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大竹市役所

大竹市は、広島県の西の玄関として県境に位置し、瀬戸内海に面した、総面積、78.66平方メートルの産業と自然が調和したまちです。市内には、JR山陽本線の駅、山陽自動車道(広島岩国道路)のインターチェンジがあり、交通の便もよく、瀬戸内海地域で有数の臨海工業地区を有しています。加えて、水産業も盛んで、その漁獲量、収穫量は県内有数となっています。 また、県境を流れる小瀬川のきれいで豊かな水に恵まれています。

【若手職員が語る】大竹市役所で働くリアルと魅力とは?~人と地域に寄り添う働きがい~

大竹市役所

2025/05/27

広島県大竹市役所で働く、企画財政課 広報広聴係の廣川さんと総務課 職員秘書係の小柳さんのインタビュー記事です。異なる経歴をお持ちで、市役所に採用され1年業務を経験した、お二人に、入庁のきっかけや仕事のやりがい、大竹市ならではの魅力、そして今後の展望について伺いました。

 

ーまずはお二人の自己紹介と、入庁までの経緯を教えていただけますでしょうか。

 

廣川:山口県出身で、大学は、広島大学で経済学を学び入庁いたしました。もともと公務員は考えていなかったのですが、親戚にも市役所職員がおり、周囲から「公務員が向いているのでは」とアドバイスを受け考えるようになりました。

 

人と話すのが好きなタイプなので、住民の方々との距離が近くコミュニケーションが多い仕事は、自分も向いているのではと思い、卒業後、1年間公務員試験の勉強し、大竹市役所に入庁しました。

 

大竹市に決めた理由としては、実際に大竹市役所で働いている友人が勧めてくれていたこともありました。「一緒に働けたらいいね」と話していましたし、受験を決めてからは自転車で市内を回り、地域の方と話す中で、「ここで働きたい」という気持ちが強くなっていました。

 

ーありがとうございます。続いて、小柳さんお願いします。

 

小柳:山口県出身で、大学では栄養学を学びましたがその方面へは進まず、大学で学んだ知識も活かせたらと医療事務として総合病院の受付で1年少し勤務しました。

 

医療事務の仕事もやりがいはありましたが、将来的な安定性や福利厚生などを考え、公務員を考えはじめました。そんな時、私も大竹市役所で働く友人から「良い職場だから受けてみたら?」と勧められました。

 

具体的な話も聞き、働きやすい環境だと思い、公務員試験の勉強を半年弱行い受験、令和6年4月に入庁しました。

 

ー筆記試験や面接の雰囲気はいかがでしたか?

 

廣川:筆記試験は基本的な科目に加え、行政に関する知識も問われましたが、きちんと勉強すれば対応できる内容で、意表を突くような問題ではなかったです。

 

面接は個人面接で面接官が4~5人おり緊張しましたが、最初にアイスブレイクがあり、リラックスして話せる雰囲気を作ってくださったので、素直に答えることができました。深い馴染はありませんでしたが、働きたいという気持ちは精一杯伝えられたと思います。

 

ーありがとうございます。では、現在のお二人の仕事内容について教えてください。

 

廣川:企画財政課 広報広聴係で、主に広報誌「広報おおたけ」の編集業務を担当しています。正規職員を退職後、会計年度任用職員として勤めているベテランの方と私の2人体制で、日々教えていただきながら取り組んでいます。
 

その他、市の公式LINEやFacebookといったSNSの運用も、係の職員4人と会計年度任用職員2人の計6人体制で行っています。

 

小柳:総務課 職員秘書係で、主に市役所職員向けの業務を担っている係です。係は5人体制で、人事の関係、給与支給業務、福利厚生業務、市長副市長の秘書業務など、それぞれ担当業務が分かれており、私は、福利厚生関係を担当しています。
 

具体的には、職員の健康管理、共済組合関係の手続き(共済組合への保険料の支払い、健康保険証発行、扶養認定など)、職員互助会の運営(慶弔給付など)が中心です。
 

そのため市民の方と直接話す機会はほとんどなく、入庁前のイメージとは少し異なり驚きました。窓口業務とは全く違うジャンルですね。

 

ー小柳さんのお仕事は専門知識も必要そうですが、どのように業務を覚えていかれたのですか?

 

小柳:前任者の方が異動後も最初の頃はつきっきりで教えてくださいました。入庁1年目ということもあり、市役所のルールや仕事の進め方など基本的なことから丁寧に指導していただきました。


特に共済費の計算やボーナス処理などは複雑で、4月から6月頃までは特に手厚くサポートしていただきました。業務マニュアルや前年度の記録も参考に一つひとつ覚え、作成書類は間違いがないか確認してもらいました。給与に関わるため締め切りも厳しく、ミスが許されないプレッシャーは常に感じています。

 

―廣川さんは広報誌の作成などクリエイティブな面もありますが、どのように業務を学んでいかれたのでしょうか。

 

廣川:一緒に業務を進めている職員の方が広報誌作成10年以上の経験があり、その方の隣の席で1から丁寧に教えていただいています。すぐに質問できる環境は非常に心強かったです。また、前任者作成の詳細なマニュアルも参考にしています。


先輩は「とりあえずやってみよう」というスタンスで、早い段階から取材も一人で行かせてくれました。最初は戸惑いましたが、実践的に学べました。同じ日に2つのイベント取材を、一人で対応したこともあります。


最初は先輩に同行し、インタビューの仕方や記事のまとめ方、写真の撮り方などを現場で学びました。広報誌は月刊なので、1ヶ月単位で業務サイクルがあります。1年経ち、12回発行したことで、徐々にペースを掴めてきました。

 

ーお仕事の中で、特に大変だったことや、やりがいを感じる瞬間について教えてください。。

 

廣川:大変だったのは、イベント取材での来場者インタビューです。どなたにどう声をかければ良いか、距離感が掴めず毎回悩みました。これは数をこなすしかないと割り切り、積極的に声をかけました。断られても気にせず、おじいちゃんおばあちゃんや子連れのファミリー層、特にお子さん向けイベントではお子さんに聞くと良いコメントをいただけることが多いというコツも見えてきました。


やりがいを感じるのは、関わった広報誌が完成した時です。記事作成やレイアウトは頭を悩ませますが、完成品を見ると大きな達成感があり、頑張って良かったなと、心から思える瞬間です。
 

また、取材した方から「記事にしてくれてありがとう」と声をかけられると、自分の仕事が喜ばれていると実感でき、励みになります。広報に配属されて良かったのは、市全体の情報が集まり、各課の業務や新しい取り組みを知ることができる点です。イベント取材で市内各地を訪れることで新たな発見もあり、住民の方々との距離も近く感じられ、非常に面白い仕事です。

 

ー小柳さんはいかがですか?

 

小柳: やりがいを感じるのは、毎月繰り返す給与から控除する共済保険料の関係の業務などが、徐々に自分の力でスムーズにできるようになった時です。できることが増えるのは達成感に繋がります。また、保険関係の手続きで職員の方から頼りにされる時も嬉しいです。自分の仕事が仲間の役に立っていると実感でき、それがモチベーションになっています。

 

ー大竹市役所の職場の雰囲気はいかがですか?

 

廣川:大竹市役所は職員数がそれほど多くないため、職員同士の顔と名前が一致しやすく、コミュニケーションが多いと感じます。私が初めての業務で困っていると、周りの方が気づいて「大丈夫?手伝おうか?」と声をかけてくださることが何度もありました。同じ係だけでなく、違う部署の方が声をかけてくださることもあり、とても温かい職場だと感じています

 

 

小柳:正規職員約300人という規模感なので、ほとんどの職員の顔と名前が分かります。だからこそ意見が言いやすく、相談しやすい雰囲気です。私も1年目から先輩方が「仕事、抱えすぎてない?」と常に気にかけてくださり、「無理なら手伝うから」と温かい言葉をかけていただきました。


入庁前に友人から「大竹市役所は人が良くて、すごく良い環境だよ」と聞いていましたが、本当にその通りだと実感しています。安心して働くことができる、恵まれた環境です。

 

ー同期の方々との交流もあるのですか?

 

廣川:同期は、一般事務職の6人です。入庁してから1年間、ほぼ毎日一緒にお昼ご飯を食べています。他の職員からも「仲が良いね」と言われています。

 

ーでは最後に、お二人の今後の目標について教えてください。

 

廣川:この1年間は広報誌作成を中心に仕事を覚えるのに必死でした。2年目の今年は、もっと積極的に新しいことに挑戦したいです。住民の方々が読んで「面白い!」と思っていただけるような企画を自分で考えて形にしていきたいです。数年後にはそんな広報誌を作れるよう努力します。

 

小柳:私も1年目は多くの方に助けていただきました。2年目は少しでも自分の力で、ミスなく業務を遂行できるようになりたいです。、一つひとつの業務に丁寧に取り組み、知識やスキルを自分のものにしたいです。


また、3~4年で部署異動があることも視野に入れ、自分が経験したことを次に担当する人にスムーズに引き継げるよう準備することも大切だと感じています。

 

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年4月取材)


 

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