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浦安市役所

かつて三方を海と川に囲まれた小さな漁師町だった浦安。 先人の先見性により、現在ではベイエリアを代表する都市へと成長してきました。 東京都心に隣接しながら、水辺が織り成す豊潤な自然や緑あふれる環境に恵まれ、 3つの住宅地域・工業ゾーン・アーバンリゾートゾーンが共存。 そして、都市の快適さと自然の豊かさをともに享受できるまちとして 内外の人に広く愛されています。

「一人の人間として、誠実に、しなやかに。」多彩なキャリアを力に変え、浦安の未来を創る「自走する組織」の在り方

浦安市役所

2026/06/05

「せっかく働くなら、自分の成長を実感できる場所がいい。」そう願う求職者にとって、千葉県浦安市役所はこれ以上ないほど魅力に感じるフィールドかもしれません。住宅地、商業地、そして世界的な観光リゾート。多様な顔を持つこのまちを支えるのは、前例にとらわれず、自ら考え、行動し続ける職員たちです。

今回お話を伺ったのは、法務文書課で課長を務める荒木さん。市民課、こども課、財政課など、行政の最前線から屋台骨となる部署までを歩んできた荒木さんのキャリアは、まさに浦安市の「変化と挑戦」の歴史そのものです。現在は管理職として、個々の職員が主体性を発揮できる組織づくりに奔走しています。

多様な経験を一つの大きな力に変え、次世代へとバトンをつなごうとする荒木さんの視点から、浦安市で働くことの真の価値を探ります。

 


多彩なまちの顔が、職員を育てる。浦安市で歩んだ20年以上の軌跡

ー荒木さんはこれまで、本当に幅広い部署を経験されていますよね。まずはこれまでのキャリアを簡単に振り返っていただけますか。

 

荒木:私はこれまで、市民課などの窓口部門、こども課などの福祉関係部門、そして財政課といった財務部門を歩んできました。現在は法務文書課で、公文書の管理や情報公開、そして政策法務などを担当しています。

 

改めて振り返ると、行政運営を「一巡り」してきたような感覚ですね。

 

ーまさに「浦安市のスペシャリスト」という歩みですね。それぞれの現場で得たものは何でしょうか。

 

荒木:浦安市は住宅地、商業地、水辺、公園、そして観光エリアなど、本当に多様な顔を持っています。それぞれの地域で課題も違えば、市民の皆さんが求めているものも異なります。

 

窓口で直接お声をいただく経験も、財政として市全体のお金の流れを管理する経験も、すべてが今の法務の仕事につながっています。一つひとつの部署で経験したことが無駄だったことは一度もありません。

 

ー異動のたびに、全く新しい世界に飛び込むような不安はなかったですか。

 

荒木:正直に言えば、異動は毎回ドキドキしますよ(笑)

 

「できれば今の慣れた場所にいたいな」と思うことも時にはあります。特に会計課に10年ほど在籍していた時は、異動するのが怖くなってしまうほどでした。でも、異動は「転職」のようなものだとよく言われますが、私にとっては「初心に帰れる絶好の機会」なんです。

 

新しい部署に行くたびに、また一から勉強して、自分をアップデートできる。その刺激が、職員としての成長を支えてくれていると感じます。

正解のない問いに向き合う。「説明責任」が組織を強くする

ー現在は管理職として法務文書課を率いていらっしゃいますが、組織を運営する上で特に大切にされていることは何ですか。

 

荒木:行政には正確性や公平性が求められるのは当然ですが、それに加えて「説明責任」が極めて重要だと考えています。

 

単に結論を出すだけではなく、「なぜその判断に至ったのか」という背景や考え方を、職員同士で徹底的に共有するようにしています。

 

ー結論だけではなく、「プロセス」を共有するということでしょうか。

 

荒木:はい。特に法務の判断は、白黒はっきりつかない難しいケースも多いんです。その時に、上司が指示するだけでは、担当者の成長にはつながりません。

 

背景を共有することで、職員一人ひとりが「自分事」として業務に向き合い、主体的に動けるようになる。それが最終的に、組織としての柔軟性や強さにつながると信じています。

 

ー職員の方々が意見を言いやすい雰囲気づくりも意識されていますか。

 

荒木:もちろんです。私自身、若い頃は上司に気を使ってなかなか話しかけられない時期もありました。だからこそ、自分から積極的に声をかけるようにしています。

 

数日のうちに、課のメンバー全員と一通り雑談も含めて会話ができるように心がけていますね。何でもない会話の積み重ねが、いざという時の相談しやすさを作るんです。

「自ら考え、行動する」とは。本質を問い続ける姿勢

ー浦安市が求める「自ら考え、行動する職員」とは、具体的にどのような人材を指すと思われますか。

 

荒木:前例や慣習を大切にしつつも、それに縛られない人ですね。「何のための業務なのか」「市民のためになっているのか」という本質を常に問い続け、自ら動ける力を持った人です。

 

行政を取り巻く環境は大きく変化しています。今までのやり方では通用しない場面が増えているからこそ、新しい課題に対して「より良い方法はないか」と提案できる職員が増えてほしいと思っています。

 

ー若い職員のチャレンジを支えるため、組織としてはどのようにバックアップをしているのでしょうか?

 

荒木:新しいことに挑戦する際は、必ず不安やリスクが伴います。それを担当者一人に背負わせることは絶対にしません。

 

上司や組織が適切に関わり、事前の方向性確認や進捗共有、最終的な意思決定を段階的にサポートする仕組みを整えています。失敗を恐れずに挑戦できる「安心感」を提供することが、私たちの役割だと思っています。

ー荒木さんご自身も、部下の背中を押してあげるようなことがあるのでしょうか?

 

荒木:基本的には管理職の私が担当に直接指示をするようなことはなく、係長を通してのやり取りがメインですが、担当者に対して「こうしなければならない」ではなく、「こうしてみてもいいかもしれないね」と、選択肢を広げるようなアドバイスを心がけています。

 

自分で考えて実行したことが形になった時の達成感は、何物にも代えがたいはずですから。

 

「一人にしない」文化。働きやすさを支える周囲の理解と絆

ー浦安市役所の「働きやすさ」についてはどう感じていらっしゃいますか。

 

荒木:とても働きやすい環境だと思います。最近では男性職員の育児休業取得も当たり前になっていますし、組織全体で「支え合う」文化が根付いています。

 

私自身も過去に育児休業を1年ずつ2回取得しましたが、その際も周囲の理解に本当に助けられました。

 

ー育児と仕事の両立において、特に働きやすいと感じる点は何でしょうか?

 

荒木:子どもが小さいうちは、どれだけ準備していても急な発熱などで休まざるを得ないことがあります。年次有給休暇がいくらあっても足りないと感じるほどでしたが、そんな時でも周りの職員が嫌な顔一つせずサポートしてくれました。

 

管理職になった今は、今度は私が恩返しをする番だと思っています。特定の職員に負担が偏らないよう業務配分を工夫し、チーム全体でカバーし合える体制づくりを常に意識しています。

 

ー「お互いさま」の精神が、組織の円滑な運営につながっているのですね。

 

荒木:そうですね。浦安市役所の強みは、このコンパクトな規模感が生み出す「顔の見える関係性」にあると思います。誰がどのような状況にあり、どのようなサポートが必要か、それがすぐに伝わり、行動に移せるんです。

 

この温かさが、長く働き続けたいと思える一番の理由かもしれません。

 

失敗を恐れず、一歩前へ。未来の仲間へ贈るメッセージ

ー最後に、これから浦安市役所を目指す「未来の仲間」へメッセージをお願いします。

 

荒木:行政の仕事は、数字や目に見える成果だけで評価されるものばかりではありません。しかし、私たちが行う一つひとつの業務が、市民生活の基盤を支えています。

 

時には難しい判断を迫られ、悩むこともあるでしょう。でも、浦安市にはあなたの挑戦を温かく受け入れ、共に悩んでくれる仲間がいます。

 

ー次世代の職員には、どのような成長を期待されていますか。

 

荒木:専門性を磨くことはもちろん大切ですが、それ以上に「広い視野」を持ってほしいですね。自分の課のことだけではなく、市全体として何が必要かを考え、多様な部署と連携できる力を必要としています。

 

失敗を恐れずに経験を積み重ね、一歩ずつ成長していってください。

 

ー荒木さんにとって、浦安市で働くことの喜びとは何でしょうか。

 

荒木:自分が関わった仕事が形になり、まちの景色が変わったり、市民の方に喜んでいただけたりすることです。その喜びを、ぜひ皆さんと分かち合いたいと思っています。

 

向上心を持って、前向きにチャレンジしてくれる方をお待ちしています!

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年4月取材)

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かつて三方を海と川に囲まれた小さな漁師町だった浦安。 先人の先見性により、現在ではベイエリアを代表する都市へと成長してきました。 東京都心に隣接しながら、水辺が織り成す豊潤な自然や緑あふれる環境に恵まれ、 3つの住宅地域・工業ゾーン・アーバンリゾートゾーンが共存。 そして、都市の快適さと自然の豊かさをともに享受できるまちとして 内外の人に広く愛されています。

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