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「快適健康都市 佐久」 佐久市は北に浅間山、南に八ヶ岳連峰を望み、千曲川が南北に流れる自然環境に恵まれた高原都市です。 全国的にも日照時間が長く、観測史上「熱帯夜」が一度もなし。医療・福祉も充実しています。また、高速道路や新幹線といった高速交通網も整備されており、首都圏へのアクセスも優れています。 これらの卓越性を生かした「暮らしやすさ」に、より磨きをかけるため、佐久市役所で一緒に働きませんか。

忍者修行のある保育園!園長・若手が語る自然を楽しむ佐久市の保育スタイルとは?

佐久市役所

2025/05/16

佐久市役所泉保育園で働く保育士、園長の橋詰さん、4年目の篠澤さん、土屋さんの3名にインタビューを実施。信州の豊かな自然の中で行われる「自然保育」や、保育園独自の「忍者修行」を通して、子どもたちの成長をサポートするやりがい、そして温かいチームワークあふれる職場環境について語っていただきました。

 

―本日はよろしくお願いします。簡単に皆さん自己紹介をお願いします。

 

橋詰:泉保育園の園長をしています、橋詰です。泉保育園で3年目になります。よろしくお願いします。

 

篠澤:1年目は別の保育園で、そこから泉保育園で3年目、保育士としては4年目になります。

 

土屋:泉保育園は1年目ですが、以前の保育園で3年間勤務していました。佐久市に来る前は、もともと別の市の保育園に勤務していました。

 

―保育士としてなぜ佐久市で働くことを決められたのですか?

 

篠澤:地元の佐久市で実家が旅館をしており、小さい頃からお客様と接すること、「頑張ってるね」「偉いね」と温かい言葉をたくさんかけていただくことが多くありました。保育士を目指した時、どこで働きたいか考えた際に、そうやって育ってきた地元に恩返ししたいという思いが浮かびました。

 

私立保育園もありましたが、地域活性に貢献できるのではと思い、佐久市役所の試験を受けました。

 

―なるほど。地元佐久市への貢献を第一に考えたんですね。

 

篠澤:はい、もし落ちていたら、会計年度任用職員としてでも佐久市で働こうと考えていました。

 

―では、土屋さんも教えてください。

 

土屋:以前は県内の地元自治体で4年間保育士として働いていました。ただ、その際に佐久市の自然保育について話を聞き、自分もそういった現場で働きたいと思い転職を決めました。

 

―自然保育とは具体的にどのようなものか教えていただけますか?

 

土屋:まさに今在籍している泉保育園を例にあげると、近くには山があり、お散歩がてら山登りに行くなど、自然に触れ合える機会が多くあるんですね。安全面を考慮し散歩先が限られる、というのが以前の環境でしたが、佐久市ではむしろその自然を生かした保育ができる形になっています。

 

―自然保育は佐久市全体の取り組みなんでしょうか?

 

橋詰:そうですね。毎年自然保育に関する研修を受け、山だけでなく、園庭や田んぼなど、園ごとでも身近な自然を活かした保育を行っています。

 

保育園のポータルサイトでも取り組みは紹介されています。

 

泉保育園ページ:https://www.shizenhoiku.jp/organization/sakushi_izumi/

 

―泉保育園の概要も教えてください。

 

橋詰:子どもは90名弱、保育士は20名強という、市内では中規模の保育園です。

 

篠澤:私は年中組で15人を2名で担当しています。

 

土屋:私は年少組で17人を3名で担当しています。

 

―泉保育園では、自然保育に加えた独自の取り組みなどはあるんですか?

 

橋詰:当園では、10年以上も、忍者遊びを取り入れた「忍者修行」の保育をしています。山で遊ぶことを修行と呼んで、みんな楽しんでいます。

 

日々の生活にも忍者修行という言葉を取り入れ、子どもたちが世界観に入り込めるように工夫していますね。例えば、巻物があって卒園のときに配ったり、忍者の歌を作って歌ったりと、少しずつ出来上がってきたのですが園独自のスタイルになっていますね。

 

―実際に篠澤さんや土屋さんも保育の場でもそのコンセプトは活かしているのですか?

 

篠澤:はい、散歩で山へ行くのも結構急な山道で大変なんですが、それを修行と呼んで、年長さんが手をひいて年少さんを連れて行ってもらったりと、自然に触れ合うよいきっかけになっていますね。それで子どもたちはやる気を出しますし、楽しめるようにしています。

 

土屋:「忍者ポスト」が園にあるんですが、子どもたちが山から帰ってきたらそこに「今日はみんなで山登り頑張ったでござる」などと書かれた手紙が入っているんです。子どもたちと、“忍者修行設定”を活かしたことをしていますね。

 

季節ごとにも色んなイベントごともあるので、私も1年目ですが楽しめています。

 

―土屋さんは他に佐久市で保育士になって感じたことはありますか?

 

土屋:佐久市は地域との交流がすごく密接だなと感じています。お祭りやイベントごとに園として参加して子どもたちが楽しんだり、交流をしたりということが非常に多いですね。

 

―園内での保育士同士の連携体制やチームワークについてはいかがですか?

 

橋詰:チームワーク、先生同士のコミュニケーションは非常に大切だと思っています。信頼関係が不可欠です。

 

篠澤:園自体は雰囲気もよく、話し合うことも活発に行われている環境です。佐久市では、園ごとにテーマを決めて園内研究に取り組んでおり、今年度は「職員も子供も楽しく過ごせる保育園をつくろう」をテーマに、「困りごとボード」という仕組みを導入しました。

 

ボードをおいて、そこに誰でも付箋で悩みを書いて貼っておけるようなもので、その悩みを見た他の先生がアドバイスを送るような仕組みです。皆さん気軽に悩みを聞きやすくなりましたし、特に若手の保育士がどのようなことで悩んでいるかも可視化されたという効果もありました。

 

土屋:泉保育園では、室内遊びの時間に、自分のクラスに他のクラスの友達が遊びに来たり、「今日は赤ちゃん組に行ってきまーす」と様々なクラスに遊びに出かけたりと、年齢を超えた交流も盛んです。そういったこともあり、職員同士で自然と子どもの様子を伝え合う連携が取れるようになっています。

 

橋詰:ベテラン職員は、経験から当たり前のこととして行っている行動であっても、若手職員はまだ気づけていない、わからないことがわからないということも往々にしてあります。

 

だからこそ、職場が何でも聞きやすい、話しやすい環境であることが大切ですし、そのような雰囲気づくりを心がけています。

 

先輩職員から新人の職員に気軽に声を掛けたり悩みを聞いたりすることで、よい雰囲気づくりもできていると思います。

 

篠澤:実際に、園長先生をはじめ、皆さん話しやすい雰囲気を作ってくださっていますし、その面では働きやすいと感じています。

 

仕事以外のことであっても話しやすいですし、それが仕事のやる気にもつながっていますね。

 

土屋:皆さん明るく接してくださるので、私も気兼ねなく安心して仕事に取り組めます。

 

―保育士としてのやりがいについてお聞かせください。

 

土屋:子どもたちの笑顔が一番のやりがいです。子どもたちの成長を見ることができ、自分も一緒に成長できるのが嬉しいです。

 

篠澤:子どもたちの楽しそうな姿、自分たちを信頼してくれる顔を見ると頑張ってきて良かったなと思います。

 

あとは、保護者の方々とも一緒に子どもたちの成長をよろこびあえる関係性というのも素晴らしいですし、それで自身も成長できていると感じるのはやりがいになっていますね。

 

橋詰:子どもたちが安心し、穏やかな生活を送れるように全力を尽くすのは私も同じ気持ちです。そのうえで、今は一緒に働く若い職員たちが充実して仕事ができるような環境を作ることも重要な役割だと思っています。

 

自分が若い時も先輩にお世話になって成長させてもらい、今があります。今の若い職員たちにも保育士って素敵な仕事なんだと感じながら、毎日生き生きと仕事をしてほしいと思っています。

 

そして、保護者の方たちも子育てで悩むこともありますので、お話を聞いたりしながら少しでも力になれたらと思っています。

 

そういったことを考えながら日々取り組む仕事がやりがいになっていますね。

 

―若い職員の方々にはどのように成長していってほしいという思いがありますか?

 

橋詰:子どもたちも保護者の方々も保育士も色んな人がいて色んな考え方がある、それを許容して広い心で包んであげるような保育士になっていってほしいと思います。

 

―おふたりも今後の目標について教えてください。

 

土屋:園長先生のような、周りの人と楽しく過ごせる環境を作れるような人になりたいです。

 

篠澤:どんなに忙しくても、子どもや保護者の方々を笑顔にできるような人間性をもった保育士になりたいです。

 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年2月取材) —

 

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