
-春日市の新規採用職員研修
春日市では、新規採用職員の皆さんが安心して業務をスタートできるよう、約3週間の研修を行っています。いきなり現場に出て戸惑うことがないように、必要な知識や心構えを段階的に身につけられる内容です。
他の自治体と比べても、これだけ長い研修期間は珍しく、春日市が「人を育てる」ことに力を入れて取り組んでいることの証でもあります。知識やスキルを習得するだけでなく、公務員としての自覚を持てるような期間にしてもらいたいと考えています。
-研修で学べる内容
- 公務員としての基本的な心構え
- 接遇マナー、財務の基礎知識、文書の作成・管理方法など、実務に直結する内容
春日市のまちづくりの取り組みや防災、個人情報の取り扱いなど、業務の背景となる知識
などなど、実際の仕事にすぐに役立つことを、わかりやすく教えてもらえます!
さらに、福祉施設や社会福祉協議会、ごみ処理場など、市内の施設を多数見学します。実際に足を運んで見ることができるのは、この研修期間だからこそできる貴重な経験です。

-春日市のことを知れる
施設を見学したり、いろいろな部署や場所を回ったりするので、春日市のことを幅広く知る機会にもなります。春日市出身じゃなくても大丈夫です。まちのことは、入ってからしっかり学べます!
また、研修では、実際に働いている職員が講師を務めることが多く、それぞれの業務の話や仕事への思いを直接聞くことができます。先輩のリアルな声から、仕事のイメージがぐっと深まるのもポイントです。
-同期と声をかけあいながら学べる研修
ただ座って話を聞くだけでなく、グループワーク、施設見学など、参加者同士が関わるプログラムを多く盛り込んでいます。一緒に学ぶ同期で自然と声を掛け合い、協力し合う関係を築くことができます。
初めての環境で不安を感じる人も多いと思いますが、同じ立場の仲間と支え合いながら学べることは、大きな安心感と励みになります。多くの職員が「同期との絆が深まった」と感じており、職場への定着にもつながっています。

-新規採用職員研修にかける思い
業務に必要な知識や技術を学ぶだけでなく、「市がどのようなまちを目指しているのか」「どのような思いで職員が働いているのか」を知り、自らもその一員として誇りを持って働いてほしいという思いが込められています。また、同期とのつながりを深め、互いに支え合える関係を築いていくことも重要な目的のひとつです。
同期との絆を深めながら、長く楽しく働ける土台づくりをしてほしい――
そんな願いを込めた、春日市ならではの大切なスタート期間です。