
(職員紹介)
所属 会津児童相談所 南会津相談室
職種 心理判定員
(これまでの異動歴)
採用(H29) ~ R4.3 浜児童相談所 相談判定課
R4.4 ~ R7.3 会津児童相談所 相談判定課
R7.4 ~ 現在 会津児童相談所 南会津相談室
福島県職員を志望した理由
「さまざまな状況に置かれた子どもたちが少しでも安心して過ごせるよう力になりたい」と思い、県職員を志望しました。
仕事内容の紹介・やりがいについて
児童相談所は、18歳未満の子どもについての様々な相談を受け、場合によっては子どもを保護する機関です。私は、心理検査、カウンセリングやプレイセラピー、困り事を聞き取る面談を行い、子どもの特性や心理状態を見ています。また、現在勤めている南会津相談室では、地域の関係機関との連携が密で、福祉・教育関係の事業や会議に出席することも多いです。
家族によって置かれている状況や抱えている困り事は様々なので、対応方法に明確な正解はなく思い悩むことも多いですが、その家族なりの強みに気づかされたり、子どもの成長を感じられたりすることはやりがいに繋がっています。


とある1日のスケジュール
時間 | 業務内容 |
8:30 | 始業 |
10:00 | 来所相談の対応 (知能検査実施) |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 検査の所見作成 |
15:30 | 町村開催の会議に出席 |
17:15 | 終業 |
終業後や休日の過ごし方
児童相談所での業務は、子どもたちから辛い経験や気持ちを聞くことも多いため、こちらにも様々な感情が生じます。そのため休日は、美味しい食事や自然など自分の好きなものに触れ、感情をリラックスさせることを心がけています。


今までの県職員の業務の中で、印象に残った経験
児童相談所で関わる子どもの中には、今までの境遇が影響して大人への不信感が強い子どももいます。以前、担当した子どもから否定的な言葉や物を投げられ、話すのを拒否されたことがありました。話がダメならと手紙を書いたり遊びに誘ってみたりと粘り強く対応したのを覚えています。しばらくすると少しずつ話してくれることが増え、また、こちらが伝えた言葉を覚えてくれていたりしました。根気強く真摯に向き合えば関係性は築けるんだと思えた大事な経験です。
自身の職種の魅力・面白いところ
表面化している行動が大人を困らせるものであっても、背景にはその子どもなりの理由があるという視点を持つことは心理判定員の役割の一つだと思います。その視点を持ちながら、他職種や他機関の方々と連携を図り、その子どもの内面や支援方法を考えていくことに面白さを感じます。
福島県職員として実現したいこと、目標としていること
家族の抱える困り事は複雑であるため、児童相談所が関わったからといってすぐに良い変化が起こるわけではありません。対応に苦慮したまま異動となり担当を外れることも多く、目に見える成果は感じにくいのが正直なところです。しかし、時間が経ってから、その子どもの成長や頑張りを耳にすることがあると、自分たちの関わりも無駄ではなかったのかなと思えます。たとえ数年先にでも、子どもやその家族に良い変化が起こると信じて、今後も一人一人に向き合っていきたいです。
皆様へのメッセージ
心理職として様々な機関で働けるのは県職員の魅力だと思います。私は児童相談所でしか勤務したことはありませんが、それでさえ、その時々で関わる子どもたちや家族に気づかされること・学ばされることは多いと感じています。子どもだけでなく人と関わるのが好きという方、ぜひ一緒に働いてみませんか。



