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世田谷区役所

世田谷区は、90万人の区民が暮らすみどり豊かな住宅都市です。三軒茶屋や下北沢、二子玉川など活気に溢れた商業地域があり、また、多くの文化人やアーティストが住み、美術館や劇場などの文化施設も点在する文化・芸術の発信地でもあります。様々な魅力を併せ持つ世田谷は「住みたいまち」だけでなく「住み続けたいまち」としても高い評価を得ています。 世田谷区では、平成25年9月、20年後の未来に向けた区の羅針盤となる基本構想を策定しました。新たな基本構想が目指すのは「多様な人材がネットワークをつくり、信頼関係に支えられてだれもが安心して暮らすことのできる都市」です。 子どもや若者が希望を持ち、区民一人ひとりが地域の中で自分の居場所や役割を持ち活躍できるまちを目指して、区民と共に新しい時代を切り拓いていくために、私たちといっしょに働きませんか?

【保育園調理のお仕事】技能長にインタビュー!(前編)

世田谷区役所

2024/10/17

世田谷区では毎年10月に、保育園・児童相談所で給食をつくる調理職を募集しています。

これから世田谷区で働きたいと考えているみなさんを応援するために、保育園調理の現場で働く職員にインタビューをしてきました。

保育園調理とは? 普通の調理と何が違うの? 保育園調理を目指す際に必要なことはあるの?というたくさんの疑問に現役の職員がお答えします!

 

※令和6年9月のインタビューです。

 

区立保育園  調理職 技能長

 

―「調理職の一日」を教えてください。

朝から順序立てていくと、まず、業者から納品される食品の確認から始まります。

保育園ですから、衛生面がすごくしっかりしていて、調理室外で消毒作業をして納品されたものを調理していきます。

0歳児がいる保育園だと、10時半ぐらいまでには離乳食を仕上げており、0歳児がいない保育園でも、やっぱり10時半過ぎには調理をし終え、園長先生に全品検食していただき、それからやっとお昼の配膳になります。

 

―朝からとても忙しいんですね!

その間に洗い物もあるし、アレルギー対応で別の献立を作ることもあります。

昼前には下がってきた食器類を洗い、調理室内の清掃もします。

午後になったらおやつを作り、またおやつの洗い物があって、手が開いた時には事務作業もあります。

 

―事務作業とは?

食品の発注をしたり、献立表が来たら変更がないかを確認をしたり……アレルギーの子もいるので、子どもごとに対応を確認していったりとか、そのために別の食材を発注したりとか、そんな作業があります。あとは日常点検網というものを毎日つけており、献立でこんなものを作りました、中心温度は何度でした、何時に仕上がりましたとか、こと細かに記入しなければいけないので、記入漏れのチェックとかいろいろあります。

私が働き始めたころは全部手書きで、今はパソコンでできるようになりましたが、こんなこともあるの、ってなるくらいいろんな事務仕事がありますね。

アレルギーも多種多様になってきて、昔は卵とか乳ぐらいだったのですが、今はすごく複雑になっていますね。

 

―調理や事務の他にも仕事はありますか?

子ども達に食べることの楽しさを教えたり、食事に興味を持ってもらえるような活動をしたりという「食育」にも取り組んでいます。

 

―保育園の調理ならではの大変さは?

小さい子にあわせた食品の切り方だったり、形状だったり、やわらかさだったり……そういう気遣いは、普通のレストランとかそういうところとはまた違うかなとも思います。

 

―大体何人ぐらいの料理を作るのですか?

この園だと、子どもが80名、さらに職員の分も含めてとなると、大体100食ちょっとを大体4人で作っています。大きい園だと、150~180食にもなるんですよ!

 

―お仕事をする上で大切にしていることはありますか?

私は常に、自分が楽しくお仕事をしないとおいしい給食はできないな、と思ってるので、調理のメンバーが楽しく仕事できるように考えています。

 

―楽しく仕事をする秘訣とは?

子どもたちがおいしいって言ってくれる笑顔であったり、たくさん食べてくれるところを想像したり……それが主な原動力です。他には、時間に余裕があるときは一緒に働いてるメンバーと世間話をしたりとか、コミュニケーションを取って調理室の雰囲気が明るくなるようにしています。

 

―調理以外の仕事に関わることは?

運動会やお遊戯会などのイベントの時は、園の職員が総がかりで対応します。道具係として参加することもありますし、警備役で、園舎の周りの駐輪の見回りとか、受付をやったりしたこともあります。

 

―今まで作ってきた中で、一番印象に残ってるメニューは?

コロナが流行する前ですが、大きなプレートの上に、チキンライスをケーキの型で抜いて、上にマッシュポテトでクリームみたいに作って、プチトマトで飾りつけて、ケーキ風のチキンライスを作ったりとかしました。

他にも、ゼリーにいろいろなフルーツをちょっとずつ入れて、透明な容器で作ると本当に彩りがすごくきれいで、それがバッて並ぶと、ケーキ屋さんみたいで作っていても楽しいし、子どもたちだけではなくて先生も喜んでくれて、とても印象に残っています。

献立として出てきたものをちょっとアレンジして、ハンバーグをちょっとこんな形にしてみようとか。盛り付けをこういう形にしてみようとか、ちょっと違うだけでも子どもってすごい喜んでくれるんですよ。

 

―それは、工夫のしがいがありますね!

そうなんです!

うちの園では月に一回もぐもぐメニューっていうのをやっていて、ランチ皿を使って給食を食べるっていう日があるんですけど、その日は本当にいつもの献立にちょっとフルーツを付けたりとか、ごはんを型抜きするとか、このちょっとのことでも何かいつもより食べてくれたり、何かちょっと目先が変わっただけでも、子どもって楽しんでくれます。今日もおいしかった、また作ってねとか言われると、頑張ろうって思いますね。

 

―話はすこし変わりますが、ワークライフバランスはしっかりとれていますか。

今はもう子育ても終わったので、朝からきちんと仕事して定時で終わったら、その後はわりと自分の自由な時間ができるので、ちょっと体を動かしに行ったりとか、ふらっとお買い物に行ったりとかしています。帰宅の時間を考えると、夕方6時くらいからはもう自分の好きな時間にできていますね。

 

―子育て中、仕事とプライべートは両立できていましたか?

わりと両立できていました。職場の協力もあって、子どもの具合が悪くなった時には、時間休とかを使って迎えに行ったり、そういう時は帰っていいよって言ってくれる仲間がいて、今までそういう職場に恵まれたので、すごく助かったと思っています。

 

―ずばり、調理職のやりがいとは?

やっぱり、子ども達がごはんとかおやつが終わった後に、今日のこれがおいしかったとか、また作って、とか言ってくれた時はすごく嬉しいですし、べつの園に異動したときに、子どもたちの顔をまだ覚えられていないような時期に、園児のほうから「調理さん」と声をかけてくれたりして、子どもからもらうエネルギーが多くて、それがやりがいに感じます。

話しも盛り上がってきましたが、記事が長くなってきたので今回はここまでとなります。

インタビュー後半も乞うご期待!

 

(後半掲載は、10月18日予定です)

 

世田谷区では、調理職などの技能職を募集中しています!

詳しくは、こちらの区公式ホームページをご確認ください。

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