今回は、佐久市の栁田市長と、東京のIT企業から移住・転職した情報政策課の佐々木さんによる対談の様子をお届けします。
移住の決め手となった「ちょうどいい田舎感」や、生活コストのリアル、そして移住者だからこそ気づく佐久市の魅力とは。
二人のリアルな言葉から、佐久市で働き、暮らすことの今が見えてきます。
動画の目次
00:33 自己紹介
01:44 東京から佐久市に移住した理由
04:51 移住者に期待すること
06:02 佐久市に住む魅力について
09:11 佐久市の残念なところは?
「毎日がワーケーション」移住者職員が語る、佐久市の魅力
【佐々木さん】
妻の出身地だった佐久市は、東京との距離感や「ちょうどいい田舎感」が魅力で、子どもが生まれるタイミングで移住を決めました。
どんなに仕事が遅くなっても、役所を一歩出れば満点の星空が見える。満員電車で帰宅するのとは違う、開放感があります。
軽井沢などの観光地にも近く、ただの田舎ではない、良い立地環境だと感じています。
「当たり前」に隠れた価値。市長が移住者に期待すること
【市長】
移住してきてくれる方には、私たち佐久市民が「当たり前」だと思っていて気づかない、地域の「強み」や「弱み」を、外からの新しい視点で教えてほしいと期待しています。
佐々木さんのようにITの専門性を持った方が来てくれたのは、DXを進める上でも大きな力。新しい風を運んでくれる存在です。
【佐々木さん】
実際に、地元出身の職員に佐久市の良いところを話すと、「そんな風に思ったことがなかった」と驚かれることも多いですね。
豊かな食と、温かい人の輪。佐久市がくれる、ワンランク上の日常
【市長】
佐久市の魅力は、何と言っても日常を支える食材のクオリティの高さです。
野菜やお米、味噌といったベーシックなものが本当に美味しい。
スーパーの袋いっぱいの採れたて野菜が、いつの間にか玄関にかかっている。そんなご近所付き合いも、このまちの豊かさだと思います。
【佐々木さん】
実際、住まいの満足度は大きく上がりました。そして何より驚いたのが、野菜やお米といった日常的な食材のクオリティの高さです。
同じ値段でも味が全く違うので、日々の生活の質が向上したと感じます。
近所の方が採れたての野菜をおすそ分けしてくれるなど、人の温かさにも触れることができています。