
プロフィール
所 属:県南地方振興局 県民環境部 環境課
職 種:化学
採用年数:採用5年目
出 身:宮城県
所 属 歴
R3.4~ 福島県環境創造センター 総務企画部 企画課
R6.4~ 福島県県南地方振興局 県民環境部 環境課
学生時代の経験を県政に生かしたい
私は学生時代に、NPO法人での中学生を対象とした学習支援のボランティア活動や科学イベントの企画運営に携わってきました。そのような中、環境創造センターや東日本大震災・原子力災害伝承館の設立及び取組に関心を持ち、私の経験が生かせるのではないかと思い、県職員を志望しました。
現在の主な担当業務
環境保全に関わる仕事を担当しており、工場や事業所等への届出指導や立入検査、河川や地下水、事業場排水等の水質を調べるためのサンプリング(採水)などを行っています。


また、県⺠の⽅が健康や生活環境に不安がなく暮らせるよう、事業者の⽅に、化学物質の排出抑制や適正管理について指導を行ったりしています。
様々な業務が県民の笑顔や暮らしに繋がるやりがいのある仕事
環境創造センターではイベントの企画運営や、広報活動を担当していました。
イベントを実際に行う中で、県民の方々の反応や表情を間近で見られること、そして、福島の環境回復・創造という復興の一端を担っているということがやりがいでした。
▼テレビ取材の対応

▼高校での進路講演

現所属では、水・大気環境のモニタリング調査、工場や事業場に対する監視指導や関係法令等の周知を通じて、環境汚染の未然防止を図り、県民が健康で快適に暮らすための良好な自然環境の維持確保に繋がっていると思うとやりがいを感じます。
アットホームな雰囲気で成長しやすい職場環境
職場は、管理職を含め課員は5名という少数精鋭の所属ですが、その分職員同士の意思疎通がしやすく、また上司への相談も気軽にでき、とても仕事がしやすい雰囲気です。困難な業務にも、職員が一体となって対応することができます。
また、私が関心のある環境教育や普及活動についても挑戦させてもらうことができ、高校への出前講座やフードドライブなどに取り組むことができました。
自身のスキルアップについては、県、国主催の各種研修制度の利用や学会や説明会等へ積極的に参加しています。法律を読み込むことも大事ですが、研修の資料はわかりやすくまとめられているのでとても参考になります。
国主催の研修では全国各地の行政職員が集まるため、困りごとがあった際に相談できる仲間ができました。旅行に行った際には、当時の研修生に声を掛けて会っています!
終業後や休日の過ごし方

夏はバイクに乗り、冬はスノーボードを楽しんでいます。
バイクでは、県内各地の道の駅や観光地を巡っています。福島県の面積は、全国で3番目に広く、ツーリングの行き先には困りません!
仕事から離れて広大な猪苗代湖や桧原湖を走るとストレス解消になります。
また、福島県は雪質の良いゲレンデが多く、積雪量も多いのも魅力です。
昨年度は振興局内の先輩後輩と一緒に滑りに行きました。
楽しみを作ることでメリハリをもって普段の業務に取り組めています。
福島県職員としての今後の目標
私は宮城県出身で、福島県にはこれまで関わりがありませんでしたが、県外出身者であるからこその視点で、福島の復興に新たな切り口で携わりたいと考えています。
科学的視点から復興の現状を発信するとともに、「福島県2050年カーボンニュートラル」の達成に寄与することで、本県の明るい姿を県内外に発信していきたいです。
また、福島県の豊かな自然環境に惹かれているため、猪苗代湖の環境保全や普及活動にも携わってみたいです。
皆様へのメッセージ
福島県では、原子力災害からの「環境回復の推進」、「美しい自然環境に包まれた持続可能な社会の実現」を目指し、様々な課題に取り組んでいます。
放射性物質・汚染物質等のモニタリング、調査研究、モニタリング結果等の情報収集・発信、放射線を含めた環境に関する教育などの取組や、脱炭素社会、循環型社会の実現など、未来志向の環境施策の推進に向けた本県ならではの業務に携わることができます。
福島県の環境をより良くするためには、皆さんの柔軟な発想と行動力が必要です。
これを読んでいるあなたと一緒に働ける日を心待ちにしています!
(掲載内容は令和7年11月時点のものです)



