今回は、佐久市役所で働く、3世代の建築職職員による座談会の様子をお届けします。
学校のエアコン設置や増築工事など、市民の暮らしを支える「地図に残る仕事」の舞台裏とは。
そして、専門職ならではのチームワークや、新人を温かくサポートする職場の雰囲気について語ってもらいました。
動画の目次
00:27 3人の関係性を教えてください
00:46 教育施設課のお仕事内容を教えてください
01:40 職場の雰囲気を教えてください
03:06 後輩の教育で心掛けていることはありますか?
04:17 中学校の増築工事について教えてください
05:58 現場での業務を教えてください
07:20 印象に残っているお仕事を教えてください
09:30 どんな人が建築職に向いていると思いますか?
09:54 佐久市の魅力を教えてください
10:38 建築職の魅力を教えてください
「先輩たちのサポートがあったから」新人が安心して挑めた、初めての現場
【新卒入庁】
入庁後、初めて監督職員として担当した小学校の改修工事は、至らないことばかりでした。
ですが、当時同じ部署だった坂井さんや金箱さんが、図面の見方から業者さんとのやり取りまで、優しく相談に乗ってくれたおかげで、無事に工事を終えることができました。
【先輩】
困っていると周りがよく見てくれているので、追い詰められそうな時でも誰かがフォローしてくれますよ。
ただ増やすだけじゃない。未来の生徒たちを想う、学校づくり
私たちは今、生徒数が増えている浅間中学校の増築工事を担当しています。
この工事で大切にしたのは、新しい教室と既存の教室の生徒たちの間に壁を作らないこと。廊下を一直線につなげることで、生徒同士のコミュニケーションが分断されないように設計しました。
また、将来的に生徒が減った時にも、この建物が無駄にならないような工夫も考えています。
私たちの仕事は「地図に残る」。それが、建築職の大きな魅力
建築職の魅力は、市民の生活を支える公共施設という、何十年も使われ「地図に残るような仕事」に携われることです。
施設整備だけでなく、佐久市のまちづくりがどうあるべきか、その方向性を考えていく行政的な仕事もできます。
佐久市は新幹線の駅もあり、まだまだ発展の可能性がある街。建築職として携われる仕事は、これからもたくさんあると思います。