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川上村役場

奈良県川上村は「水が生まれる場所」として、 自然との関わりを通じて人々の暮らしを考える姿勢を大切にしています。 吉野川(紀の川)の源流に位置する川上村は、山と水を守りながら、豊かな生活を築いてきました。 おいしい水ときれいな空気、森林に囲まれた環境は村の自慢です。 ここから生まれた水は、遠く離れた奈良盆地も潤しながら、和歌山の海に流れています。 山で育まれたミネラルが海に届きおいしい魚を育てるように、自然は恵みを与えてくれます。 一方で、「災害」という脅威をもたらすこともあります。 良いことも悪いことも、水を介して繋がっています。 昨今はなんだかつい忘れてしまいそうになりますが、日本のどんなところにいても皆さんは自然に生かされる暮らしをしています。 水を育む森があり、森を育む営みが川上村にはあります。 だからこそ世の中の人に向けて、“自然や地域との関わり方そのもの”を提案しているのが川上村役場です。 人口1200人の小さな村から、世の中をつくっていく。 一緒に村づくりをする仲間と出会えることをたのしみにしています。

小さな自治体だからこそできる関わり方がある。住民さん一人ひとりを思い浮かべ、みんなで支えていく。

川上村役場

2026/03/31

 

行政の仕事といっても、市町村によってさまざま。

人口が約1200人の川上村役場での仕事は、一体どんなことをするのでしょうか?

面積のうち森林が95%をしめす水源地の村での暮らしにもせまります!

 

 

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〈今回の登場人物〉

伊藤さん:住民福祉課/勤続3年

鈴木さん:総務税務課/勤続7年

※令和7年現在

 

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鈴木さん:じゃあ早速になりますが、お話を伺えたらと思います!伊藤さんの仕事内容を教えていただけますか?

 

伊藤さん:私は理学養法師で、役場の健康福祉課にて介護予防関係の仕事をしています。具体的には、65歳以上の高齢者の人ができるだけ元気に長く川上村で過ごすことができるように、健康づくりの企画やアドバイスなどをしています。

 

鈴木さん:各集落の体操グループなど、地域の人のもとへ行く機会があるんでしょうか?

 

伊藤さん:そうですね。地区ごとに自主活動で体操をしているグループがありまして、普段は希望があれば健康運動指導士さんに委託をして体操や専門知識を指導していただいていますが、地域の方が活動をする中で困っていたりする時もあるので、集落を順に回ってグループに混ざって一緒に体操をすることもあります。また、散歩イベントを企画して村民さんと外で一緒に歩きに行ったりもしています。他には、シニアクラブのような場所で講義をすることもあります。

 

鈴木さん:企画もして、一緒に歩いて、専門的な理学療法士としてのアドバイスをするお仕事なんですね。

 

伊藤さん:そうですね。全てのアドバイスを僕だけがしているのではなくて、介護予防の授業には保健師さんや歯科医生士さんに来て喋ってもらうこともありますよ。例えば散歩のイベントでは専門職の方にお話をしてもらった後にみんなでご飯を食べて歩きに行く、みたいな感じです。

 

鈴木さん:いろんな方と連携をしながら企画されているんですね。イベント以外の日々はどんな感じでお仕事をされているのでしょうか?

 

伊藤さん:普段は、村内の移動スーパーについてまわることもあります。看護師さん、コミュニティナースが中心ですが、時々代わりに行かせてもらうことがあります。


 

⬛︎ 理学療法士として行政で働くこと

 

伊藤さん:行政の中に理学療法士がいることは珍しい気がしますが、どうなんでしょうか?

 

鈴木さん:今だったら増えてきているんですが、伊藤さんが川上村にこられた時は周辺の行政でも僕たちのところが初めてぐらいの時だったと思います。

 

伊藤さん:そうだったんですね。

 

鈴木さん:この話の流れで聞くのですが、伊藤さんはなぜ川上村で働こうと思ったんですか?

 

伊藤さん:本当にたまたま、です。川上村に来るまでは大学院に通っていて、就職を考えていた頃に教授から川上村で理学療法士の求人があることを教えてもらったんです。行政で理学療法士が求められるのは珍しく感じて興味を持ったんですよね。

 

鈴木さん:そうだったんですね。病院勤務と行政でのスキルの使い方は少し違うような気はするのですが、病院ではどのように働かれていたんですか?

 

伊藤さん:理学療法士として、リハビリとして関節を動かす練習や、マッサージとストレッチ、筋トレなどのアドバイスをしていました。なかなか体が動かない方には体を抱えながら一緒に歩いたりもします。病院では患者さんと直接1対1でその人の体を触りながら施術をしていたのですが、今のように病院じゃないところでは人の体を直接触って治療をすることは医師の指示がないと法律上できないので、仕事の仕方もガラッと変わりますよね。それに、1対多数のような形が多くなります。関わりを持つ人の数は増えたと思います。

 

鈴木さん:なるほど!村では村の動き方があるのでは、ということは想像されていたんですか?

 

伊藤さん:そうですね、大体は予想をしていました。ですが、例えば介護保険の事務作業などはイメージができていなかったので大変に思うことありましたね。今までは患者さんの状態に合わせて退院後の介護保険のサービスの使い方を案内する側にいたのですが、今はその申請を受ける側にいます。患者さんが役所で書類をもらうのに、「なぜこんなに時間がかかるのだろう?」と思っていたのですが、いざ行政で作業をしていると、「これは時間がかかるなぁ」と納得する部分もありました。

 

鈴木さん:両者の手続きを体験することによって見えてくることがあったんですね。行政で働く中でギャップに感じることはありましたか?

 

伊藤さん:病院は病院の独自の文化・ルールがありました。例えば、病院の意思決定のルートは所属長の課長まで話を通していれば頷いてもらえるものもあるのですが、役場は病院のように「医療職」のような分野でまとめられるものもないですし、価値観の違ういろんな人に協力をしてもらったり自分でも調整をしてお仕事をするので、大きくギャップに感じる部分でした。

 

鈴木さん:確かに。行政は、そもそも共通言語もなければ、働く人の性質や価値観、業務が全部違いますもんね。

 

伊藤さん:そうですよね。こんなにも違うんだ、と驚きました。見えている視野が全然違いますよね。病院の時は職種上、「自分と患者さん」のような一対一の家族みたいな感じですけど、行政では一対一ではなくなり、また、全部が自由になる感覚です。ずっと行政で働いてきた人たちを見ていると、みなさん見ている範囲が広いですし、自分の仕事がどれだけ村に影響を与えるのかをすごく考えてられているんだなと感じました。慣れないこともありましたが、先輩やいろんな人と協力して仕事をして、村民さんに影響していくことを実感することにやりがいを感じます。

 

鈴木さん:そうなんですね。確かに、自分のやったことが広がっていく感覚がありますよね。

 

伊藤さん:そうですね。プレッシャーでもありつつ、面白さでもあると思います。

 

鈴木さん:健康福祉課はどんなチーム体制で動いているんでしょうか?

 

伊藤さん:この課は、「人が生まれてから、年を重ねて、亡くなる直前まで」を担当している課なので、それぞれに任されている担当はあるのですがチームで情報共有・情報交換を密接にしています。例えば、高齢者の方の介護予防担当の業務では、65歳になった今の住民さんの状況を知るだけでなくて、それまでどのように暮らされていたのかとかを他の担当の方に聞くことがあったりします。

 

鈴木さん:そうなんですね。では例えば、移動スーパーでの巡回で「あの人最近見かけないな」みたいなことを気にかけあったりするのでしょうか?

 

伊藤さん:そうですね。特に地区を巡回してくれているコミュニティーナースさんから「移動スーパーで最近あの人見かけない」とか、「会いに行ったら体調が悪そうだった」とかを聞きます。逆に、僕が住民さんの自主活動グループに参加したときは、「今まで来てなかった住民さんが来るようになったよ」とか、「地区がこんなににぎわってましたよ」などのちょっとした情報も他の職種の方にも共有しています。

 

鈴木さん:そういうふうに情報共有がされているんですね。行政以外の社会福祉協議会さんなどとも情報収集をされているんでしょうか?

 

伊藤さん:はい。月に1回、健康福祉課で会議があり、そこに診療所や社会福祉協議会の方も来ていただいています。その場では、ちょっと心配な住民さんに対して「どんなふうに関われそうか」「村にどういう事業があればいいのか」などを話して、みんなで動いています。

 

鈴木さん:確か、「重層的支援体制整備事業」っていうんですよね。

 

伊藤さん:はい、今のこのいろんな役割の方が集まって1人の住民さんをサポートできる体制をそういいます。また、すべての住民さんを介護保険制度の中でサポートができたらいいんですが、介護保険を使うということは健康状態があまり良くなかったりもするんです。医療保険とか医療が必要な場合もあるので、分野を横断して支援ができるように、制度の狭間にいる人もみんなで支援できるような体制をとっています。

 

鈴木さん:なるほど!そのようにして、村民さんの健康を守っていく仕組みが川上村にあるんですね。

 

村の健康診断でも健康づくりのアドバイスを通して村民さんと交流されています。

⬛︎ 子育てについて

鈴木さん:今、お子さんがいらっしゃるとお聞きしていますが、もうすぐ1歳になるんでしょうか?
 

伊藤さん:そうです!今月1歳になります。

 

鈴木さん:そうなんですね、お誕生日おめでとうございます!そろそろ掴まり立ちをする頃ですよね…?

 

伊藤さん:そうなんです。もう、どんどん掴まりながら歩いてるんですよ。

 

鈴木さん:歩けるようになったら、目が離せなくなるので大変ですよね…!そんなお忙しい中だと思うのですが、子育てと仕事はどのようにしていますか?

 

伊藤さん:両立しています。妻が家に居てくれているので昼間は子どもの面倒を任しているのですが、僕が仕事から帰ってからはできるだけお風呂に入れたり、どちらかが食器を洗っている間にもう一方が寝かしつけたりです。こんな感じで夫婦で連携しています。

 

鈴木さん:そうなんですね!では、仕事は定時に上がれているのでしょうか?

 

伊藤さん:時期的に忙しい時もあるので、絶対に毎日定時でとは言えないかもしれないですね。ですが大体は定時です。少し定時を過ぎることもありますが、子育ての時間は確保できていると思います。

 

鈴木さん:お子さんが生まれてからは育休を取られていたんですか?

 

伊藤さん:はい、2ヶ月いただきました。

 

鈴木さん:2ヶ月は長かったですか?それとも、短かったですか?

 

伊藤さん:子どもが生まれてからは本当に忙しくて…。たった2ヶ月だったかもしれませんでしたが、長くも感じました。いざ終わってみたらあっという間でしたし、もっと取りたかったです。

 

鈴木さん:そうですよね。大変な時期だからこそ、取りたい人にどれだけ取らせてあげられるか、取れるようにしていくのが理想ですし僕としても制度を整えられるよう頑張りたいです。また、時差出勤は活用したことありますか?

 

伊藤さん:あります。子どもを寝かしつけた後に疲れて起きていられないことがあり、朝に自分のことをするために、9時に出勤し17時45分に退勤する形で活用したことがあります。もう少しすると保育園にも入園するので、毎朝連れていくのにも時差出勤を使いたいと思っています。

 

鈴木さん:子育て世代の職員さんは結構積極的に活用していただいていると思います。1週間前に伝えてくだされば活用できますし、時間の使い方を自分で考えやすくなると思うのでぜひ活用してください!

 

 


 

⬛︎ 福利厚生・要望/移住の不安

鈴木さん:思い切って聞くのですが、福利厚生的な部分で、もうちょっと手厚くしてほしい要望はありますか?

 

伊藤さん:仕事用の携帯があれば助かるかもしれません。プライベートなのか仕事なのか、よく分からないことがあり。。

 

鈴木さん:村に住んでいると地区のことなども積極的に参加しますもんね。参考になります。そのほかで、移住するときに不安などはありましたか?

 

伊藤さん:多少はありました。どこかの地域の事例では移住者を歓迎しない場所もあるとネットで見たことがあり、実際はどうなのか気になっていました。いざ移住をしてみるとそんなことはなく、皆さんウェルカムに迎えてくださり、「よう来たよ」と声をかけてもらえました。

 

鈴木さん:僕もほっとしています。村の暮らしには慣れましたか?

 

伊藤さん:だいぶ慣れたと思います!

 

鈴木さん:初めの頃が懐かしいですね。村に引っ越してきて子育てのサポートを受けることはありましたか?

 

伊藤さん:他の市町村よりもたくさん助けてもらっている気がします。保育園が無償でありがたいですし、もちろん待機児童もいないですし。あとは、妻の妊娠中に子育て包括センターあま★ごんがおむつ替えの仕方やお風呂の入れ方などを家まで教えに来ていただいたのですが、よい練習になりました。

 

鈴木さん:大きい市町村だったら病院などに行かないと教えてもらえないですもんね。

 

伊藤さん:そうですね。あとは、あま★ごんに関わる方々も顔見知りの方なので相談しやすい環境がありました。

 

鈴木さん:職員さんや保健員さんが住民さん一人一人を気にかけてくれている小規模自治体だからこその魅力ですよね。

 

 

⬛︎ 最後に

鈴木さん:では最後に、これから働きたいと考えてくださっている人に一言をいただけますか?

 

伊藤さん:自治体でこれだけ住民さん一人一人の顔を見れる・思い浮かべながら仕事できることは衝撃かもしれませんが、すごくいいなと思っています。大きな自治体のやりがいもあるとは思うのですが、小さい自治体だからこその仕事の仕方・性質の良さは間違いなくあると思います。そんな風に仕事をしてみたい方には川上村はいいんじゃないかなと思います。

 

鈴木さん:今日はお時間いただきましてありがとうございました!

 

 

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ここまで読んでくださりありがとうございました。

川上村役場での仕事内容や水源地の村での暮らしについて、いかがでしたでしょうか?

 

1人の住民さんに対するサポートを村職員さんだけでなく、

診療所や社会福祉協議会など庁舎を超えて連携をしていくことや、

人口が少ないからこそ自分たちもダイレクトにサポートの実感ができる

村の様子をお聞きすることができました。

 

これからも記事を公開していきますので、

どうぞよろしくお願いいたします!

職員インタビュー

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