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民間金融から野々市市役所へ――転職を経て見つけた、地域を活気づけるやりがいと働きやすさ

野々市市役所

2025/04/28

野々市市地域振興課で働く谷花さんは、民間企業での営業経験を経て、公務員へと転職を果たしました。全国転勤を伴う仕事に疑問を感じ、家族との生活を優先したいという思いから、石川県での就職を決意。複数の市役所を訪問し、最終的に野々市市役所を選んだ理由や、職場の雰囲気、やりがい、ワークライフバランスについて語っていただきました。

 

―簡単にこれまでの経歴からお話しいただけますか?

 

谷花:もともと大阪出身で、大学卒業まで大阪府に住んでいました。大学卒業後、民間の金融会社に就職し、営業として埼玉県で1年間勤務、その後、2年目から石川県にある北陸支店の新規出店メンバーに選ばれ、3年間勤務しました。4年目で退職し、社会人5年目から野々市市役所に入庁しました。

 

―転職しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

 

谷花:北陸支店勤務時代に結婚し、子どもが生まれました。その際に、全国転勤を伴う働き方を変えようと思い転職を決意しました。地元へ戻るということはなく、妻が石川県出身なので石川で働くことを選びました。

 

もともと石川にも学生時代から遊びにも来ており大好きな街だったんですよね。ご飯も美味しいし、車があれば不自由もない、大阪へも3時間半程度と割とすぐいけるアクセスで、気になるのは天気ぐらいでした。

 

―石川県で働くことを決めた後、民間企業か公務員かも考えたのですか?

 

谷花:民間企業も楽しくやりがいがあったので、考えはしました。ただ、大学時代からの友人に公務員も多く、色々と仕事の話も聞いていて楽しそうだと思っていました。堅いイメージはあったのですが、どうやらそうではなさそうだなと。それで、公務員も選択肢に入れていました。

 

このため、公務員試験の勉強も前職に勤めながら行っていましたね。子どもの寝かしつけをした後に勉強する生活を半年は続けていたと思います。

 

―そこからどうやって野々市市を選んだのですか?

 

谷花:野々市含めた近くの市役所を3つ、実際に訪問しました。そのなかで、直感的ですが野々市市役所は忙しそうではありつつも全体的に明るく楽しそうに見えたんです。また、自分の取引先の方々からの評判も良かったので、野々市市役所を選びました。コンパクトな街で、若い人が多く、人口も伸びているという背景も魅力でした。

 

―入庁されてからについても教えてください。

 

谷花:地域振興課に所属しています。地域振興課は、産業振興係と文化振興係の2つの係があり、私は産業振興係に所属しています。

係の業務としては、商工関係、労働関係、地域振興関係、観光関係など幅広く、主に地域振興関係と観光関係を担当しています。また、野々市市最大の祭りである「野々市じょんからまつり」の運営にも携わっています。新年度から開始し、係内で担当を分担して進めています。私は、ステージイベントや飲食ブースの手配などを商工会の方と一緒に行いました。

地域振興関係と観光関係の担当は2人いるのでそれらを分担している形ですね。

 

―どちらがメインなんですか?

 

谷花:地域振興業務の方がメインです。野々市市はコンパクトな街である反面、観光地が少ないため、観光客の誘致のためにも地域振興が重要になってくるためです。

今力を入れているのは、「野々市ブランド認定品」のPRです。地域内の優れた産品を審査し認定して、それらのPRを行っています。地元のパン屋、地域密着型の家具屋さんなど18の認定品があります。あとは、地元の酒造や大学と連携して復刻した「猩々」という日本酒のPRも行っています。

実際に東京や大阪へ行っての物販プロモーションも積極的に行っていますね。

 

―PR活動の戦略はどのように立てていますか?

 

谷花:地元の商工会や観光協会とは常に連携しています。そこでどういった戦略をたてるかや、実際にSNSなどを活用した発信を行っています。

私は現在2年目で、1年目では先輩がやってるやり方を見て真似ていき、2年目の今期からはさらにそこから自分ならこうするという点のプラスアルファに取り組んでいる印象です。

例えば、ブランド認定されたお店から紹介してもらってさらに認定品を増やして行く仕組みをつくって、より市内でも知名度を上げて認定品を増やす取り組みを行っています。

 

―新しい提案や企画は積極的に行っているんですね。

 

谷花:はい、新人でも提案しやすい職場だと思います。否定されるわけではなく、その提案に対して上司から良いアドバイスをもらえるため、仕事がやりやすいです。年齢や経験に関わらず、意見を言いやすい環境です。

 

―仕事を覚えていく中で、大変だったことは何ですか?

 

谷花:地域振興課は、毎年同じ仕事をするわけではなく、新しい企画をどんどん考えるので、そこは難しかったです。ただ、どちらかというと民間時代に似ているなという印象もありました。

 

また、民間の仕事に比べて、スピード感が遅いとは思います。ただ、それは確認事項が多い分、正確な業務遂行には必要な作業であり、今では腑に落ちて仕事ができていますね。

 

その辺りも最初はギャップを感じましたが、徐々に仕事のやり方に慣れていきました。

 

―入庁後すぐの教育体制はどのようなものだったのですか?

 

谷花:市役所内での研修や、他の市役所の職員と参加する研修などもありましたが、現場で上司から直接指導を受けることが多かったです。何でも質問しやすい雰囲気だったため、その点はありがたかったですね。

 

―特に印象に残っている仕事はありますか?

 

谷花:どの仕事も楽しく記憶に新しいですが、特に昨年の3月に東京で行った物販イベントが印象的でした。石川県のアンテナショップ「石川テラス」のリニューアルオープンに合わせて開催され、実際に私も行っておりました。

 

能登地震もあった年ではあり、チャリティーイベント的な要素もあったのですが、首都圏の方々からも石川県を応援しようという気持ちが伝わってきて、大変ではありつつありがたいなという気持ちになりました。

 

―仕事のやりがいは何ですか?

 

谷花:自分で考えた企画を事業化できることです。0から1を生み出せる、その達成感と、次の企画を考える楽しさを感じています。

 

―ワークライフバランスはどのようにですか?

 

谷花:前職より1時間早く帰宅できるようになりました。子どもの迎えに行き、家族と過ごす時間が増えましたのは非常に嬉しいですね。

 

―職場の雰囲気はいかがですか?

 

谷花:とても良いです。とくに市長との距離が近く、職員を大切にされている部分は驚きました。その点もあって、非常に働きやすい職場だと思います。

自分も入庁して割とはやく馴染むことができました。市役所の職員は、親切で良い人が多く、困っているときはすぐに声をかけてくれます。助け合いの精神が根付いているのが素晴らしいですね。

 

―野々市市の魅力はどのようなところですか?

 

谷花:若い人が多く、活気があり、コンパクトで生活しやすい街です。公共交通機関も充実しており、車なしでもある程度生活できるのが魅力だと思います。

 

高井:本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年2月取材) —

 

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