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丸亀市役所

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【県庁から丸亀市役所へ!】土木技師が語る県と市の違いとは?助け合う風土で見つけた最高のワークライフバランス

丸亀市役所

2026/04/30

香川県丸亀市役所で働く中島さんのインタビュー記事です。大学時代を過ごした香川県の住みやすさに惹かれ、県庁の土木技師から丸亀市役所へ転職して8年目。維持管理から大規模な道路建設まで、建設課で幅広い業務を経験してきました。県庁との働き方の違いや、上司や同僚と密にコミュニケーションを取りながら助け合う丸亀市役所の温かい風土、そして子育てと両立できる充実のワークライフバランスについて語っていただきました。

 


県庁から香川へ。生活の基盤を考えたU・Iターン転職

 

ーまずは簡単なご経歴と、土木技師を目指したきっかけから教えてください。

 

中島:四国の別の県の出身で、大学で香川県へ来ました。卒業後は地元に戻り、県庁に入庁して土木技師として3年間勤務しました。親も公務員だったので、もともと馴染みのある職業だったというのが大きいですね。その後、採用試験を受け直して丸亀市役所に入庁し、現在8年目になります。

 

ー県庁ではどのようなお仕事をされていたのですか?

 

中島:現在と同じような建設課の業務で、主に道路や河川の「維持管理」を担当していました。道路の穴や、河川に何か影響が出た時に、応急的に動いて直す仕事内容でした。

 

ーそこからなぜ、再び香川県へ、そして丸亀市役所へ転職しようと考えたのでしょうか?

 

中島: 一番の理由は「転勤の範囲」です。県庁の土木職となると、将来的に県内での引越を伴う異動の可能性がありました。今後の生活を考えた時に、そういった広範囲の転勤は自分のライフスタイルには合わないかもしれないと思ったんです。

 

一方で、大学時代を過ごした香川県は、船や高速バスを使えば大阪や神戸などの関西圏へのアクセスも良く、非常に住みやすかった記憶がありました。高松市や丸亀市あたりなら買い物にも困りませんし、人の密度もちょうどいい。それなら、転勤の範囲が限られている香川県の市役所で働きたいと考えました。

 

丸亀市を選んだのは、「規模感」が自分に合っていると思ったのが一番の理由です。大きすぎず小さすぎず、職員数もそれなりにいるので、極端に忙しすぎることなく働きやすい環境ではないかと想像しました。 また、大学のゼミの研究で丸亀市内を流れる土器川に水汲みに行ったり、フィールドワークをしたりしたことがあり、街の雰囲気をある程度知っていたことも安心感に繋がりました。

 

維持、港湾、道路建設。市役所内で経験した幅広い土木の現場

 

ー入庁後は建設課に配属されたとのことですが、これまでの業務内容を教えてください。

 

中島: 入庁から現在までずっと建設課に所属していますが、その中で3つの担当を順番に経験してきました。 最初の2年間は「維持担当」。市民の方から「道路に穴が空いている」といった電話でのご要望を受け、率先して現地確認に行きます。自分たちで対応できるものはその場で穴埋めをしたり、規模が大きくて難しいものは地元の建設業者さんなどに舗装工事や除草等をお願いして対応してもらうという仕事です。

 

続く3年間は「河川港湾担当」。丸亀市にはそこまで大きな河川はないのですが、島しょ部を含めて漁港港湾の施設が多くあります。港湾構造物の補修対応や、本島や広島等の島内にある排水路の改良工事などを行っていました。 また、構造物ごとに5年に1回のペースで定期点検を行い、補修が必要な箇所が見つかれば予算を取って、数年計画で補修工事を進めていくという業務も担当していました。

 

そして現在は「道路建設担当」で3年目になります。ここでは、以前から計画されている「都市計画道路」などの国からの補助金を活用した事業をメインに、道路を新しく建設したり、既存の道路を拡幅したりする業務を担当しています。突発的な対応ではなく、地権者の方々と直接お話しし、用地担当と一緒に交渉を進めたり、業者さんと打ち合わせを重ねて大規模な工事を進めたりするのが主な業務です。建設課の中でも、扱う金額や事業の規模が最も大きい部署です。

 

「自分の仕事」から「みんなの仕事」へ。少数精鋭だからこその助け合い

 

ー「県庁」と「市役所」の仕事で違いを感じることはありますか?

 

中島: 働き方や職場の雰囲気に大きな違いを感じました。県庁ではエリアごとの割り振りで、舗装工事から河川工事まで、基本的には自分一人で全てをこなす必要があったんです。もちろん周りに助けてもらうことはありましたが、ベースとしては「自分の仕事は自分でやる」という意識が強かったです。

 

一方、丸亀市役所では、路線ごとに分担がされているなど、一人ひとりの担当範囲が明確でありながらも、上司や周りの職員が「誰がどんな仕事をしているか」をしっかりと把握してくれています。

 

規模が大きすぎないため、コミュニケーションの密度が非常に高いんです。仕事の線引きが厳しすぎないので、声をかけやすいですし、上の人も気にかけてくれます。風通しが良く、組織全体で助け合いながら仕事を進められる環境だと強く感じています。

 

ーこれまで担当された中で、特に印象に残っている仕事は何ですか?

 

中島: 道路建設担当になってから関わった、丸亀市内の競技場北側に新しい道路を作る工事です。交通量が多い幹線道路から競技場へアクセスしやすくなるよう、ゼロから道路を新設する大規模なプロジェクトでした。

 

技術的にも難易度の高い工事でしたが、無事に完成して昨年に道路が開通した時は、言葉にできないほどの大きな達成感がありました。地図に新しく残るようなスケールの大きな仕事に携われたことは、自分の中でとても良い経験と思い出になっています。

 

 

 

年休20日以上取得!子育て世代にも優しい最高のワークライフバランス

 

ーお休みや残業など、現在のワークライフバランスについて教えてください。

 

中島: ワークライフバランスは、今が「最高状態」だと言えますね。 仕事に慣れてきたこともありますが、有給休暇は非常に取りやすいです。公務員には年に20日の有給休暇が付与され、最大40日まで繰り越せるのですが、今年はその20日分以上を捨てることなくしっかりと消化できています。夏期休暇なども取得できるので、自分の時間は十分に確保できています。

 

ー残業はどれくらいあるのでしょうか?

 

中島: もちろん時期によって波はあります。年度末や、工事の変更設計が重なるタイミングなど、月に20〜30時間ほど残業することもあります。ただ、そうした繁忙期を除けば、1年間トータルで見ると月の平均残業時間は10時間以内に収まっていると思います。

 

子どもが急に熱を出した時などでも休みやすい状況です。現場確認に行かなければならない時でも、周りの人が代わりに見に行ってくれたりとサポートしてくれるので、子育て世代にとっても本当に働きやすく、ありがたい環境です。

 

ー職場の人間関係や、後輩とのコミュニケーションの取りやすさはいかがですか?

 

中島: とても良好です。メリハリをつけて仕事をしていますが、普段からコミュニケーションが活発で、課長や担当長などの上の役職の方にも気兼ねなくすぐ相談できます。 ある程度経験を積んだ後輩については信頼して任せつつ、一緒に仕事を進めています。

 

ー市民の方との関わりについてはいかがですか?

 

中島: 丸亀市の市民の皆さんは、気さくに話しかけてくれる温かい方が多いです。最初は厳しい意見をいただくこともありますが、丁寧にコミュニケーションを重ねていくことで、最後には協力的になってくださるケースも多くあります。仕事を進める上で、そうした市民の皆様の協力には本当に助けられていますし、ありがたいなと感じています。

 

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年1月取材)

 

インタビューを通して見えてきたのは、県と市の役割の違いだけでなく、丸亀市役所が持つ「人を一人にしない温かな組織風土」です。困った時にはすぐに手を差し伸べてくれる丸亀市役所の風通しの良さが、いかに働きやすさに直結しているかが伝わってきます。地域に根ざし、市民と直接対話を重ねる土木技師のリアルなやりがいと最高のワークライフバランスが感じられる、非常に充実したインタビューでした。

 

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