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浦安市役所

かつて三方を海と川に囲まれた小さな漁師町だった浦安。 先人の先見性により、現在ではベイエリアを代表する都市へと成長してきました。 東京都心に隣接しながら、水辺が織り成す豊潤な自然や緑あふれる環境に恵まれ、 3つの住宅地域・工業ゾーン・アーバンリゾートゾーンが共存。 そして、都市の快適さと自然の豊かさをともに享受できるまちとして 内外の人に広く愛されています。

元ゼネコン現場監督が語る、行政建築職としてのやりがいと充実のワークライフバランス〜千葉県浦安市〜

浦安市役所

2024/07/02

大学卒業後、ゼネコンで現場監督の業務に従事し、平成28年に千葉県浦安市に入庁したKさん。現在は営繕課を経て建築指導課に所属しています。転職のきっかけ、行政の建築職として働くやりがい、そして浦安市でのワークライフバランスのとれた働き方についてお聞きしました。

 

ーこれまでの経歴をご紹介ください。

 

私の出身地は石川県で、就職するまで北陸から出たことがありませんでした。大学で建築を学んでいたことから当時ご縁のあった関東のゼネコンに就職し、現場監督として働いていました。

 

仕事の成果が目に見える形となって現れることに達成感を感じ、毎日早朝から深夜まで無我夢中で働いていました。そして、結婚して子供ができたことを期に、家族と過ごす時間を充実させたいと考えるようになり、平成28年度に浦安市役所に転職しました。


ー浦安市を選んだ理由を教えてください。

 

転職前に住んでいたのが浦安市でした。整備されたまちなみや日本の代表的なテーマパークがすぐ近くにあるという環境がすごく気に入っていて、このまちをかたちづくる仕事に携わることができたら良いなという思いがありました。

 

そんなとき、たまたま通勤中のバスで見かけた広告で浦安市役所が建築職員を募集していることを知りました。公務員と聞いて、試験や面接が難しそうだなというイメージがありましたが、妻の後押しもあり、思い切って挑戦してみようと決意しました。


ー入庁後に配属された部署と、業務内容を教えてください。
​​
営繕課に配属され、市内にある公共施設の建築や改修工事の設計と工事監理業務を行っていました。

 

主な業務内容は、施設を管理運営する関係各課や団体と打合せを行いながら、必要とされる機能や規模を整理し、使い勝手や費用対効果、省エネ、バリアフリーなど様々な視点から検討を行い、建物や工事の内容を決定します。

 

実際に工事が始まってからは、施工者が設計図書のとおり工事を行っているか監理し、施工が困難な箇所に対しては代替案などの解決策を協議します。工事完了後は、建築確認など必要に応じた検査を受け、これに合格した後、施設を管理運営する関係各課や団体へ引き渡します。


ー現在の課の業務、配属人数や役割分担を教えてください。

 

建築指導課の主な業務内容は、建築に関する相談、各種申請に対する審査及び現場検査、定期報告、違反建築物に対する措置等です。建築指導係と審査係の2つに分かれていて、課長が1名、建築指導係が4名、審査係が4名の合計9名です。

 

私は審査係に配属されており、建築基準法に規定される確認申請や許可申請、認定申請に対する審査を主に担当しています。提出された図面や計算書に書かれた内容を法律に照らし合わせながらチェックします。

 

ー確認申請に対する審査とは、どのようなことをするのですか?


主に建物を建築するときに、建築主から図面や計算書を添えた確認申請書の提出を受け、建築基準法や条例に適合しているかどうかを確認します。問題がなければ、書類上の適合を確認した証として「確認済証」を交付します。


その後、完成した建物が確認申請書のとおり作られているか現場で検査し、問題が無ければ適法に建築された建物である証として「検査済証」を交付します。
現場に出るタイミングは、主にこの検査の時です。実物を目視及び測定して確認する他、工事中の記録写真や材料の納品書、試験結果等を確認します。

 

ー建築に関する相談は、どのようなものを受けるのでしょうか。


市民の方からは、自宅の建替えが可能か、所有する土地で建築可能な建物の用途や規模等について相談を受けることが多いです。不動産業者・ハウスメーカー・設計事務所の方からは、確認申請・許可申請・認定申請の基準や取扱い・申請時の手順の確認や、対象地の法的な規制の有無などの相談を受けます。

ー一日はどのような流れですか?

日中は主に窓口で建築に関する相談や各種申請の受付を行っています。書類の審査などの事務処理はそれ以外の時間に行います。

 

残業は全く無いわけではありませんが、「残業して重点的に仕事をする日」と「定時で帰って家族サービスをする日」に分ける等、自分のペースでスケジュールを組むことができるので、プライベートへの影響はほとんどありません。

 

ー仕事にはどのように慣れていきましたか?

 

前職が現場監督だったので、建築行政というものをほとんど知らず、はじめのころは先輩に質問してばかりでした。

 

ある程度経験を積むことで、確認すべき項目や基準のほとんどが法令集に書いてあるということが分かり、申請の都度、該当する箇所をコツコツ調べ、今では自信を持って業務に取り組むことができるようになりました。

 

ー職場はどのような雰囲気ですか?

 

職場の雰囲気はとても良いです。年齢層は40代の方が多く、結婚して子供がいる方がほとんどです。みなさん家庭の状況が似ているので、趣味の話や家族旅行の行き先、子育ての悩みなど話題に事欠きません。いつも誰かの話題で盛り上がっています。

 

また、私のいる審査係は私を含め3名が民間企業出身なので、みなさん転職に対する理解があり、だれでもなじみやすい環境です。

ー仕事のやりがいや面白さは何でしょうか。

 

確認申請の対象は市内にある学校や公民館、商業施設や一戸建ての住宅と様々ですが、その中にはテーマパークの遊戯施設も含まれていて、書類の審査や現場検査という視点でここに携わることができることは、浦安市ならではのやりがいではないかと思います。

 

また、資格取得に向けた支援体制が整っており、受験料の他、専門学校の受講料等に対しても助成金が交付されるのでかなり手厚いです。上司や先輩も学習時間の確保などに対し積極的に協力していただけることから、自分の実力をグイグイ伸ばしていくことができます。


ー前職とのギャップを感じる場面について教えてください。

 

一番はワークライフバランスができているということです。業務のペース配分をある程度自分で決めることができるので、前職に比べて公私それぞれの時間をしっかり確保することができるようになりました。子供の学校行事の日には有給休暇を取ったり、繁忙期には残業する日を決めて短期集中で取り組むことができるので、どちらの時間も密度がある充実したものとなります。

 

また、民間企業の営利目的の仕事よりも、市民サービスを目的としている今の仕事が自分には向いていると感じます。

 


 

ー前職との共通点や、経験が生かされた場面はありますか?

 

前職では現場監督として建物を作る側でしたが、現在はそれを審査する側です。立場は変わりましたが、対象とするのは同じ建物なので、書類を確認する際等、現場で工事している光景をイメージしながら業務を行うことができています。


ー浦安市を目指す方へメッセージをお願いします。

 

学生の頃に学んだ知識や前職で積み上げた経験を十分に活かすことができ、プライベートも充実させることができるバランスのとれた職場だと思います。性格や家庭環境が近しい方が集まっており、お互いにサポートし合える環境が整っているというのもありがたいポイントかと思います。そういった部分に少しでも魅力を感じられましたら、ぜひ一緒に働きましょう。

 


 

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かつて三方を海と川に囲まれた小さな漁師町だった浦安。 先人の先見性により、現在ではベイエリアを代表する都市へと成長してきました。 東京都心に隣接しながら、水辺が織り成す豊潤な自然や緑あふれる環境に恵まれ、 3つの住宅地域・工業ゾーン・アーバンリゾートゾーンが共存。 そして、都市の快適さと自然の豊かさをともに享受できるまちとして 内外の人に広く愛されています。

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