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草津市役所

 日本最大の湖琵琶湖を有する滋賀県は、日本のほぼ中央に位置し、京都府・福井県・岐阜県・三重県に県境を接します。湖国滋賀は、古くから人と物とが往来し、長い歴史が刻み込まれたところです。  草津市は滋賀県の南部に位置し、南北約13.2キロメートル・東西約10.9キロメートルとやや南北に広がった地域からなります。東海道と中山道の分岐・合流の地であった草津は、天下を手中に収めようとした時の権力者たちにとっても、歴史上重要な場所でした。現在も滋賀県下で中心的な役割を果たす都市となっています。

「身近な人のために」働くやりがい、民間から公務員へ。草津市役所の土木職が語るキャリアチェンジ

草津市役所

2026/01/05

「公務員」というキャリアは、安定のイメージを超えて、「誰のために働くか」という問いに真正面から向き合う、深いやりがいのある仕事です。

 

特に、土木職のような技術分野では、その地域に暮らす人々の生活を根底から支える、市民に最も近いインフラの担い手と言えるかもしれません。

 

民間企業での経験を経て、草津市役所の土木職として新たな一歩を踏み出した山田さんは、ライフステージの変化を機に転職を決意。山田さんの言葉から、行政の「土木職」として地域社会に貢献する喜び、そして公務員ならではの「公」の仕事の魅力と、働く環境を探ります。

 

 


 

きっかけは結婚と転勤。人生設計から選んだ草津市役所の道

ー 市役所に転職されるきっかけを教えてください

 

山田: 一番のきっかけは結婚を考え始めたことです。前職では転勤があり、一つの場所に定住することが難しかったため、結婚を視野に入れるとネックになると感じました。そこで、転勤がなく、かつ土木職として働ける場所を考えた時に、選択肢として市役所が浮かびました。最終的に、妻が住んでいる草津市役所を選びました。

 

ー 公務員試験は草津市役所一本に絞って受験されたそうですね。当時の草津市に対して、どのような印象を持っていましたか?

 

山田: 市のイメージがあまりなかったのですが、実際に来てみると、意外と栄えていて、街が発展しているという印象を受けました。

 

ー公務員として働く前と、実際に市役所に入ってからで、職員の方々に対するイメージの変化はありましたか?

 

山田: 公務員は真面目で堅い方が多いというイメージを持っていました。実際は、優しい方が多く、コミュニケーションをとって仕事を進める場面も数多くあります。一方で、個人の考えに委ねられる場面も想像以上に多くありました。市民への対応や、土木職としての工事の発注業務といった、仕事の根幹となるイメージは入庁後も変わりませんでした。

市民の生活を支える上下水道施設課の仕事

ー上下水道施設課では、具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか?

 

山田: 主に市内の水道と下水道の維持管理を行っています。老朽化した施設の修繕や改修工事を発注し、管理する仕事です。私の担当業務は、土木職として上下水道の維持管理にあたっています。具体的には、道路上の水道の漏水対応や、下水道管がどういった状況なのかを調査したり、といったことが主な仕事です。

 

ー民間企業での現場監督の経験を経て、市役所の土木職として働くことで、仕事の進め方や役割に最も大きな違いを感じるのはどのような点ですか?

 

山田: 前職が「現場で物事を進めていく」立場だったのに対し、今は「施設の維持管理をどうしていくか」を考え、業者さんにどこを直してもらうか指示する、つまりこちら側から管理を提示していく立場になったことが最も大きな違いです。発注者と受注者という立場の違いも、民間企業時代との大きな差だと感じています。

 

ー上下水道施設課では、土木職と事務職の職員の方々も一緒に働かれているとのことですが、どのような連携を取って業務を進めているのでしょうか?

 

山田: 予算やお金にまつわる部分は、事務職の方と連携して進めます。また、緊急時の現場対応などは事務職の方にも手伝ってもらうこともあり、その際の対応方法を教えるといった連携も行っています。土木職と事務職が互いに協力し合うことで、市民生活を支えるインフラが維持されているのです。

 

ー民間企業の土木職との違いとして、公務員は「転勤がない」という安定性以外にありますか?

 

山田: 公務員の土木職は、民間と異なり、発注者として地域のインフラ全体を管理する視点に立ちます。民間時代は、短期的なプロジェクトの達成や資格取得が主なやりがいでしたが、市役所では水道や下水道といったインフラを長期にわたって維持管理していくことが求められます。

 

これは、「誰のために働くか」という問いに対し、より具体的で、目の前の市民の安心に直結するという強い実感を伴います。また、転勤がないことで、自分が暮らす街のインフラを、まさに「自分のこと」として考え、守っていく責任と誇りを持つことができます。

 

市民の方から直接「ありがとう」と感謝される瞬間は、この「身近な地域社会への貢献」という公務員ならではの最大の魅力だと感じています。

公務員土木職のやりがいと働き方

 

ー公務員として働く中で、どのような時にやりがいを感じますか?

 

山田: 例えば、大きな水道管の漏水事故が発生した際に、周辺住民の方にご迷惑をおかけしてしまうのですが、迅速に対応が完了した後に、「ありがとう」と声をかけてもらえる時ですね。身近な市民のために頑張りたい、という思いが、この仕事のモチベーションになっています。民間企業時代は、資格取得や物事が出来上がった際の達成感がやりがいでしたが、今は市民の反応が大きな喜びになっています。

 

ーワークライフバランスについてはどのように感じていますか?

 

山田: 定時で帰宅できる時もあれば、少し残業が発生することもあります。有給休暇や夏休み期間の特別休暇なども含め、取得しやすい環境だと感じています。この点は、前職よりも働きやすい部分だと言えます。

 

ー 日々の業務で大変だと感じる点はありますか?

 

山田: 日々大変なことはありますが、特に出口が見つからない問題や、まだ経験したことのないような問題が日々起こることですね。毎日が勉強の連続だと感じています。また、市役所の内部的な書類などの業務は、前職とは大きく異なることですね。効率的な進め方や業務軽減ができるように、自分自身も工夫をしていきたいと思っています。

 

草津市で働く魅力と公務員を目指す方へのメッセージ

 

ー 草津市役所の土木職として働く魅力、そしてこれから公務員を目指す方々へのメッセージをお願いします。

 

山田: 草津市の土木職は、社会インフラの維持管理といった基礎的な部分に携われるだけでなく、「草津川跡地整備」といった他の自治体にはないような新しい事業にも取り組んでいます。新しいことに挑戦したいという意欲のある方には、おすすめの環境だと思います。「身近な市民のために頑張りたい」という情熱を持てる方と一緒に、地域の未来を創っていけることを楽しみにしています。

 

―本日はありがとうございました。

 

穏やかな表情で、一つひとつの質問に丁寧に答えてくださった山田さん。民間での経験を活かし、「身近な市民のために」働くという強い想いが、言葉の端々から伝わってきました。

特に印象的だったのは、やりがいが「資格取得や達成感」から「市民からの『ありがとう』」に変わったというお話です。転勤がなく、自分が暮らす街のインフラを「自分のこと」として守っていく責任と誇り。その根底には、地域社会への貢献に直結する公務員土木職ならではの、深い喜びがあるのだと感じました。

 

ライフステージの変化を機に選んだキャリアチェンジが、山田さんの仕事と暮らしを豊かに調和させ、草津市のまちづくりを力強く支えている。そんな優しさと情熱を感じる、心温まる取材でした。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年11月取材)

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 日本最大の湖琵琶湖を有する滋賀県は、日本のほぼ中央に位置し、京都府・福井県・岐阜県・三重県に県境を接します。湖国滋賀は、古くから人と物とが往来し、長い歴史が刻み込まれたところです。  草津市は滋賀県の南部に位置し、南北約13.2キロメートル・東西約10.9キロメートルとやや南北に広がった地域からなります。東海道と中山道の分岐・合流の地であった草津は、天下を手中に収めようとした時の権力者たちにとっても、歴史上重要な場所でした。現在も滋賀県下で中心的な役割を果たす都市となっています。

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