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白浜町役場

白浜町の魅力ってなに? この質問に私たちは、いつも頭を悩ませてしまいます。 なぜなら、そんなに大きな町ではないのにも関わらず、 ありがたいことではありますが、当町には魅力がいろいろあり過ぎて、 「あれと、これと、それと…」とまとまりがつかなかったり、 「え〜〜〜〜……………」と考えてるうちに、 日が暮れてしまったりするのです。 海・温泉・グルメ、そしてなによりユニークな町民の皆さん。 私たちは、この町には、 もっと豊かになるポテンシャルがあると信じています。 ただ、残念ながら活かしきれていない部分が まだまだ多々あると感じるのです。 そんな白浜町を、新しい発想で、いまの時代により求められる町へと 一緒に楽しくバージョンアップさせてくれる仲間との出会いを心待ちにしております! ここから、いまから、新しい白浜へ。 さぁ、ご一緒に。

【40歳での転職】地域住民に寄り添い、人と自然が豊かな白浜町で社会福祉士として働く魅力

白浜町役場

2025/12/04

白浜町役場で社会福祉士として働く羽根さんは、地元出身ならではの地域との深いつながりを持ちながら、高齢者とその家族の権利擁護という重要な役割を担っています。


社会福祉協議会での勤務経験を経て40歳で転職を決意した羽根さんが、どのような想いで社会福祉士の道を選び、白浜町役場で働くやりがいや喜び、そして職場の温かい雰囲気について語ります。


白浜町の魅力とともに、社会福祉士を目指す方へのメッセージをお届けします。
 

 


 

白浜町へ、40歳でのキャリアチェンジ

ーまずは、羽根さんのご出身と、公務員を目指すまでの経緯を教えてください。

 

羽根:私は生まれも育ちも白浜町で、小中学校も白浜町で卒業しました。高校はお隣の町に進学し、その後は大阪の専門学校に進みました。

 

専門学校では公務員試験合格を目標に学んでいましたが、残念ながら合格には至りませんでした。

その後は、たまたま募集があった社会福祉協議会に就職し、40歳の時に白浜町役場に転職しました。


 

ー社会福祉士の道に進んだきっかけは何だったのでしょうか?

 

羽根:実は、最初は消防士を目指していました。しかし、公務員試験に不合格となり、たまたま声をかけていただいた民間の社会福祉協議会に就職したのが、この福祉の道に進むきっかけです。

 

社会福祉協議会では当初、総務的な業務を担当していましたが、その後3年間、白浜町の民生課へ派遣される機会を得ました。

 

この派遣期間中に、一人ひとりの住民の方に寄り添い、直接的な支援を行うことに大きなやりがいを感じるようになりました。この経験が、白浜町役場への転職を決意する決定打となりました。

 

また、派遣期間中に得られた【白浜町役場の仲間たちとの出会い】も、私の背中を押してくれた大きな理由の一つです。

 

白浜町への入庁にあたっては、社会福祉士の資格が要件となっていたため、入庁直前に取得しました。

インタビュー風景

「権利を守る」社会福祉士の仕事とやりがい

ー入庁後の業務内容と、現在の社会福祉士としての主な役割について教えてください。

 

羽根:入庁後は、民生課の地域包括支援センターに配属され、主に高齢者の支援を担当しています。

 

地域包括支援センターでは、専門職が複数配置されており、高齢者とそのご家族が抱える様々な困り事に対し、制度や社会資源につなげていく役割を担っています。

その中で、社会福祉士である私の主な仕事は【高齢者の権利擁護】です。

 

具体的には、高齢者虐待の問題や消費者被害からの回復支援、認知症高齢者の財産管理や契約行為を支援する成年後見制度の利用促進など、多岐にわたります。

 

高齢者の皆さんが安心して尊厳ある生活を送れるよう、その権利を守り支えることが私の使命だと考えています。


 

ー社会福祉士として感じる仕事のやりがいについて、具体的に教えていただけますか?

 

羽根:この仕事は、確かに大変だと感じる場面も多いです。特に最近は、ご相談内容も複雑化しています。

しかし、私たちの仕事は、まず相談者さんの話をじっくり聞くことから始まります。

 

その話の中から、抱えている困り事の本質を理解し、適切な制度やサービスへとつなげていく。

そして、その支援を通じて、相談者さんやご家族から「ありがとう」という感謝の言葉をいただいた時、この仕事をしていて本当に良かったと心から感じます。

 

それが私にとって、何よりも大きなやりがいであり、この仕事を続ける原動力になっています。

支援が実を結び、人の役に立てたという実感が、次への活力を与えてくれるんです。

窓口対応の様子

仕事の厳しさと多職種連携の重要性

ー1日の業務の流れについて教えてください。

 

羽根:私たちの仕事は【人相手の仕事】なので、とにかく外に出る機会が多いです。

 

午前中に複数のご自宅を訪問し、相談者さんの困り事を丁寧に伺い、午後は事務所に戻って窓口対応をしたり、デスクワークをこなします。

 

デスクワークでは、システムを使った相談記録の作成や、事業関係の帳票類を作成することが主な業務です。


 

ー社会福祉士としての仕事の厳しさや大変さについては、どのように感じていますか?

 

羽根:仕事の厳しさを感じるのは、やはり、突発的に飛び込んでくる緊急性の高い相談への対応です。

 

例えば、虐待の通報があれば、すぐに動いて状況を確認し、関係機関と連携して保護の準備を進めます。

 

また、成年後見制度の必要性が生じた場合は、法律の専門家とも連携しながら様々な書類を作成していく必要があり、何年にもわたって解決に時間を要するケースも珍しくありません。

 

一筋縄ではいかない難しさがあるからこそ、粘り強く支援を続けることが求められます。


 

ー白浜町役場では「縦割り」が少ないとお聞きしましたが、具体的にどのようなことでしょうか?

 

羽根:白浜町は人口が2万人弱の小さな町です。そのため、大規模な自治体ほど、部署間の壁が厚い「縦割り行政」の弊害を感じることはほとんどありません。他の課との連携も非常にスムーズです。

 

例えば、私が担当するケースで他課の協力が必要になった場合でも、気軽に相談しに行くと、皆さん快く対応してくれます。必要であれば、一緒に相談者のご自宅を訪問してくれることもあります。

 

困っている人がいれば、部署に関わらず「手伝ってほしい」と伝えれば協力してくれる、そんな温かい風土が白浜町役場にはあります。

 

この協力的な体制は、住民サービスの質の向上にも大きく貢献していると感じています。

職場の方との談笑

風通しの良い職場と豊かな自然に囲まれた暮らし

ー職場の雰囲気や人間関係について教えてください。

 

羽根:職場の雰囲気は、非常に風通しが良いと感じています。

 

もちろん、困難な事案が発生した時には、皆で集中してピリつくこともありますが、普段は和やかな雰囲気で、管理職も含めて冗談を言い合ったり、雑談で盛り上がったりすることも頻繁にあります。

 

私は40歳で転職して入庁しましたが、上司や年下の職員さんたちも温かく受け入れてくれて、すぐに職場に馴染むことができました。

 

業務外でも一緒にキャンプに行ったり、釣りをしたり、週末は飲みに誘っていただいたりと、プライベートでも充実した交流があります。

 

こうした良好な人間関係が、業務の円滑な遂行にもつながっていると感じています。


 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?

 

羽根:ワークライフバランスについては、比較的取りやすい環境だと感じています。

緊急性の高い事案が発生しない限りは、定時で帰れる日がほとんどで、残業はあまりありません。

 

お休みも、必要に応じて取得できています。私自身も、年5日間の夏季休暇はしっかり消化できています。

そのため、プライベートの時間を確保しやすく、リフレッシュできていますね。


 

ー羽根さんにとって、地元である白浜町の、住む・暮らす上での魅力は何ですか?

羽根:白浜町の最大の魅力は、やはり【豊かな自然】です。海も川も山も、すべてが身近にあります。

 

週末には釣りをしたり、キャンプに行ったり、白浜町の自然をフルに活用して遊んでいます。自然の中で過ごす時間は、心身のリフレッシュに欠かせません。もちろん、新鮮な海の幸や山の幸など、食べ物が美味しいのも魅力ですね。

 

そして何より、【人の温かさ】です。

 

住民さんとの距離が近く、信頼関係を築きやすいことは、この仕事をする上で大きな利点だと感じています。人とのつながりを大切にする温かい人柄が、白浜町の魅力ですね。

白浜町の自然

未来の社会福祉士へのメッセージ

ー最後に、今後白浜町役場の社会福祉士を目指す方へのメッセージをお願いします。

 

羽根:社会福祉士の仕事は、確かに困難な相談を受けたり、解決が難しい事案に直面したりすることもあります。

 

しかし、私はそうした困難を「大変だ」と捉えるのではなく、「自分のスキルアップにつながる貴重な機会だ」と考えています。

 

そして何より、困難な課題を解決した時に得られる「喜び」は、他の何物にも代えがたい大きなものです。

 

本当に専門職として地域に貢献したい、困っている方を助けたいという強い思いを持った方であれば、きっと大きなやりがいを感じられるはずです。

 

白浜町で、私達と一緒に、困っている方々を助ける喜びを分かち合いませんか。あなたの力を必要としています。

ー本日はありがとうございました。

 

穏やかながらも、白浜町への深い愛情と仕事への情熱が伝わってくる、大変温かいインタビューでした。

羽根さんの言葉からは、住民一人ひとりに真摯に向き合う姿勢と、困難な課題を乗り越えるたびに得られる喜びがひしひしと伝わってきました。

 

また、役場内の風通しの良さや、業務外でも共に過ごす仲間の存在が、仕事の充実感を高めている様子が印象的でした。

 

自然豊かな白浜町で、地域に根ざした社会福祉士として働く新しい仲間に出会えることを、心より願っています。


 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年11月取材)

職員インタビュー

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