は八幡浜市出身で、八幡浜についてそれなりに知っているつもりでしたが、講義を聞いてみると知らないことがたくさんあり、まだまだだなというのを感じました。

午後からは、引き続き、政策推進課の方々にご一緒して、公共交通の利用をテーマとするワークショップに参加しました。このワークショップでご高齢の方などは、自動車免許返納後に外出することがぐんと減ってしまい、健康にも悪い影響を及ぼす場合があることを知りました。私は、公共交通を利用するための情報はインターネットで簡単に調べることができますが、インターネットを利用する習慣のない人もいて、そのような人たちのためにも、わかりやすい時刻表や路線図、公共交通の利用について楽しく学ぶことのできる機会が必要なのだなと思いました。また、様々な人の目線に立って物事を考えたり、市民の声を聞いたりすることはとても大切なことなのだなと感じました。
二日目の午前中は、八幡浜庁舎、保内庁舎、だんだん(保内保育所と保内児童センターの複合施設)、コミカン(八幡浜市民文化活動センター)の職場見学をさせていただきました。どこにうかがった際も、職員の方々が笑顔で対応してくださって、とても安心感がありました。施設や仕事内容も丁寧に説明してくださり、職員の方々の仕事に対する熱意を感じました。

午後からは、税務課の固定資産税係の方々にお世話になりました。若手の職員の方々も、バリバリと楽しそうに仕事をされていたのがとても印象に残っています。仕事の説明以外にも、職場環境についてなど、様々なことを教えていただき、とても有意義な時間でした。

最終日となる三日目の午前中は、市議会の傍聴をしました。難しい言葉がたくさん出てきて、理解が追いつかなかったのですが、ところどころで公務員試験対策の勉強で聞いたことのある単語が聞こえてきました。それらの言葉、知識を実際に使えるようにするために、体系立てて理解することを意識しながら勉強したいと思ったし、今後の勉強へのモチベーションにもつながりました。
午後からは、若手職員を対象とした電話応対の研修に参加させていただきました。この研修では、コールセンターで勤務経験のある八幡浜市役所の職員の方が講師をされていて、ひとりひとりの職員の経験や適性をしっかり見て、活かそうとしているからこその人選だなと感じました。

今回のインターンシップに参加するにあたって、最初はとても緊張していましたが、八幡浜市役所の皆様はとてもやさしく、安心して三日間過ごすことができました。一緒に昼食を食べてくださったり、「がんばってね」と声をかけてくださったりなど、気にかけていただいていることが伝わってきて、とても温かい気持ちになりました。また、生まれ育った八幡浜市のことについてまだまだ知らないことがたくさんあることを実感しました。
今までは自分の立場からでしか八幡浜市のことを考えていませんでしたが、市役所の方々のお仕事を間近で見させていただいたことで、八幡浜市のことをもっと知って、様々な人の立場から八幡浜市のことを考え続けていきたい!と思えました。
八幡浜市役所の職員の皆さん、三日間、貴重な機会を提供してくださり、本当にありがとうございました😊