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春日市役所

春日市は、福岡市中心部へのアクセスの良さと、公園などを多数備えた豊かな住環境による心地よさを併せ持つ、子育て世代を中心に人気があるまちです。 ハード面の「住みよさ」を実現するだけではなく、市長自らが地域住民の声を聞き、その意見を様々な施策や事業、取組に活かしていきます。 人が暮らしやすい資源が整うこのまちで、市民の声を大切する市民目線に立ったまちづくりに取り組みます。

入庁3年目の若手職員が語る!春日市で働く“ホンネ”と“熱意”の話

春日市役所

2025/08/28

なぜ公務員?安定だけじゃない、やりがいと春日市のまちづくり
 

ー簡単な経歴を教えてください。

 

金子:田川郡出身で年齢は32歳です。大学は京都府でしたが、Uターンで就職活動を行いました。福岡市内の民間企業で6年勤めた後、春日市に入庁しました。

 

浪花:那珂川市出身で、春日高校に通っていました。春日は昔から生活圏でなじみのあるまちです。県内の大学で英文学を専攻していて、卒論のテーマは洋画でした。作品を細かく分析する過程が好きでした。

 

江渕:福岡市出身で、長く地元で働きたいという思いから、福岡市から最も近い春日市を選びました。大学は商学部で、「行政のデジタル化」をテーマに卒論を書きました。その縁もあって、今まさにデジタル化に携わる部署にいます。

(左から)江渕さん、金子さん、浪花さん

ーなぜ公務員、そして春日市を選んだのですか?

 

浪花:「地元で働きたい!」という思いがあったのと、自分が何をしたいのかを考えたときに、「対象を絞らない」という軸がまずあって。広い範囲で社会に貢献できる市役所職員という選択肢に行き着きました。

 

その中でなぜ春日市かというと、公務員講座で「これからの財政難などを乗り越えるためには、市民と一緒にまちを作り上げていくことが重要」と学び、これから必要とされる「市民と協働のまちづくり」を長年行っている春日市を選びました。

江渕:一番直接的な理由としては、安定して長く働けること。また、業務の分野が幅広いので、何年かに一度は仕事内容が大きく変わるのも魅力です。

 

その中でも春日市を選んだのは、春日市の職員の人柄や温かい雰囲気に惹かれたことが決め手です。大学生のとき参加した1day面接体験セミナーで直接話を聞いて、ここなら頑張れそうだと思いました。

 

金子:私も大体同じですが、一つ挙げるとすれば、「やりがい」を重視して転職しました。民間企業は、利益があってこその社会貢献です。「製品を通じて社会貢献をしたい」と考えていましたが、実際にはまず製品を売らなければ始まらないという現実もありました。

 

市役所は働くことそのものが社会貢献につながるという、より直接的なやりがいに魅力を感じました。もちろん、福利厚生などの安定性も理由としてはありますが、それだけで20年、30年と働き続けることは難しいと感じています。仕事が楽しくなければ続きません。

デジタル機器の管理や床下配線なども!市役所職員の多彩な仕事
 

ー今はどのような業務を担当していますか?

 

江渕:私の主な業務は、庁内のデジタル関連物品の管理で、庁内全体の調整役を担う部門です。具体的には、マイナンバーのセキュリティ関連や、情報システム機器の調達、住民基本台帳システムのネットワーク管理などがあります。

 

大学の卒論で学んだことは、業務全体の概要を理解する上で役立っています。しかし、具体的なシステムやネットワークの専門的な部分については、一から勉強しています。

 

金子:私は税務課資産税担当で、土地の形状や利用用途など、細かく現地を確認して土地の評価を行っています。そして、その評価に基づく固定資産税や都市計画税の金額を算出する業務を担当しています。

浪花:私は健康課で、高齢者の予防接種や、アピアランスケア用品といって、癌治療に伴いウィッグなどを購入された方への助成事業、予防接種による健康被害の救済などを担当しています。今働いている「いきいきプラザ」の施設管理も健康課の仕事です。

 

ー「こんな仕事もするのか」と意外に感じたことはありましたか?

 

浪花:施設の管理は、全く想像していませんでした。予防接種関連の仕事や健康診断は想像できましたが、施設の管理まで行うとは思っていませんでした。

 

江渕:意外だったのは、OA機器の設置や床下の配線作業などです。例えば床を剥がして作業をしたり、パソコンの初期設定など、専門業者が行うようなことを職員がすることに驚きました。

サーバー室での作業の様子

思ったより泥臭い仕事も!市役所で感じたリアルなギャップ
 

ー実際に働いてみて感じたギャップや、苦労したことについて教えてください。

 

浪花:まず悪い意味でのギャップは、意外と残業があるという点です。「9時5時で終わるんでしょう」と言われることもありますが、繁忙期や担当する業務によっては残業があります。市役所の仕事は部署や時期ごとで忙しさが大きく違うと感じています。

 

金子:想像していたよりも泥臭い一面があると感じます。一日中デスクワークをしているイメージがありましたが、シーズンによってはほぼ毎日現地調査に出向くこともあり、体力も必要です。

 

いい意味でのギャップは、デジタルツールが豊富なことです。民間企業から転職したので、ある程度の不便さは覚悟していましたが、むしろ逆でした。OCRやRPAといった改善ツールが充実していて、業務効率化への意識が高く、効率化にすぐ取り組める環境が整っている点は素晴らしいと思います。

江渕:自分の意見を反映させやすいという点が、いいギャップだと感じます。自分で業務計画を立て、どのように進めていくかをほぼ自分で決められます。元から決まっている通りにやるというよりは、自分で作り上げていく楽しさがあります。

 

実はよくしゃべる!?メリハリのきいた風通しの良い職場
 

ー職場の雰囲気はどうですか?

 

浪花:意外と元気でよくしゃべる人が多いです。ある事業で一緒に働いたスタッフから「市役所の職員は寡黙なイメージがあったけど、春日市は違うね」と言われたことがあります。

江渕:私の部署は、静かに仕事をしているときもありますが、ちょっとした疑問でも気軽に隣の人に聞いたり、上司にもすぐに質問できる雰囲気です。担当が小規模なこともあり、1つの議題についてみんなで考え、「それ、こうじゃない?」といったやりとりが多いので、仕事が進めやすいです。

 

金子:私の職場は、比較的静かです。計算や評価など、集中して黙々と作業する人が多いです。ただ、私の部署も1つの議題が出ると、みんなが集まってきて、ああでもない、こうでもないと話し合います。自分の知らないところで物事が決まる感じがなく、風通しが良いです。

 

問題解決の連続!多彩な現場での奮闘とチームワーク
 

ーこれまでで一番大変だった仕事は何ですか?

 

浪花:施設管理の仕事は、問題が起きるとすぐに現場へ行って対応しなければなりません。ペットボトルの回収ボックスが溢れているといったことから、もっと大きな問題まで様々です。最近では、駐車場の白線が消えかかっていたため、自分たちで白線の引き方を調べ、道具を購入して作業しました。

大変ではありますが、「問題を解決する方法は必ずある」と実感しています。予算がないなら自分たちでやる、何かで代用できるならそれを使うなど、何かしらの方法を見つけ出し、周りの人や上司と相談しながら解決していく過程はとても勉強になっています。

 

金子:毎年4月の納税通知書の発送です。それに向けて11月から1月にかけて約3ヶ月間が現地調査のピークを迎えます。膨大な数の調査を限られた人数で回るため、スケジュール管理が非常に重要です。

 

また、市民の方への説明も苦労する点です。計算過程が複雑なため、「なぜこの金額になるのか」という質問に対して、できるだけ専門用語を使わずに説明するようにしています。チラシを作成して同封したり、よくある質問をリスト化したりと、他の人を頼りながら毎年工夫を重ねています。

ー他の人を頼るというのは、具体的にどのようなことですか?

 

金子:やはり市民の方との相性もあります。私の話し方が気に食わないという方もいらっしゃるので、そういった場合は、自分ではなく他の職員に対応してもらうなど、臨機応変に対応します。自分一人で抱え込まず、他の人にお願いすることも大切だと、上司から教わりました。

 

江渕:システムの入れ替え作業が一番大変です。例えばスポーツ施設の予約システムや住民票のシステムなど、実際にシステムを使う所管からの要望をどう実現するかを考え、業者に伝えなければならず、翻訳作業のような役割を求められます。過去には、調整がうまくいかず、設定ミスで日程が遅れてしまったこともあり、大変な業務です。

職場改善から周囲のサポートまでー目指す理想の姿と成長への想い
 

ー目指す職員像や今後の目標について教えてください。

 

金子:常に、より良い職場環境を作りたい、業務を改善したいという意識を持っています。人手不足が叫ばれる中で、仕事の無駄をなくし、効率化できることは積極的にやっていきたいです。自分で考え、行動できる職員になりたいと考えており、異動するたびにその部署で一つは改善を実現したいという目標を掲げています。

 

江渕:私の小さな目標は、他の職員が抱えている仕事を巻き取れるくらいの余裕を持つことです。今は自分の仕事で精一杯ですが、もう少し余裕ができたら、周りの人が困っている仕事を手伝うなど、プラスアルファの仕事ができる職員を目指したいです。

 

浪花:私の理想の職員が2人いて、同僚はもちろん上司からも頼りにされ、何か問題があったらまず相談されるような方と、職場の雰囲気を明るくしてくれる方です。まずは、職場の雰囲気を明るくできる人になって、経験を積んで、多くの人を手助けできる職員を目指しています。

パソコンスキルと英語力は必要?後悔したことと憧れのスキル
 

ー入庁してから、「これをやっておけば良かった」と思うことはありますか?

 

浪花:パソコン、特にエクセルの使い方を大学で学んでおけば良かったです。大学の講義で無料で学べる機会があったのに、利用しなかったことを後悔しています。時間のある大学4年生のうちに勉強しておけば良かったです。

 

金子:英語が話せたら良かったと思います。窓口で対応する際に役立ちますし、話せたら単純にかっこいいなと思います。

自分の軸を持って挑戦を―就活中のみなさんへのメッセージ
 

ー最後に、就職活動中のみなさんへメッセージをお願いします。

 

江渕:公務員試験は就職活動の期間が長いので、心身ともに疲弊することもあるかと思います。内定時期も遅いので焦る気持ちも出てくるかと思いますが、リフレッシュしながら頑張ってください。

 

浪花:春日市役所は、気さくな職員が多く、楽しく働ける職場です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

 

金子:自分の軸をしっかり持つことが大切だと思います。勤務地でも、やりがいでも、何でも構いません。自分がぶれない軸を持つことで、何をすべきかが見えてくるはずです。就職活動は、自分自身と向き合う良い機会だと思います。

 

また、公務員の仕事は、答えが一つではありません。大変なこともありますが、おせっかいなほど親身になってくれる人が多く、みんなで一緒に考え、解決していくことができます。安心して春日市役所に飛び込んできてください。

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