「自分の育った地元や地域のために力を尽くしたいです。」 そう語るのは、三好市役所建設部工務課の元木さんと秘書人事課で広報を担当する徳留さん 。県外の大学で地方自治を学び地元徳島へ戻った元木さんと、民間からの転職で移住した徳留さんという入庁2年目の同期。
今回は、三好市を目指す方に向けて、それぞれの入庁のきっかけや仕事のやりがい、魅力的な働き方についてお話を伺いました 。
- 地方自治への関心と市報がつないだ運命の採用試験
- 市民課と支所で学んだ自治体業務の基礎とコミュニケーション
- 想定外の異動がもたらした新たなやりがいと成長の実感
- 家族との時間と温かい職場環境が実現するワークライフバランス
- 三好市の魅力を全国へ伝え、地域に信頼される職員を目指して
地方自治への関心と市報がつないだ運命の採用試験
ー自己紹介と入庁のきっかけについて教えてください 。
元木:私は高校時代を三好市で過ごし、生徒会長として地域の良さを発信する活動や台湾人留学生の案内などを通して、三好市の良さを再認識しました。そして、県外の大学で地方自治を学ぶ中で、元府知事をしていた方の講義を受け自分の育った地元のために力を尽くしたいという思いが強くなり、三好市役所一筋で挑戦しました。
1年間の会計年度任用職員を経て、令和7年度に正規職員として採用され、現在は建設部工務課に所属しています 。
徳留:同じく入庁2年目の徳留です。現在は秘書人事課で広報を担当しています 。大学卒業後は教育系の会社で塾の教室長として勤務していましたが、子どもが生まれたことで家族と過ごす時間を大切にしたいと転職を決意しました。
妻の実家がある三好市へ帰省した際、広報紙で職員募集を知ったことがきっかけで、38歳で家族とともに移住してきました。前職で転勤が多かったため、転居への不安はありませんでしたね。
ー公務員試験に向けた勉強や選考時のエピソードについて教えてください 。
徳留:社会人をしながらの受験だったため時間の捻出がポイントでした。往復3時間の通勤時間を全て試験対策に充ててインプットを習慣化しました。また塾の教室長として公務員試験を目指す生徒の指導もしていたため、教えることで自分自身もアウトプットするという良いサイクルが生まれました。

市民課と支所で学んだ自治体業務の基礎とコミュニケーション
ー1年目の部署での業務や学びについて教えてください。
徳留:1年目は市民課に配属され、証明書の発行やマイナンバー関連の手続きを担当しました。制度に基づく業務のため、法令や規則に沿って発行権限の有無を判断することが求められます。急いでいらっしゃる市民の方に対して不快な思いをさせずに制度を丁寧にご説明するという対応の難しさを痛感しました。
また、移住してきたばかりの私にとって地域の方言や独特の言い回しに慣れるまではニュアンスを理解するのに苦労しました。
元木:私は1年目、三野支所に配属されました。支所の業務は多岐に渡り、証明書発行のほかゴミ収集や自治会支援、環境保全など、本庁の様々な業務を少数精鋭でカバーします。
自分の担当業務を行いながら窓口対応も行うため、幅広い知識をスピーディーに吸収する必要があり大変でした。しかし、1年間で市役所全体の業務の流れや地域住民の声をダイレクトに学ぶことができ、大きな基礎を作ることができました。
想定外の異動がもたらした新たなやりがいと成長の実感
ー2年目で現在のお仕事に異動されてからの変化や、やりがいについて教えてください。
徳留:2年目で秘書人事課に異動となり、念願だった広報紙の制作を担当することになりました。入庁のきっかけとなった広報紙づくりにこれほど早く関われるとは思っていなかったので、夢が叶ったような驚きと嬉しさでいっぱいでした。
現在は専用の編集ソフトを使用して誌面を作成しています。取材で市内各地を巡ることで三好市の新たな魅力を発見でき、子育てや家族のお出かけにも還元できるため非常に充実しています。

元木:私は現在、建設部工務課で土木事務を担当しています。道路や橋の修繕、工事の発注、図面の確認や積算業務など、インフラを直接支える仕事の重要性を実感しています。全く知識のない分野ですが、先輩方が親身に指導してくれるため安心して知識を深められています。

家族との時間と温かい職場環境が実現するワークライフバランス
ー職場の雰囲気やワークライフバランスはいかがですか。
徳留:前職では土日祝日やお盆、正月もまとまった休みを取るのが困難でした。現在は土日祝日が基本的にお休みとなり、子どもが起きている時間に帰宅できるようになりました。
取材などで休日出勤することもありますが、振替休日を取得できるため無理なく働けています。職場の雰囲気も温かく、日常の雑談から広報紙の新しい企画や取材のヒントが生まれることも多く、風通しの良い環境です。
元木:工務課の職場はとても居心地が良く、上司や先輩との距離が近いため何でも相談できます。現場へ移動する車内などで休日の出来事など何でも話すことがあり、温かい雰囲気があります。
土日祝日はしっかり休んで趣味や遠出を楽しみ、リフレッシュして月曜日からの仕事に臨むサイクルができており、メリハリを持って働ける環境が整っています。
三好市の魅力を全国へ伝え、地域に信頼される職員を目指して
ー最後に、今後の抱負や三好市役所を目指す方へのメッセージをお願いします。
元木:工務課に着任して数か月が経ち、専門用語や現場の知識が少しずつ身についてきました。まだ苦労することも多いですが、一日も早く一人前の工務課職員として認められるよう、勉強を積み重ねていきます。
三好市役所は挑戦する職員を温かくサポートしてくれる職場ですので、地域に貢献したいという情熱を持った方と一緒に働けることを楽しみにしています。
徳留:私自身が広報紙をきっかけに三好市との縁を結んでいただいたように、第2の徳留を呼び込めるような魅力あふれる広報紙を作ることが今の目標です。三好市で暮らす市民の皆様が、自分のまちに誇りと愛着を持てる情報を発信し続けていきたいと考えています。未経験からの挑戦であっても温かく迎え入れてくれる環境がありますので、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

ー本日はありがとうございました。
今回のインタビューでは、異なったバックグラウンドを持つお二人から、三好市役所で働くリアルなやりがいと魅力を伺いました。地元への想いを胸にインフラ整備に奔走する元木さんと、民間企業での経験を生かして広報紙制作に情熱を注ぐ徳留さん。二人とも部署異動を経て新たな課題に直面しながらも、温かい職場環境と充実したプライベートを糧にして生き生きと活躍されている姿がとても印象的でした。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年7月取材)



