勤務時間
勤務時間は原則として月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時15分までです。ただし、配属先によって異なる場合があります。
休暇・休業制度
- 年次有給休暇: 暦年で20日間付与され、日または時間単位で取得できます。
- 夏季休暇: 6~10月の期間に、5日間取得できます。
- 慶弔休暇: 結婚や忌引などで取得できます。
- 妊娠出産休暇: 妊娠中及び出産後を通じて引き続く16週間まで取得できます。
- 育児休業: 現に3歳に満たない子を養育している場合、その子が3歳に達するまでの期間について取得できます。
- 子の看護のための休暇: 子(小学校6年生まで)が病気や怪我をした際に、看護のために取得できます。
出産支援休暇、育児参加休暇: 男性職員が出産支援や子育てのために一定期間内で取得できます。
給与
- 初任給は職種や採用区分によって異なります。また、職務経験などがある場合は、初任給に加算されることがあります。
- 原則として年1回、昇給が行われます。
諸手当として、地域手当の他、条件により通勤手当や扶養手当、住居手当などが支給されます。
人事異動(ジョブローテーション)
さまざまな職場を経験することで、幅広い視野と知識を身につけることができるよう、おおむね採用後10年で3カ所の職場を経験することとなります。
区政における分野(区民生活分野、保健福祉・子ども家庭分野など)や、仕事の性質に応じた部門(窓口部門、事業部門など)、執務場所(本庁職場、出先職場)により分類されたさまざまな職場を経験できるよう、配属先を決定しています。
ただし、職種によっては配属先が限られており、異動の周期が長くなることがあります。
昇任制度
昇任にあたっては筆記試験などの選考や、人事評価を基本とした能力実証があります。 主事(1級職)で採用された場合、昇任選考や能力実証に合格すると、主任、係長級、課長補佐、管理職というように昇任していきます。
福利厚生
- 互助会
- 東京都職員共済組合、特別区職員互助組合、杉並区職員互助会といった福利厚生団体があります。
各種お祝い金や旅行費、書籍購入費などの補助金の支給や、団体保険の取り扱いなどを行っています。
- 職員住宅
- 区内に3つの職員住宅(独身用)があります。
入居者は地震や台風などの災害時に防災業務に従事することになります。
研修
職層ごとに職員として必要な知識を習得し能力向上を図るための研修や、担当分野や職種にかかわらず、職員として必要な実務的能力を習得する研修などがあります。
これらの研修を通して、職員自ら成長する意欲向上の支援だけでなく、職員を育てる職場づくりや制度設計を図っています。
新任職員育成担当者制度
杉並区には、新任職員が働くにあたって安心して力を発揮できるよう、仕事の進め方などの疑問や悩みについて同じ職場の先輩職員(育成担当者)を中心に職場全体で指導や助言を行い、育成していくという制度を設けています。 新任職員1名につき、1名の育成担当者は職場で決められています。