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佐久市役所

「快適健康都市 佐久」 佐久市は北に浅間山、南に八ヶ岳連峰を望み、千曲川が南北に流れる自然環境に恵まれた高原都市です。 全国的にも日照時間が長く、観測史上「熱帯夜」が一度もなし。医療・福祉も充実しています。また、高速道路や新幹線といった高速交通網も整備されており、首都圏へのアクセスも優れています。 これらの卓越性を生かした「暮らしやすさ」に、より磨きをかけるため、佐久市役所で一緒に働きませんか。

ゼネコンから公務員へ。佐久市役所の土木技師が語る「地元で働く」本当の価値と、仕事と暮らしを両立する働き方

佐久市役所

2026/01/08

長野県佐久市役所で働く土木技師、茂原さんのインタビュー記事です。大学卒業後、一度は民間企業(ゼネコン)に就職した茂原さん。地元である佐久市に戻り、公務員として働くことを決意した背景には、どのような思いがあったのでしょうか。詳しくお話を伺いました。

 


人生の岐路。ゼネコンから公務員の道を選んだ理由


ー茂原さんのこれまでのご経歴について教えていただけますでしょうか。

 

茂原:地元が佐久市で、東京の大学で土木を学びゼネコンに就職しました。3年間名古屋で働き、1年間公務員試験の勉強に専念し平成23年度に佐久市役所に入庁したという経緯です。

 

ー公務員を目指そうと思われたきっかけは何だったのでしょうか。

 

茂原:私がゼネコンで働いていた頃は、今よりもさらに働き方がハードな時代で…。残業で帰れないことも多く、当時私を指導してくださっていた40代半ばの上司も、私と同じような働き方をされていたんです。子育て等も今後考えると、難しいなと。

 

そこで地元に帰ることを考え、これまでの経験やスキルを活かし、安定した生活を維持するためには、公務員が一番近い選択肢だと考えたんです。

現場管理の様子

市民の暮らしを支える維持管理から、未来を描く都市計画まで

 

ーそういった経緯で佐久市役所に入庁されたのですね。入庁後のキャリアについて教えてください。

 

茂原:実は、元々は土木職求人がなく、行政職として採用されましたが、ゼネコンでの経歴を考慮していただき、土木の維持管理を行う部署に配属され、後に正式に土木職になりました。


最初の5年間は、道路や河川といった公共インフラの維持管理を担当しました。市民の方々の生活に直結する、身近な施設の維持修繕が主な業務でしたね。

 

その後は長野県庁へ2年間派遣され都市計画系の部署に配属され、市町村が行う都市計画事業の補助金管理や、街づくりの支援・相談といった業務に携わりました。
 

そして佐久市役所に戻ってからは、県庁での経験を活かす形で都市計画系の部署に配属され、駅前の区画整理事業を5年間担当しました。事業の始まりから終わりまで、一通り関わることができましたね。

 

ーそして現在の部署に移られたのですね。

 

茂原:はい。市街地開発の部署で5年働いた後、現在は林務の部署にいます。ここでは、林道や森林整備に関する発注管理業務のほか、地元の小学生を対象とした森林学習の引率や、木材利用の普及活動なども行っています。

森林学習の様子

「計画」と「現場」、両方を経験して見えた土木職の醍醐味

 

ー維持管理、都市計画、林務と、土木の中でも幅広い分野を経験されていますね。

 

茂原:そうですね。特に林務の部署は、自然に近い場所で働きたいという思いもあり、自分から希望して異動しました。佐久市では数年前から自己申告制度が導入され、自分のキャリアプランや希望を伝えられるようになったんです。この制度は非常にありがたいですね。

 

ー都市計画と、工事や維持管理など、ある意味では全く違う経験をされていますが、茂原さんご自身はどちらの仕事に魅力を感じますか?

 

茂原:どちらも違った面白さがあり、一概には言えません。都市計画のようなソフト系の仕事は、市の全体像を考え、未来の街の姿を描いていくダイナミックな面白さがあります。ただ、自分たちが練り上げた計画が、大きく変わってしまうこともあります。

 

市としての大きな方針と考えが合致していれば非常に楽しいのですが、そこにズレが生じると、少し割り切れない思いをすることもありました。

 

ー一方で、現場に近いハード系の仕事はいかがですか?

 

茂原:ものづくりに直結するハード系の仕事は、成果が目に見えやすいのが魅力です。特に最初の部署で担当した維持管理の仕事は、市民の方から「道が壊れて困っている」といった相談を受けて対応するので、直した後に直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただけます。

 

自分たちの仕事が、誰かの役に立っているとダイレクトに感じられる瞬間は、大きなやりがいにつながりますね。

林道工事の様子

民間、県、そして市。それぞれの立場で感じた「土木の仕事」の違い

 

ー茂原さんはゼネコンという民間企業、そして長野県、佐久市と、様々な立場で土木の仕事に携わってこられました。それぞれの違いはどのような点にあると感じますか?

 

茂原:民間企業、特にゼネコンは、やはり利益を追求する組織なので、常にコストに対するプレッシャーがありました。一方、行政の仕事は利益追求が第一ではありませんが、税金を使っているという責任の重さがあります。計画の妥当性や大義名分をしっかりと考えた上で事業を進めていくという点が、民間との大きな違いだと思います。

 

県と市の一番の違いは、市民の方々との距離感ですね。市役所は住民の方々と直接対話する機会が非常に多いです。一方、県は市町村を経由して住民と接することが多く、直接話す機会は少なかったです。

 

ー茂原さんご自身は、市民に近い市役所の働き方が合っていると感じますか?

 

茂原:そうですね。県庁にいた頃、全く知らない市町村の担当者から街づくりの相談を受けることが多々ありました。制度や法律の知識を基にアドバイスはできるのですが、その土地への思い入れや愛着を感じることは難しい部分もあったため、対応に苦慮する場合もありました。


その点、市役所は自分が住む街、愛着のある街が仕事の舞台です。地元のニーズを肌で感じ、熱量を持って仕事に取り組める。私の性格には、この働き方が合っていると感じます。

 

「使える制度は、使う」。自分らしいワークライフバランスを実現する働き方

 

ー佐久市役所の職場環境や働き方について教えてください。残業などは多いのでしょうか?

 

茂原:残業自体はあります。ただ、常に忙しいわけではなく、事業の進捗によって波がありますね。設計や発注の時期は忙しくなりますが、工事が始まれば管理がメインになるので少し落ち着く、といったようにメリハリをつけて働けています。

 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?

 

茂原:佐久市役所は、ワークライフバランスを支える制度が充実しているのが大きな魅力です。例えば、私は時差出勤制度を活用して、週に2回、子どもの習い事の送迎をしています。その日は朝7時に出勤して、15時45分に退庁するという働き方ができているので、非常に助かっています。

 

ー制度を積極的に活用されているのですね。

 

茂原:はい。使える制度は、遠慮なく使うべきだと思っています。他にも、佐久市では水曜日と金曜日がノー残業デーに設定されていて、終業後に一定時間が経過すると、パソコンがシャットダウンされるんです。だから、その日はみんなで早く帰るという意識が根付いていますね。仕事と家庭、市役所での仕事と実家の農業、その両方をしっかりと両立できる今の環境は、私にとって最高です。

お子さんとスキーを楽しまれている様子

未来を担う子どもたちへ。森林教育で伝える“ふるさとの魅力”

 

ー最後に、今担当されている林務の仕事のやりがいについて、改めてお聞かせください。

 

茂原:今の部署で、地元の小学生に森林の大切さを伝える「森林学習」という活動に携わることがありました。これが、私にとって大きなやりがいになっています。子どもたちに地元の自然について話すと、みんな本当に一生懸命に耳を傾けてくれるんです。自分の住む街に、こんな素晴らしい自然があるんだ、と新たな発見をしてくれる。その姿を見るのが、本当に嬉しいですね。

 

ー土木の仕事とはまた違った魅力がありますね。

 

茂原:はい。子どもたちは、これからの日本や佐久市を背負っていく存在です。その子たちに、地元の魅力を伝え、ふるさとを愛する心を育むお手伝いができる。この仕事には、未来につながる大きな価値があると感じています。土木の分野とは少し離れますが、こうした普及啓発活動にも、今後さらに力を入れていきたいですね

ー本日はありがとうございました。

 

ゼネコン、県庁、そして市役所と、様々な立場から土木の仕事に携わってきた茂原さん。穏やかな語り口の中に、それぞれの現場で得た経験に裏打ちされた、仕事への確かな視点を感じました。「地元で働くこと」の価値や、制度を活かした自分らしい働き方の実現は、多くの人の参考になるのではないでしょうか。この記事が、佐久市で働くというキャリアを考える一助となれば幸いです。


取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年10月取材)

 

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