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津幡町役場

わたしたちのまち「津幡町」は、石川県のほぼ中央に位置しています。 県都金沢市に隣接し、石川県と加賀地方と能登地方、そして富山県を結ぶ要衝の地として、古くから栄えてきました。第5次津幡町総合計画に掲げた「住んでみたい、ずっと住みたいふるさと つばた」をまちづくりの将来像に、「魅力ある心豊かに住んでよかったと実感できるまちづくり」に取り組み、豊かな自然と、快適で便利な都市環境が共存、調和したまちづくりを進めているところです。

チームで支え合い、長く輝ける。津幡町役場の保育士が語る仕事のリアル

津幡町役場

2025/09/12

石川県津幡町役場で保育士として働く、田中紗野香さんと木越香花さんのインタビュー記事です。公立保育園ならではの働きがいや、園の垣根を越えた学びの機会、そしてICT化や休暇制度の充実による働きやすさについて伺いました。「保育士として長く働きたい」という思いを叶えられる津幡町の魅力に迫ります。

 


 

公立保育園ならではの安定性。「長く保育士を続けたい」という思いを叶えるために


-お二人の自己紹介をお願いします。

 

田中:県内の専門学校で保育士資格を取得し、さらに専攻科で1年間子育て支援について学びを深めた後、2008年4月に入庁しました。最初は中条南保育園に配属され、その後、能瀬保育園で2回の育児休業を取得させていただきました。2022年4月からは現在の井上保育園に勤務しています。

 

木越:私も専門学校で保育士資格と幼稚園教諭免許を取得し、2015年4月に入庁しました。最初に中条東保育園に配属され、その後いくつかの園を経験し、現在は田中さんと同じ井上保育園に勤務しています。

特色豊かな津幡町の3つの公立保育園

 

-津幡町の保育園にはどのような特徴がありますか?

 

田中:公立保育園は3園あり、それぞれ特色があります。私たちがいる井上保育園は、園庭が芝生で緑鮮やかな環境の中、裸足になって開放的に遊びを楽しむことができます。寺尾保育園は自然豊かな環境の中、地域の方とのふれあいや異年齢保育を行うなど小規模園ならではのアットホームな保育園です。中条東保育園は町の中心部で広い園庭が魅力的でのびのびと運動遊びを楽しむことができます。異動は3〜5年周期が目安で、様々な環境で経験を積むことができます。

 

木越:私は最初に中条東保育園に配属されました。地域の方の畑で野菜を育てたり、広い園庭で思いきり外遊びを楽しんだりしたのを覚えています。

 

「一人で抱え込まない」チームワークで子どもたちの成長を見守る保育

 

-井上保育園での現在の担当業務について教えてください。

 

木越:私は3歳児クラスの担任で、正規職員の私ともう一人会計年度任用職員の先生と、22人の子どもたちを見ています。3歳児は2クラスあるので、学年全体では44人になります。

 

田中:私は4歳児クラスの担任で、私と支援員の先生の二人で22人の子どもたちを見ています。4歳児も2クラスあり、隣のクラスの先生と常に相談しながら、学年全体で保育の方針を決めて進めています。

 

-正規職員がクラスのリーダー的な役割を担いつつも、学年全体で協力する体制が整っているのですね。

 

木越:はい。自分のクラスの責任者は正規職員である私ですが、保育を進める上では、隣のクラスの主任の先生と密に連携を取っています。「3歳児として、今年度はどういう保育をしていこうか」といった大きな視点から、日々の細かいことまで相談しながら、協力して保育にあたっています。

 

田中:一人でずっと抱え込むというよりは、4歳児の担任同士、常に相談し、助け合いながら進めているので、チームで保育をしているという意識が強いです。

 

-学年の先生方とは、どのようにコミュニケーションを取っているのですか?

 

木越:運動会などの大きな行事については、職員会議で年齢ごとにねらいを話し合い職員間で周知を行っています、日々の保育のことであれば、日常会話の中で「次はこういう保育をしてみない?」とフランクに話して決めたり「このやり方は上手くいかなかったから、次はこうしてみようか」といった振り返りを行ったりしながら気軽に話し合っています。

園の垣根を越えた学び合いで、保育の専門性を高める

 

-保育の専門性を高めるための研修制度はありますか?

 

木越:経験年数に応じたキャリアステージ別研修が年に4回ほどあり、町内3園の保育士が集まって日々の実践について話し合います。同期に近い仲間と相談できるので心強いです。

 

田中:最近は年齢ごとに集まり、各園での保育について情報交換をしました。園の数が少ないからこそ、密に連携が取れるのが津幡町の良さだと思います。

 

木越:園内でも「育児担当制」について学ぶ研修のほか、心と体を癒すリフレッシュ研修もあり、バランスが取れていて良いなと感じています。

 

子どもたちの「できた!」が原動力。毎日が発見と感動に満ちた仕事

 

-保育士として働く中で、どのような瞬間にやりがいを感じますか?

 

田中:やはり、毎日可愛い子どもたちに会えることが一番です。子どもたちの興味関心に合わせて保育を組み立てていく中で、子どもたちが「やってみたい」と何かに挑戦する姿を見ることができます。最初は上手くできなくても、一緒に「もう一回やってみよう」と励ましながら挑戦し、ついに「できた!」と嬉しそうな顔を見せてくれた時は、こちらまで本当に嬉しくなります。

 

子どもたちの成長を間近でサポートできることに、大きなやりがいを感じます。また、卒園した子が手紙をくれて、「先生のこと、まだ覚えてるよ。また一緒に遊びたいな」と書いてきてくれた時は、保育士を続けてきて本当に良かったなと心から思います。

 

木越:私は、子どもを相手にする仕事だからこそ「同じ日はない」という点に面白さを感じています。毎日違う出来事が起こり、その瞬間に立ち会えることが嬉しいです。子どもが成長した瞬間、できなかったことができるようになった喜びの瞬間、そして「楽しい」「嬉しい」という気持ちを共有できた瞬間は、子どもと心が通い合ったと感じられ、格別なものがあります。私にとって、子どもたちの笑顔はパワーの源です。

 

だからこそ、「どうしたら子どもたちはもっと楽しめるかな」「どんな声かけをしたら安心できるかな」と日々考え、工夫することが自分自身の楽しみにもなっています。子どもたちの成長を思い浮かべながら保育を組み立てていける、この環境にいられることがありがたいです。

 

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ーワークライフバランスはいかがですか?

 

田中:津幡町では早番専門の保育士がいるため、朝の勤務負担が軽減されています。私も子育て中ですが、職場の先生方と協力し、勤務時間内に効率的に仕事を行っています。

 

ー子育てとの両立のしやすさについて教えてください。

 

田中:ICT化が非常に進んでおり、日誌や連絡帳などが全てタブレットで完結します。特に、一つの記録が掲示物や保護者配信データにもなる「保育ドキュメンテーション」は画期的で、保育・教育理解が向上し業務が大幅に削減され、定時退勤しやすくなりました。

 

また、子どもが急に熱を出した時も、職場の皆さんが「大丈夫だよ、行っておいで」と快く休ませてくれます。時間単位の休暇制度もあり、柔軟な働き方ができるのもありがたいです。しっかり休めるからこそ、「また明日から頑張ろう」という気持ちになれます。

  

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-職場の雰囲気についてはいかがですか?

 

田中:公立園なので、若い先生からベテランの園長先生まで、本当に幅広い年代の職員がいます。後輩は気軽に頼ってくれますし、同年代とは悩みを共有しやすい。そして何より、経験豊富な先輩方が、困った時に親身になって話を聞いてくれるのが本当に心強いです。

 

仕事でくじけそうになった時も、上司が「こんな風にやってみたら?」と励まし、具体的なアドバイスをくれるおかげで、乗り越えることができました。多様な年代の先生方がいて、互いに支え合う体制ができているからこそ、長く仕事を続けられるのだと思います。先輩にしていただいたように、今度は自分が後輩たちの力になりたいと思っています。

 

木越:田中さんがおっしゃる通りですね。正規職員だけでなく、会計年度任用職員さんの中にも人生経験や保育経験が豊富な先輩がたくさんいらっしゃいます。そうした方々の保育を間近で見ていると、「こういう声かけ、素敵だな」「この関わり方、真似したいな」と学ぶことばかりです。

 

また、ICT化が進んだことで、仕事を持ち帰ることが物理的にできなくなりました。これにより、職場にいる間は集中して仕事に取り組み、家に帰ったらしっかり休む、というオンオフの切り替えが明確にできるようになりました。心身ともに健康な状態で、日々の保育に臨めるようになったと感じています。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年07月取材)

 

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