宇陀市は、平成18年1月1日、宇陀郡の旧大宇陀町・旧菟田野町・旧榛原町・旧室生村の4か町村の合併により誕生しました。奈良県北東部の大和高原とよばれる高原地帯に位置しており、歴史的・文化的遺産と豊かな自然に恵まれた高原のまちです。 市の面積は247.50平方キロメートルで、近鉄大阪線によって、京都・大阪方面や名古屋・伊勢方面と結ばれています。 宇陀の地は、古くから「古事記」「日本書紀」等の歴史書のなかに記載がみられ、神武伝承の舞台としても知られています。また「万葉集」では柿本人麻呂の「かぎろひ」の歌等にも詠まれており、他にも「宇陀松山」の街並みや、女人高野として名高い「室生寺」など、歴史的な建造物や史跡が数多く残されています。