
—これまでのご経歴を教えてください。
中尾:吉備中央町には令和6年12月に入庁しました。以前は鳥取県内にあるクラス形式で授業を行う塾で3年、全国展開を行っている個別指導塾で2年仕事をした後、今の吉備中央町公営塾に就職した流れです。
—吉備中央町に入庁することになったきっかけは?
中尾:前職を退職後、仕事を探して求職活動をしていた中で、パブリックコネクトで公営塾の紹介記事を見て応募しました。
自分が地方出身ということ、一度吉備中央町には来たこともありご縁を感じて応募した形になります。
塾講師以外でも色々な職を検討しましたが、自身の経歴を一番生かせるなと感じたのも応募理由としては大きいですね。

—一度来られたことがあるとのことですが、それはいつ頃のことでしょうか?
中尾:中学生の時、一泊二日の農業体験研修で吉備中央町を訪れたことがあります。その時はちょうど今勤務している事務所の近くだったことを記憶しています。
—今の仕事内容について教えてください。
中尾:英語と数学の授業を担当していて、備品管理や文書作成事務などもしています。塾講師ですので、授業実施及びそれを行うための準備が主といった感じです。
—現在の勤務スケジュールはどのようになっていますか?
中尾:14時に事務所に出勤して、授業準備や事務を行います。16時ごろに学校が終わった生徒たちが塾に到着しますので、それまでには塾のある場所まで移動します。塾についてからは授業に入ったり、空きコマが発生したら事務の続きや自習に来た生徒の対応を行っています。その後授業終了後、20時まで勤務をして帰る流れになっています。
—一旦勤務してから移動があるんですか?
中尾:事務を行う場所と実際に授業を行う場所が、車で約10分程度の距離と少し離れた場所にあります。塾に生徒が来るまでは、事務所で作業して塾に生徒が来る16時頃までには公用車で移動しておく形ですね。
—公営塾と民間塾の違いはありますか?
中尾:以前自分が難関校を目指す塾にいたこともあり、そこと比べると色々な考えを持った生徒がいるなという印象を受けます。自分としては勉強が得意な子も苦手な子も学習を楽しんでもらう環境を作ることを目指しています。
—お仕事の環境は働きやすいですか?
中尾:通常土日が休みの塾はあまり無いと思いますし、平日勤務と休日のサイクルがはっきりしているところは働きやすいと思います。以前勤務していた塾では勤務開始時間は今と変わらないですが、終業時間は遅かったです。6時間勤務というのも体力的には無理なく働くことができると思います。
授業場所の写真(公民館の2階が授業場所です。)

—吉備中央町の公営塾ならではみたいな事ってありますか?
中尾:部活が終わった生徒たちが一息つける場でもあるのかなとは思います。先ほども言ったとおり受験勉強のためだけに塾に来るといった生徒だけではなく、色々な考えを持った生徒がいますから。
—吉備中央町の住み心地はどうでしょうか?
中尾:自分が前住んでいたところはかなり雪が降る地域で、塾の冬期講習の時は授業前に雪かきをしてから仕事をしていたこともあります。吉備中央町は田舎ですが、岡山市などの都市部へ行くにもアクセスが良く、いい環境だと思います。
—吉備中央町も雪は降りますが、中尾さん的には問題ないですか?
中尾:そうですね。自分の感覚だと吉備中央町は降ったうちに入らないですね。(笑)
—今後、目指していることはありますか?
中尾:先ほど言ったことと重複しますが、生徒が楽しんで学習できる環境を構築することを重要視しています。塾なので学校とは違う視点や角度で授業をしていくことも心掛けています。また、個々の生徒に合わせて授業内容もチューニングしていくことで、学習内容の定着を図っていけたらと思っています。
—本日は、ありがとうございました。