
(職員紹介)
所属 県中農林事務所 農業振興普及部 経営支援課
職種 農業
(これまでの異動歴)
採用(R7)~現在 県中農林事務所農業振興普及部経営支援課
福島県職員を志望した理由
私が福島県職員の農業職を志望した理由は、農業者の相談相手になりたいと思ったからです。
私の実家は農家で、幼少期から農業が身近にある環境でした。曾祖父が園地を管理していた時、農業は好きなことを自分のペースでできる羨ましい職業だと感じていました。しかし、祖父へ代替わりすると、一人で作業場に籠って勉強して、作業をしての繰り返しの毎日で、農業が孤独な職業だと感じました。その経験から祖父の助けになりたいと思ったことが、農業関係の道に進んだきっかけです。
曾祖父と祖父の違いは相談相手の有無でした。そこから農業者の相談相手になることができる職業を探し、たどり着いたのが県の農業職です。県の農業職の業務は、農業者へのサポートや地域農業の振興を行う普及業務の他にも、アグリカレッジ福島の教員業務や研究機関での業務等多岐に渡ります。様々な視点で農業に関わることができる仕事であることに魅力を感じ、県の農業職を志望しました。
仕事内容の紹介・やりがいについて
私は、郡山管内での花の普及業務をしています。個別に花の生産者を巡回し、病害虫対策支援や栽培技術に関する支援等を行ったり、JAと協力して部会ごとに栽培指導会を行ったり、県中地方産花きの展示や研修会等を実施しています。
また、情報収集のため、県外で行われる花きシンポジウムにも参加しました。夏期の高温や病気の影響により、生産方法や考え方もアップデートしていく必要があると思っています。生産者へ新しい技術を紹介し、興味を持ってもらえた時や、病害虫対策について理解してもらえた時、とてもやりがいを感じます。
私は入庁して1年も経過しておらず、生産者の悩みに対し1人で的確に回答することはまだできていません。生産者の悩みに対して、1人1人に合わせた栽培技術支援をし、生産者から「今年の花は良くできた」という言葉がもらえるように、尽力していきます。


とある1日のスケジュール
時間 | 業務内容 |
8:30 | 始業 |
9:00 | 花き巡回① |
10:00 | 花き巡回② |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 資料作成等 |
15:00 | 課会議 |
17:15 | 終業 |
終業後や休日の過ごし方
最近は終業後に料理の練習をしています。県内の大学に通っていたため実家暮らしが長く、入庁してすぐは全く料理ができませんでした。私の所属している部内には料理がお好きな方が多いので、先輩方から簡単な調理方法等を教えていただいて少しずつ色々な料理に挑戦しています。
休日は同期や友人と過ごすことが多いです。県職員になって各地域の特産品や郷土料理、観光名所に興味を持つようになり、県内の浜通り、中通り、会津地方等各所を巡っています。また、実家への距離が近いこともあり、実家へ帰り農業の手伝いをすることも多いです。私は教科書を見て勉強してすぐ理解できるタイプではないので、近くに実践できる場所があることはとても恵まれていると感じます。


今までの県職員の業務の中で、印象に残った経験
病害虫対策支援や栽培技術に関する支援、県中地方産花きの展示、研修会等の業務に加えて、子供たちに県産花きを知ってもらい、花について興味を持ってもらうために、県中管内の小学校での花育活動も実施しています。
今年度の花育活動では花屋さんに講師をお願いし、フラワーアレンジメント体験を実施しました。花育活動後に生徒へ行ったアンケートでは、「お花についてもっと知りたいと思った」「この機会にお花が好きになった」等の意見が寄せられ、花に関心を持つ生徒が多くみられました。
生産者が愛情をこめて丁寧に育てた花について、生徒たちが関心を持ってくれたことが非常に嬉しく、印象に残っています。地元産花きをより広く知ってもらえるための活動はこれからも積極的に行いたいと強く感じました。
自身の職種の魅力・面白いところ
私が県の農業職を志望した理由でもありますが、この仕事の魅力は農業に関する様々な分野の業務が経験できることだと思います。また、1つの地域だけでなく、県内の様々な地域で働けることも魅力だと思います。地域が違うと、栽培している品目や品種、育て方も異なるので、常に新しいことを学んでいく必要があると考えます。多様な分野で常に新しいことを学べる、経験することができることが県の農業職ならではの面白さだと思っています。
福島県職員として実現したいこと、目標としていること
生産者の方に気軽に頼ってもらえるような存在になりたいと考えています。
花の生産者は母数も多くないので、近くに相談できる存在が少ない生産者も多くいるのではないかと考えます。現在は、知識がほとんどないため、私に相談してくれる生産者は少ないです。巡回を通して気軽に声をかけてもらえるような関係性を構築し、生産者と一緒に課題に向き合い、解決できるよう尽力します。そして多くの経験を通して、生産者から気軽に頼ってもらえるような存在になることを目標としています。
皆様へのメッセージ
私は農学部出身ではありますが、大学では農業経営について学んでおり、公務員試験勉強以外の生産に関する知識はない状態で入庁しました。技術職と聞くと、大学からその分野について学んでいないとついていけないイメージがあるのではないかと思います。もちろん、大学から学んでいることに越したことはないと思いますが、入庁してからも研修等で勉強できる機会は多いので、農業に興味があったら是非、県の農業職も視野に入れていただけると嬉しいです。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。



