こんにちは。春日市人事課の採用担当です。
先日、就活生のみなさんに向けて、「1day面接体験セミナー」を開催しました!
「春日市ってどんなとこ?」「公務員の面接ってどんな雰囲気?」といった疑問にお答えするために、年1回行っているインターンシップです。
今年はなんと、36名もの方に参加していただきました!
オンライン参加もあり、県外の方にも春日市を知ってもらえて嬉しい限りです。
しかし当日は、前日から大雨…。電車が遅れたり足元が悪かったりと大変な中、来てくださったみなさん、本当にありがとうございます!
今回のメニューは、
①春日市の紹介 ②面接体験 ③座談会 ④グループでの交流
…というフルコース!3時間の中に、みっちりと詰め込ませてもらいました。
まずは「春日市の紹介」。
スライドで20分ほど、まちの紹介や春日市で働くことについて説明をしました。5分に1回くらい編集が固まってしまうくらいに写真やイラストを盛り盛りに入れて工夫した甲斐があり、みなさん真剣に聞いてくれていました。

続いて面接体験!
実際に春日市が行っている集団面接をリアルに再現しました。

控室をのぞくと、緊張で固まっている方、口パクで練習する方、もうどうにでもなれー!と叫んでいる方…それぞれの人間模様を垣間見ることができました。
面接が終わった瞬間、「やばかった〜!」と一斉に感想を言い合う様子も微笑ましかったです。
そして、面接官から、面接中の態度や事前に提出していただいたエントリーシートの内容、エピソード選び、話し方など、様々な角度から一人ひとりにフィードバック。みなさん真剣にメモを取っていました。

次は座談会です。
ここでは、採用1年目のフレッシュな職員と人事担当がペアになって、就活生のみなさんの質問に答えていきました。

仕事の内容や残業についてなど、幅広いテーマでやりとりがありました。なかでもダントツで多かったのは「職場の雰囲気ってどうなんですか?」という質問。やっぱり一番気になるところですよね。
採用1年目の職員は、就活生のみなさんと距離が近いぶん、等身大のエピソードをお話ししました。就職活動のことや入庁してから感じたことなど、自分の体験を交えて率直に話してくれました。
「新人の立場から見てどう感じているのか」を聞けるのは、就活生にとって大きな安心材料だったと思います。春日市の良い職場の雰囲気を若手職員の言葉でしっかり伝えられたのではないでしょうか。

ここからは私個人的な感想になりますが…
私自身、就活中にこのような面接練習の案内をもらうことがあったのですが、参加することができませんでした。なぜなら…失敗することが怖かったから!
「ここで頭が真っ白になったらどうしよう…」
「失敗したら本番の面接も”ああ、あのダメだった人か”って思われるんじゃ…」
そんな妄想で自滅して、結局チャンスを逃していました。
でも今回みなさんを見ていて思いました。
公務員試験はまだまだ先なのに、「失敗してもいいや!」と練習の場に飛び込めるだけで、本当にすごいことだなと。
セミナーでの“失敗”は、本番には一切影響しません。むしろ「やらかした経験」が、本番で活きてくると思います。緊張しながらも挑戦する姿に、こうやってチャレンジできる人が成長につながっていくんだなと、私自身も背筋が伸びる思いでした。
面接は怖い。緊張するもの。
課長の総評でも伝えたように、「緊張しないようにする」ことは不可能です。
今回のセミナーが、少しでも「春日市っていいかも」「面接って練習していいんだ!」と思えるきっかけとなって、みなさんにとってより良い就職選択ができることを願っています。