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生駒市役所

生駒市は、昭和50年代から新興住宅地の開発が続き、都心部へのアクセスの良さ、生駒山や矢田丘陵に囲まれた緑豊かな環境、定評のある子育て・教育環境の良さを活かし、大阪のベッドタウンとして発展してきました。市民の皆さんの定住意向率は87.2%と高い水準を誇ります。 主役である市民が仲間を得て、夢をかなえ、 自分らしく輝きながら暮らせるまちになることを目指しています。 このまちの未来をつくろう。いっしょに。

モノづくりから、マチづくりへ。10年のエンジニア経験を武器に挑む、生駒市の「居心地が良く歩きたくなる街」への挑戦

生駒市役所

2026/02/18

奈良県生駒市役所の都市づくり推進課で働く志賀さんのインタビュー記事です。前職は電子部品メーカーの研究開発職として10年間勤務していた志賀さん。なぜ技術職から、畑違いとも思える公務員へと舵を切ったのか。民間時代の経験を活かした「庁内横断型」のプロジェクト運営や、生駒市ならではの職場の魅力、そして「自分たちの手で街を動かす」という仕事の醍醐味について詳しく伺いました。

 


 

「技術者」から「まちのプロデューサー」へ。異色のキャリアチェンジ


ーこれまでの経歴と、現在担当されているお仕事について教えてください。

 

志賀:前職は大阪にある電子部品メーカーで、研究開発に従事していました。大学でも電気回路・情報処理に関する分野を専攻していたので、当時は「エンジニア」として、カーナビのタッチパネル技術を応用した製品の開発など、ゼロからモノを生み出す業務に従事していました。

 

2024年に社会人採用で入庁し、現在は都市づくり推進課の拠点形成室という部署に所属しています。現在は、生駒駅南口(いこみな)エリアの活性化を主なミッションとしています。具体的には、国交省が推進している「まちなかウォーカブル推進事業」という、車中心から人中心のまちへと転換し、居心地が良く歩きたくなるようなまち並みをつくるプロジェクトを担当しています。行政だけでなく、エリアで商売をされている方々や住民の方々と連携しながら、将来のいこみなエリアをどう活性化していくかを日々考えています。

いこみなエリアの活性化事業の様子

 

「誰かの喜ぶ顔が見たい」——モノづくりの先にある実感を求めて

ー10年間もエンジニアとして活躍されていた中で、なぜ公務員、それも「まちづくり」という分野への転職を決意されたのですか?

 

志賀:理由は大きく分けて二つあります。一つは、もっと直接的に「人の役立つ」仕事がしたかったことです。実家が飲食店を営んでいて、子どもの頃から店を手伝い、お客さんの反応を間近で見る環境で育ちました。前職の研究開発はやりがいもありましたが、自分の設計した製品を使っている人の反応を見る機会はほとんどありません。もっと直接的なコミュニケーションを通じて、誰かの喜ぶ顔が見える仕事がしたいという思いが強くなっていました。

 

もう一つは、私自身の生活環境の変化です。結婚を機に家を建てることになり、立地や子育て環境を考えて選んだのが生駒市でした。もともと妻がまちづくり関連の仕事をしていて、イベントの手伝いなどを通じて「まちが動く面白さ」を感じていたこと、「イベントに参加していたファミリーの幸せそうな姿」を目にしたことも大きかったですね。自分が住むまちを、自分たちの手でより良くしていける。そんな仕事に挑戦したいと考え、社会人採用に力を入れている生駒市役所の門を叩きました。

 

「1年スパン」から「10年スパン」へ。時間軸のギャップに戸惑った日々

ー民間企業から行政へと環境が変わって、戸惑いやギャップを感じることはありましたか?

 

志賀:「時間軸」の違いには最初戸惑いました。民間、特に製造業では昨今の情勢から「1年後の量産」を見据え、短期的な利益を出すためにスピード感が求められています。しかし、まちづくりは10年単位のスパンで物事を考えます。市民の方々に意見をいただきながら、最適なまちづくりを丁寧に進める必要があります。

 

また、経費や承認フローの厳格さもギャップに感じたことの一つです。民間では所属長の判断で進められることも、行政では税金が財源である以上、財政課や会計課との合議が必要になります。建て替え払いができないといった事務的な細やかさに「非効率だな」と感じる瞬間がないわけではありませんが、それは裏を返せば、一円たりとも無駄にしないという厳格さの証です。


エンジニアの思考が街を変える。「庁内ワーキンググループ」の挑戦

ーこれまでのエンジニアとしての経験が、今の仕事に活きていると感じる場面はありますか?

 

志賀:令和6年度に発足した「庁内ワーキンググループ」は、前職の経験がベースになっています。以前在籍していた会社では、設計の最終段階で製造現場から「この設計では効率が悪い」と差し戻される「手戻り」を防ぐため、上流の開発段階から下流の製造担当を巻き込む体制づくりを意識していました。

 

行政も同じで、まちづくりの部署だけで方針を決めても、いざ道路を整備しようとすると土木や事業計画などの部署から技術的な制約で「できない」と言われてしまうことがあります。それでは時間がもったいない。そこで、最初から関係部署の職員を巻き込み、横断的に議論できる場を作りました。行政はどうしても縦割りになりがちですが、前職で培った「効率的なプロジェクト運営」の視点を入れることで、組織の壁を越えた連携体制づくりが進んだと感じます。

庁内ワーキンググループの様子
庁内ワーキンググループでの視察の様子

ー現在の職場の雰囲気はいかがですか?

 

志賀:今の部署は若い方が多く、非常に風通しが良いのが自慢です。課長が率先して「自分の意見をどんどん発言していい」という雰囲気を作ってくださるので、入庁したての私でも遠慮なくアイデアを出すことができました。前職の技術職時代は黙々と作業する個人プレイが多かったのですが、今はチーム一丸となって「まちのために何ができるか」を議論しています。

 

特に心強いのは、全庁的に私のような転職組が多いことです。当課では、正職員7人中4人が転職者で、他市からの経験者や民間出身者など、バックグラウンドも多様です。固定観念に縛られず、多様な視点で仕事に取り組める環境は、転職者にとって非常に馴染みやすく、刺激的だと思います。

職場内での様子

 

空き物件が生まれ変わる瞬間。チャレンジショップ「サクラサク」の成功

ーこれまでで特に印象に残っているプロジェクトを教えてください。

 

志賀:令和6年度に実施した「サクラサク」というチャレンジショッププロジェクトです。生駒駅南口のさくら通りにある空き事務所を活用し、将来お店を持ちたいという方々に挑戦の場を提供する取り組みです。計6組の方々が出店してくださったのですが、これまで通りを歩いていなかった層の方々も訪れるようになるなど、まちの風景が変わっていくのを実感できました。

何より嬉しかったのは、この取り組みを「次年度以降もなくしてはいけない」と、日頃エリアで活動する市民の方々が手を挙げて「サクラサク実行委員会」を立ち上げてくださったことです。行政がきっかけを作り、それを市民の手で育ててもらう。まさに「人と人がつながり、大きな輪になっていく」瞬間を目の当たりにし、この仕事の尊さを再確認しました。

空き事務所の屋外(Before)
出店時の屋外の様子(after)
空き事務所の屋内(Before)
出店時の屋内の様子(after)

仕事も生活も「生駒」にある。理想的なワークライフバランス

ーワークライフバランスや、生駒市で働くことの魅力について教えてください。

 

志賀:イベントなどで土日に出勤することもありますが、その分平日に休みを取れます。前職よりも有給休暇が取りやすい環境ですね。自分自身がこの街に住んでいるので、休みの日には家族と一緒に生駒の自然を楽しんだり、自分が担当した現場を客観的に眺めてみたりと、仕事と生活がポジティブに融合しています。

 

また、生駒市の魅力に「市民の皆さんのまちへの愛着」があります。街を良くしたいという熱い想いを持った方が多く、その想いが点と点でつながり、新しいアクションが生まれる。その「点をつなげる役割」を担えるのが、市役所で働くやりがいの1つだと思います。

 

ー最後に、生駒市役所への入庁を考えている方へメッセージをお願いします。

 

志賀:公務員の仕事は、単なる事務作業ではありません。また、生駒市は異なるバックグラウンドの知見を積極的に取り入れる文化があります。民間での経験、特に全く違う業界で培った知識や考え方は、行政をアップデートするための大きな武器になります。「今のスキルを、より直接的に誰かのために役立てたい」と考えているなら、ぜひ生駒市というフィールドを選んでみてください。自分が住み、愛するまちを変えていく喜びを、ぜひ一緒に味わいましょう。

ー本日はありがとうございました。
 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年12月取材)

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生駒市は、昭和50年代から新興住宅地の開発が続き、都心部へのアクセスの良さ、生駒山や矢田丘陵に囲まれた緑豊かな環境、定評のある子育て・教育環境の良さを活かし、大阪のベッドタウンとして発展してきました。市民の皆さんの定住意向率は87.2%と高い水準を誇ります。 主役である市民が仲間を得て、夢をかなえ、 自分らしく輝きながら暮らせるまちになることを目指しています。 このまちの未来をつくろう。いっしょに。

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