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みよし市役所

愛知県みよし市は、愛知県のほぼ中央、西三河地域の北西部に位置し、人口は約6万人。 都市近郊の利便性と豊かな自然をあわせもつ、産業・自然・文化などの調和のとれた住環境に恵まれたまちです。 ”みんなで育む 笑顔輝く ずっと住みたいまち” を目指す都市像として、 福祉や産業、環境など幅広い分野で様々なまちづくり事業に取り組んでいます。

過去のキャリアは必ず活かせる!~まずは一歩踏み出す勇気を。みよし市役所という選択~

みよし市役所

2025/08/28

愛知県みよし市役所で働く宮崎さんのインタビュー記事です。

デザインの専門学校を卒業後、販売職や事務職など、民間企業で多彩な経験を積んできた宮崎さんに、様々なキャリアを歩む中で見つけた「大切なこと」を伺いました。

遠回りに見えた道のりが、現在の仕事にどう繋がっているのかなど、キャリアチェンジを検討している方には是非見ていただきたい内容です。

 


「やりたい」だけでは続かなかった。みよし市役所との偶然の出会い。

ーまずは、これまでのご経歴を教えてください。

 

宮崎:出身は愛知県岩倉市で、県内の高校を卒業後、デザイン系の専門学校に進学しました。昔から広告デザインに興味があり、専門学校ではグラフィックデザインを学んでいました。

 

都会への憧れもあり、卒業後すぐに上京したのですが、ちょうど就職氷河期だったということもあり、希望の職に正社員として就くことは難しく、まずは非正規で販売の仕事をしていました。

 

デザインへの想いがなかなか断ち切れずにいたのですが、あるタイミングで、大型レコード店の販促品を作る仕事に就くことができたんです。ポスター制作など、まさに学生時代に学んだことが活かせる仕事でした。

 

毎週の締め切りに追われる大変さはありつつも、本当にデザインに必要な発想力や洞察力がついた時期だったと思っています。

職員さんの写真

ーやりたい仕事に就くことができたのですね。その後の転職はどのような経緯があったのでしょうか?

 

宮崎:やりがいある仕事ではあったのですが、多忙で仕事だけの毎日になってしまい、体調を崩してしまったんです。

 

どんなに好きな仕事であっても、生活とのバランスが取れないと続けることができないということに気づき、一度デザインの仕事から離れて、いくつかの事務職を経験しました。

 

30歳を迎える頃、将来のことも考えて地元である愛知県に戻り、車両メーカーの開発系企業で11年間、事務職として働いていました。非正規ではあったのですが、プレゼン資料の作成やプロジェクトチームへの抜擢など、幅広く、そして成長の糧となるような業務を経験させてもらいました。

 

ー前職でも活躍されていたようですが、なぜ公務員への転職に至ったのでしょうか?

 

宮崎:前職では11年間勤めていたものの、非正規という身分は変えることができませんでした。仕事を覚えて色々なことができるようになっても、賃金に反映されないことへのもどかしさや、昨今の物価高への不安も感じるようになって、「転職するなら今しかない!」と思いました。

 

転職活動をしていた矢先、たまたま、今住んでいるみよし市の求人を見つけたんです。公務員というと、年齢や学歴で応募の門が狭いイメージがあったのですが、みよし市は間口が広く設定されていたので、「これなら応募できる」という思いで、まずは挑戦してみることにしました。

 

もともと公務員になりたいと考えていたわけではないのですが、自分が住むまちの行政に関わることについて、民間企業とは異なる、市民の生活に直結する仕事に魅力を感じました。

 

遠回りに見えたキャリアの全てが力に。市役所で活きる経験

ー現在の仕事内容について教えてください。

 

宮崎:経営企画部の広報課に所属しています。市の取り組みや魅力を、広報紙やホームページ、LINEやInstagramといったSNSを通じて、正確かつスピーディーに市民の皆さんへ発信するのが主な仕事です。

 

特に私は、広報紙の制作をメインで担当しています。自分で市内のイベントや活動を取材し、写真を撮り、記事を書いています。

 

ちょうど先程も、市内の梨農家さんのところへ取材に行っていました。

 

ーまさに適材適所と思えるようなお仕事ですね。実際にこれまでの経験が活きていると感じることはありますか?

 

宮崎:それはすごく感じますね。これまでのキャリアで、販売、デザイン、事務と、様々な職種を経験したことで、コミュニケーション能力や応用力が身につきました。

 

販売職で培った対人スキルは、取材でも役立っていますし、デザインの知識はもちろん、事務職で身につけた段取り力や調整能力も、締め切りがある広報紙制作には欠かせません。

 

即戦力として期待されての配属だったと思うので、プレッシャーも感じていますが、自分の得意なことで貢献できているのは嬉しいですね。今後、全く違う部署に異動となることもあるかと思いますが、これまで培ってきたものは、必ずなんらかの形で活きてくるのだと思っています。

 

一見、遠回りに見えたキャリアですが、その一つ一つの経験が、今の私を支える土台になっています。どこで何がどう活かされるかなんて、本当に分からないものですね。

ー逆に、入庁してから苦労されたようなことはありましたか?

 

宮崎:やはり、自治体ならではの専門用語や、文書管理の細かいルールに慣れるまでは大変でした。民間企業以上に、何事も「より正確に、きっちりと」という文化があるので、ルールを覚えるのには時間がかかりました。

 

ただ、良い意味であまり市役所のやり方に「慣れ過ぎない」ように心がけています。民間で働いていた経験があるからこそ気づく「ここはもっと効率化できるのでは?」という視点は、今後も忘れないようにして、改善案として意見していきたいですね。

ー慣れ過ぎない気持ち、とても大切だと思います。ちなみに、宮崎さんが現在の仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

 

宮崎:やっぱり、地元の人の「生の声」が聞けるのは、この仕事ならではの楽しさですね。それと、自分が書いた記事や撮った写真が、広報紙やホームページに載って、たくさんの市民の方の目に触れる瞬間は、成果が目に見えるのでやりがいを感じます。

 

特に印象に残っているのは、初めて担当した成人式の取材です。一眼レフカメラを扱うのもまだ不慣れな状況でしたが、二十歳になった皆さんのキラキラした表情を写真に収めることができました。しかもその写真が、広報紙の表紙を飾ったんです!

 

みよし市では、広報紙に掲載された写真について、希望があれば印刷してお渡しするというサービスも行っているのですが、後日、成人式に参加された方やそのご家族から、「あの写真が欲しい」と要望をいただいたり、「ありがとう」と感謝の言葉をいただけた時は、本当に嬉しかったですね。

写真と広報誌
実際に宮崎さんが手がけた写真&広報誌。とても素敵ですね。

改めて感じる「ワークライフバランス」の大切さ

ー転職されてみて、現在の職場の雰囲気はいかがですか?

 

宮崎:とても和気あいあいとしています。私は年齢も上の方で転職をしたため、年下の先輩が多くいます。最初は、相手も接しにくいかな、と気を遣うこともあったのですが、皆さん年齢や上下関係を気にさせないくらい、本当に気さくに接してくれて、とても働きやすいです。

 

ーワークライフバランスに変化はありましたか?

 

宮崎:実は、入庁した当初は広報課の人員が少なく、それでいて情報を発信する媒体は増え続けているという状態だったので、かなり忙しい時期もありました。

 

でも、そうした現場の状況を上司との面談で伝えていたところ、すぐに改善に向けて動いていただけました。

今年の4月からは新たなメンバーも加わり、チーム体制が強化されたため、仕事もプライベートも両立した働き方ができるようになってきました。

 

土日に取材で出勤することもありますが、しっかりと代休を取ることができますし、チーム内で協力して業務を調整できるので、繁忙期も無理することなく働けています。

 

プライベートの時間も大切にしながら、やりたい仕事に集中できる現在の環境は本当にありがたいです。

 

未来の仲間へ。まずは踏み出してほしい

ー最後に、転職を考えている方へメッセージをお願いします。

 

宮崎:私も働き方に悩んだ時期がありましたが、諦めずに挑戦したことで、今こうしてやりがいのある仕事に就けています。年齢や経歴を理由に、自分で自分の可能性に蓋をしてしまうのは、本当にもったいないと思います。

 

もし少しでも「面白そうだな」と感じたら、まずは一歩踏み出してみてほしいです。

 

特に中途採用で入庁することは、自治体にとっても大きなメリットがあると感じています。民間企業で培った視点やスキルは、凝り固まりがちな行政の仕組みに、新しい風を吹き込むきっかけになります。あなたの経験が、みよし市をより良くする力になるかもしれません。

 

みよし市役所は、職員一人ひとりの声に耳を傾けてくれる、風通しの良い職場です。

 

もし、今の働き方に疑問を感じていたり、新しい挑戦をしたいと思っているなら、ぜひ、みよし市で一緒に働いてみませんか?

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年8月取材)

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