保健師
冨永 綾香さん=内子町保健センター(令和5年度入庁)
●志望動機
幼い頃から乳幼児と関わる機会が多く、将来は赤ちゃんと関わる仕事がしたいと思っていました。さまざまな職業の中でも興味があったのが保健師です。学生の時に内子町から一度離れたことで、内子町の住みやすさや人の温かさを改めて実感し、生まれ育った内子町で保健師として母子保健に携わりたいと思うようになりました。
●現在の仕事
私が勤める内子町保健センター(以下、センター)では、母子手帳を交付するときから高齢者まで、さまざまな年代や背景の人と関わります。センターに来るまでは、保健師について「地域住民と距離が近い仕事」という漠然としたイメージしかありませんでした。働き始めてからセンターの事業だと始めて知ったことが多く、想像していた以上に町民の皆さんに近い存在だと実感しています。
住民と直接関わるからこそ、皆さんからの笑顔や感謝をもらえて、やりがいを感じられる仕事です。出産を控えたお母さんたちをサポートする「プレママ教室」では、助産師の経験を生かして、赤ちゃん人形を使って沐浴の方法などを紹介します。参加者からは「育児に対するイメージが深まった」と言ってもらえます。また育児相談や赤ちゃん訪問で、育児中のお母さんとお話しする機会もあります。「聞いてもらって安心した」「不安なのは自分だけじゃないと思えた」という人もいて、そんな声を聞くとうれしくて、私自身の仕事へのモチベーションになっています。
●受験生へのメッセージ
私は保健師1年目で分からないこともありますが、先輩が優しくサポートしてくれます。センターには20~50代まで幅広い年代の職員がいます。疑問があったときは先輩後輩に関係なく気軽に相談でき、自分の意見を出し合うこともできます。またセンター職員の多くは子育て経験者で、みんなで協力し合っているので、子育てと仕事の両立もしやすいと思います。自分のペースで働きやすい内子町で、あなたも町の皆さんを支える仕事をしてみませんか。