
プロフィール
所 属:企画調整部 文化スポーツ局 文化振興課
職 種:行政事務
採用年数:採用1年目
出 身:福島県
大学時代に感じた県民の「力強さ」を復興創生へ繋げたい
私が福島県職員を志望した理由は、地元である福島県を大人から子どもまで幅広い世代がどの土地でも暮らしやすく住みやすい魅力あふれる県にしたいと考えたからです。
大学のゼミ活動で福島県の取組である「大学生と集落の協働による地域活性化事業」に参加し、ある中山間地域に関わらせていただくことがありました。その活動を通して少子高齢化の進む地域ではありますが「住民が住民の力で地域を再興させていく」という勢いと気持ちを感じました。
この力強さや気概は福島県全域を通しても共通するものであり、その思いを復興創生に繋げ、大きな震災を経験した地元福島県を県民の皆様とともに再興させたいと考え志望いたしました。
現在の主な担当業務
①アートで広げる子どもの未来プロジェクト
福島の未来を担う子ども達に、将来「新生ふくしま」を推進する人材として活躍してもらうため、県内 の子ども達を対象に多彩なアートプログラムを体験できるワークショップを行い、心豊かな成長や新しい価値を創造する力を育むこと、また子どもたちの活動内容をインターネット上で発信することで、多くの人にふくしまの「今」を伝えていくことを目的に実施する事業です。
ワークショップの企画・運営や情報発信などを民間企業に委託して実施しており、私は、適宜ワークショップの視察や運営の補助を行い、実施状況を確認しています。
②福島県総合美術展覧会
県内及び県の出身者から作品を公募して展覧し、本県美術の振興を図る目的で毎年開催しています。入庁してから最初の大きな仕事がこの展覧会の運営でした。
展覧会期間中だけでなく、準備段階から多くの関係者の方々と協力しながら進めていきました。審査会や表彰式は緊張感があり、大変だと感じることもありましたが、展覧会の最終日に展示されている作品を眺めたときにとても達成感を感じました。
制作者の想いが込められた素晴らしい作品が多く、このような展覧会の運営に携わることができたことは、とてもやりがいを感じました。
③声楽アンサンブルコンテスト全国大会
声楽アンサンブルコンテスト全国大会は、平成19年度の第1回大会から毎年、 福島県で開催しており、全国からトップレベルの合唱団が集まり、中学生、高等学校、小学生・ジュニア、一般の各部門別コンテストと、最終日に各部門の金賞 受賞団体による本選が行われます。
3月に行われる大会の開催に向けて、関係機関や民間企業と協力しながら、チラシの作成等の準備を進めています。
働きやすく、成長しやすい職場環境
入庁前はとても静かな環境を想像していましたが、実際には明るく前向きで、活気のある職場だと感じました。
活発に議論している様子は風通しの良さを感じます。相談もしやすく、上司の方々や先輩方も優しく気にかけてくださるので、忙しい部署ですがとても温かい雰囲気だと思います。
基本的なシステムの使い方や業務の進め方、専門的な内容まで様々な研修が動画で受講できるようになっているので、時間が空いた際に積極的に研修を受けています。
また、新採用職員向けの外部研修にも参加し、公務員として期待されていることなどを丁寧に学びました。異なる職場の話を聞くことで自分の中に無かった仕事の捉え方や進め方を学ぶ機会にも繋がり、中身の濃い有意義な時間となりました。
終業後や休日の過ごし方


終業後は疲れをとるために部屋でゆっくりしていますが、休日は友人とお出かけをします。映画を見たり美味しいご飯を食べ行ったり、沢山おしゃべりをしたり、相談することでストレスを解消しています。
福島県職員としての今後の目標
県職員と一括りで言っても様々な仕事があり、色々な形で福島県に貢献することができていると実感しています。様々な業務に携われる機会を生かしてスキルアップを目指していきたいです。
これからも一つ一つの業務の先に県民の皆様がいることを意識し、初心を忘れずに職務にあたりたいと思います。
皆様へのメッセージ
私は福島県職員になれて良かったな、努力して良かったなと感じています。携われる仕事は様々ですが、どれもやりがいを感じますし、皆様が想像するとおりの充実した日々が待っていると思います。
試験や面接など忙しい中で大変な時期を過ごされていると思いますが、それぞれの志望する思いが実現できるよう、応援しています!
(掲載内容は令和7年10月時点のものです)



