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白浜町役場

白浜町の魅力ってなに? この質問に私たちは、いつも頭を悩ませてしまいます。 なぜなら、そんなに大きな町ではないのにも関わらず、 ありがたいことではありますが、当町には魅力がいろいろあり過ぎて、 「あれと、これと、それと…」とまとまりがつかなかったり、 「え〜〜〜〜……………」と考えてるうちに、 日が暮れてしまったりするのです。 海・温泉・グルメ、そしてなによりユニークな町民の皆さん。 私たちは、この町には、 もっと豊かになるポテンシャルがあると信じています。 ただ、残念ながら活かしきれていない部分が まだまだ多々あると感じるのです。 そんな白浜町を、新しい発想で、いまの時代により求められる町へと 一緒に楽しくバージョンアップさせてくれる仲間との出会いを心待ちにしております! ここから、いまから、新しい白浜へ。 さぁ、ご一緒に。

【白浜町|観光担当者×広報担当者インタビュー】チャレンジ精神旺盛な職員が語る町の魅力とやりがい

白浜町役場

2025/12/03

公務員への就職は、安定だけを求める道ではありません。地域に深く貢献し、自らの手で地域を動かしていく実感は、何物にも代えがたい魅力があります。


今回は、和歌山県白浜町役場で一般事務職として働く滝本さんと濱口さんにインタビューを実施しました。


民間企業でのキャリアや、新卒で役場に入庁した経験を持つお二人が語る、白浜町で働く魅力ややりがい、そして地域を愛するからこその熱い想いは、これから新たなキャリアを考えるすべての方にとって、きっと大切なヒントになるはずです。
 

 


 

白浜町を愛する二人のルーツ

ーまずは、お二人のご経歴と、白浜町に入庁されたきっかけについて教えてください。

 

滝本:私は生まれも育ちも白浜町です。高校卒業後に上京し、東京の大学に通った後、IT系の民間企業で3年間勤務しました。

 

正直に言うと、元々は公務員になるつもりはあまりなかったんです。

前職を退職した際、転職活動中に実家の事情で1ヶ月ほど地元に戻ることになりまして。その期間、地元で過ごしていると、白浜の居心地の良さに改めて気づかされました。

 

そんな時に、親が白浜町の採用試験案内を持ってきてくれたんです。軽い気持ちで受けてみたら、まさか受かるとは思っていませんでした。それが、私が白浜町役場に入庁したリアルな経緯です。

滝本さんの写真
滝本さん

濱口:私は隣町の田辺市出身で、高校卒業後は愛媛の大学に進学しました。大学卒業後、新卒で白浜町役場に入庁し、現在に至ります。

 

私の中では、「都会で1000万、2000万稼いでも年に一度しか地元に帰れないような生活よりは、たとえ給料が半分でも、地元の地域のために働く方がいい」という考えがありました。

そんな中で、地方であれば給料も安定していて、待遇も良い公務員という選択肢を考えました。

 

白浜町を選んだのは、実家から通える距離だったことと、引っ越しを伴う異動がないという点が大きかったです。長く勤めることを考えたときに、白浜町が最適だと感じました。

 

また、和歌山県内でも白浜町は一番知名度が高いですし、ホテルもたくさん建っているので、町としての勢いや魅力を感じたのも理由の一つです。

濱口さんの写真
濱口さん

職員として経験した業務とやりがい

ーこれまでの業務経験について教えてください。

 

滝本:私はこれまで様々な部署を経験してきました。

最初は教育委員会で、学校健診や工事を担当しました。ちょうど当時、世間では耐震工事が盛んに行われており、町内の中学校の耐震工事を担当したことは印象に残っています。

 

その後は、国体推進課で国体競技の担当、総務課の財政係で予算査定や業務委託に関する行革の担当を経験しました。

 

その後、観光課に異動し、コロナ禍では持続化補助金や商工関係の業務を担当し、次に異動になった総務課企画政策係では、広報誌の作成、IT企業誘致、ワーケーション推進などを担当しました。

 

そして今は観光課に戻り、町内のイベント企画や海水浴場、白良浜の管理業務を行っています。

滝本さんの業務風景

濱口:私はこれまで3つの部署を経験しました。

最初は白浜町と旧日置川町が合併してできた日置川事務所に配属されました。そこは出先機関で人数も少ないため、観光、農林水産、建設関係など、幅広い業務を担当しました。

 

その後、観光課の公園施設係に異動し、町が所有する公園や公衆浴場の管理を担当しました。白良浜のような有名な公園の管理、壊れた施設の修繕手配、温泉施設の維持管理など、多岐にわたる業務を行いました。

 

現在は総務課で、広報誌の発行やシティプロモーション、公共交通の担当をしています。

濱口さんの業務風景

ーお二人とも、幅広い業務をご経験されてきたのですね!その中でも、特にやりがいを感じる瞬間や、印象に残っている業務はありますか?

 

滝本:今の観光課での仕事、特にイベント業務では大きなやりがいを感じています。

イベントの企画立案から準備、実施、そして片付けまで一通り担当するのですが、自分が企画したものが形になり、多くのお客様に楽しんでいただけた時は、大きな達成感がありますね。

 

特に印象に残っているのは、国体推進課にいた時に初めて担当したイベントです。

約1年かけて準備を進め、競技運営だけでなく、地域を巻き込んだ盛り上げ企画にも携わりました。

 

ボランティアや地元の方々と協力し、地域の産品を振る舞う企画などが成功した時は、本当に嬉しかったです。表彰式の時には、感極まって勝手に涙が出てきましたね。

 

この経験を通じて、イベントの企画から実施までの流れを学ぶことができ、今の仕事にも活かされています。

 

濱口:やりがいとしては、小さな自治体ならではですが、ある事業の担当が複数いるわけではなく、一人で担当するケースが多いことです。

 

事業の規模や予算にもよりますが、企画から実行まで全てを一人で担当します。特に、提案したことをそのまま実現まで持っていけるという点は大きな魅力です。

 

一番印象に残っているのは、今年の1月に担当したシティプロモーション事業です。

私は「開運!なんでも鑑定団」という番組が大好きで、いつか白浜町に呼んでみたいとずっと思っていたんです。シティプロモーションの一環として推し進め、それがついに実現した時は、本当に感動しました。

 

収録では、お宝を200点ほど集める必要があり、1ヶ月の短い募集期間で必死に集めました。

番組側からは「100点集まらなければ撮影できません」と言われていたので、最初の2、3週間で20点ほどしか集まらなかった時は焦りましたね。

 

しかし、最終的には200点近く集まり、無事に撮影を終えることができました。この時の達成感と喜びは、ほかの何事にも代えがたい貴重な経験です。

 

 

白浜町の魅力と働く環境

ー白浜町と言えば、きれいな砂浜の「白良浜」が思い浮かびますが、改めて、白浜の海の魅力について語っていただけますか?

 

滝本:白良浜は外海に面しているため、他の地域の海と比べても透明度が高く、明るい色が特徴です。水平線まで広がる開放的な景色は、まさに南国リゾートのようです。

 

ハワイのホノルルビーチと姉妹浜協定を結んでいるのですが、まさに「日本のハワイ」と呼ぶにふさわしい場所だと思います。

また、「夕日百選」にも選ばれており、日が沈む景色は特に美しく、感動的な光景が広がります。

白良浜の夕日
白良浜から眺める美しい夕日

濱口:白良浜の砂の白さは、日本国内ではなかなか見られない特別なものです。

レフ板効果があるため、写真が苦手な人でも綺麗に撮れると評判です。

 

私も海を見るのが好きで、お昼休憩の時間に白良浜まで行って、海を眺めながらお弁当を食べていたこともあります。水平線まで抜ける開放的な景色は、本当に素晴らしいですね。

白良浜(水平線)
白い砂浜と、水平線の開放的な景色

ーありがとうございます。では、観光業務や広報業務を担当されてきたお二人だからこそ語れる、「白浜町の魅力」を教えてください。

 

滝本:観光業がメインということもあり、人との交流を大切にする風土が根付いているのか、ノリが良く気さくな人が多いと感じています。

 

私自身も富田地域出身ですが、白浜地域に引っ越してきて、近所の方々がとても親切で、獲れたての魚をくれたりするんですよ。

こうした温かい人情も、白浜町の大きな魅力ですね。

 

また、役場に入庁した頃はよく平草原展望台に行っていました。そこからは町全体を一望でき、白浜の美しい景色を存分に味わうことができます。

平草原展望台から望む景色
「平草原展望台」から望む景色

濱口:白浜町には「白浜アドベンチャーワールド」や「とれとれ市場」といった有名な観光スポットがたくさんあります。

 

最近では「千畳敷」でのウェディングの前撮りも人気で、アメリカの国立公園のような壮大な岩場で、まるで海外で撮影したかのような写真が撮れると好評です。

美しさとダイナミックさを兼ね備えた「千畳敷」
美しさとダイナミックさを兼ね備えた「千畳敷」

 

ー職場の雰囲気やワークライフバランスについて教えてください。

 

滝本:職場の雰囲気は、すごく良い関係を築けていると感じています。イベントが終わった後の打ち上げなど、部署内での交流も盛んです。

 

ワークライフバランスについては、観光課は時期によって繁閑の差が大きいです。春から夏にかけての観光シーズンは業務が立て込み、残業も多くなります。

 

しかし、夏が終わって秋から冬にかけては比較的落ち着くため、その時期にまとめて休暇を取ることでプライベートと仕事を両立させています。

 

濱口:職場の雰囲気は、笑顔が絶えないアットホームな環境です。

 

私は事業系の部署を渡り歩いてきたので、みんなで協力して何かを成し遂げる機会が多く、自然と仲間意識が芽生えました。

人間関係で悩んだ経験もありませんし、和気あいあいと仕事に取り組んでいます。

 

ワークライフバランスについてですが、休日出勤をすることもありますが、その分は手当として支給されます。

 

私は必要最低限の休みしか取得しないタイプです。もちろん、無理をして働いているわけではなく、休暇取得に対してあまり執着がないといった感じです。

 

 

求職者へのメッセージ

ー最後に、白浜町役場への受験を検討している求職者の方々へメッセージをお願いします。

 

滝本:白浜町は、町長が非常にチャレンジ精神に溢れた方です。常に新しいこと、日本一を目指すという高い志を持っており、その情熱が町全体に浸透しています。

 

もしあなたが「何か新しいことに挑戦したい」「白浜町に新しい風を吹かせたい」と考えているのであれば、当町はぴったりの職場だと思います。

 

情熱と意欲を持った方からのご応募をお待ちしています。

 

濱口:白浜町に限らず、公務員の魅力の一つは、部署異動によって業務内容が大きく変わることだと私は考えています。

 

もちろん、希望する部署に配属されないこともありますが、前向きに考えれば、新しい業務に挑戦できるということです。

幅広い業務を経験できるということは、長く働き続ける上でのモチベーションにもなります。

 

新卒の方も、転職を考えている方も、「まずは長く勤めたい」と考えている方が多いと思いますので、公務員はそういった意味で安心して働ける職業です。

 

白浜町は「観光の町」として非常に華やかな面を持っています。大変なこともありますが、それ以上に楽しいことがたくさんあります。

 

ぜひ、この白浜町の魅力に共感し、一緒に町を盛り上げてくれる方を募集しています。

 

 

ー本日はありがとうございました。

 

この度は、白浜町役場でご活躍されている滝本様、濱口様にお話を伺うことができました。お二人の白浜町への深い愛情がひしひしと伝わる、笑いの絶えない温かいインタビューでした。

 

白良浜の美しさや観光スポットの魅力はもちろんのこと、町の職員としての仕事への情熱や、仲間との温かい絆を感じることができ、白浜町で働くことの魅力を存分に知ることができました。

 

この記事を通じて、白浜町が持つ無限の可能性と、そこで働く人々の温かさが、読者の皆様に届くことを願っています。

 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年11月取材)

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白浜町の魅力ってなに? この質問に私たちは、いつも頭を悩ませてしまいます。 なぜなら、そんなに大きな町ではないのにも関わらず、 ありがたいことではありますが、当町には魅力がいろいろあり過ぎて、 「あれと、これと、それと…」とまとまりがつかなかったり、 「え〜〜〜〜……………」と考えてるうちに、 日が暮れてしまったりするのです。 海・温泉・グルメ、そしてなによりユニークな町民の皆さん。 私たちは、この町には、 もっと豊かになるポテンシャルがあると信じています。 ただ、残念ながら活かしきれていない部分が まだまだ多々あると感じるのです。 そんな白浜町を、新しい発想で、いまの時代により求められる町へと 一緒に楽しくバージョンアップさせてくれる仲間との出会いを心待ちにしております! ここから、いまから、新しい白浜へ。 さぁ、ご一緒に。

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