一般行政職
玉井 映地さん=町並・地域振興課(令和4年度入庁)=
●志望動機
大学卒業後、自分の意見を出せるやりがいのある仕事をしたくて、民間企業に就職して県外で働いていました。その中で内子町の人口減少、商工業の担い手不足という課題を知りました。
自分が生まれ育った故郷の発展のために働きたいという思いがしだいに強くなり、Uターンして内子町役場に入庁しました。
●現在の仕事
学生の時は役場の仕事に対して、お堅い仕事で「国から言われたことをする」というイメージがありました。実際は想像とは違って柔軟性もあり、とても働きやすい環境です。民間と比べて大変なのは、文書を読む機会が多いこと(笑)。行政用語が多くて初めは苦労しましたが、分からないことは先輩が教えてくれるし、自分の考えも聞いてもらえるので心配はありません。勉強しながら楽しく仕事をしています。
業務内容は企業誘致や町産品販路開拓、商工業活性化などです。新たな雇用創出に向けて県外企業に営業活動をしたり、内子町の特産品を知ってもらうために物産展や商談を行ったりしています。前職で販売の仕事をしていたので、物産展では見やすい売り場づくりをしたり、事業者とやり取りしたりするのに、これまでの経験が役立ちました。過去に内子町が参加していなかった地域の物産展にもチャレンジしたら、売り上げを大きく伸ばすことができました。一緒に参加した事業者の皆さんにも喜んでもらえて、達成感がありました。役場の仕事は幅広く、皆さんの経験を生かせる場面もあるはずです。
●受験生へのメッセージ
内子町には八日市・護国町並保存地区や伝統文化施設の内子座のほか、市街地から少し離れると豊かな自然もあります。県外でも過ごした私から見て、内子は魅力の詰まった町ですが、まだ町外での認知度は高いとはいえません。皆さんも役場職員として柔軟な発想で、まちをPRしませんか。内子町が求めるのは、内子が好きで、チャレンジ精神を持った前向きな人です。職員や町民の皆さんと協力し合って前進できる、あなたのような人材を待っています。
