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みよし市役所

愛知県みよし市は、愛知県のほぼ中央、西三河地域の北西部に位置し、人口は約6万人。 都市近郊の利便性と豊かな自然をあわせもつ、産業・自然・文化などの調和のとれた住環境に恵まれたまちです。 ”みんなで育む 笑顔輝く ずっと住みたいまち” を目指す都市像として、 福祉や産業、環境など幅広い分野で様々なまちづくり事業に取り組んでいます。

「大変」の先にはいつも感動がある~子どもたちの成長と魅力的な職場環境に囲まれて~

みよし市役所

2025/08/27

愛知県みよし市で保育士として働く細美さんのインタビュー記事です。

中学時代の職場体験をきっかけに保育士を志したという細美さんに、実際に働いて感じるやりがいや魅力、そしてイメージしていた「保育士」とのギャップについて伺いました。

充実した研修制度や働きやすい職場環境など、「みよし市」を選ぶ理由も知ることができる内容となっています。

 


きっかけは「職場体験」保育士という選択

ーまずは簡単な経歴を教えてください。

 

細美:私は豊田市の出身で、短期大学を卒業後、新卒でみよし市に入庁しました。

 

最初の4年間はわかば保育園で、その後、みどり保育園に異動となり現在に至ります。みよし市で保育士として働き始めて、今年で8年目になります。

職員さんの写真

ー細美さんは、なぜ保育士になろうと思ったのですか?

 

細美:中学生の時、職場体験で幼稚園の仕事に触れたことが大きなきっかけです。

 

自分の通っていた幼稚園に体験で行かせてもらったのですが、それまでも小さい子どもにすごく興味があったので、その体験を通して「子どもと関わる仕事がしたい」という夢がはっきりと決まりました。

 

高校は、先生に教えてもらった保育コースのある高校に進学し、系列の短期大学で幼児教育を専攻し、保育士と幼稚園教諭の免許を取得しました。

 

ーきっかけは幼稚園での職場体験だったようですが、なぜ最終的に保育士の道を選ばれたのですか?

 

細美:保育園は0歳や1歳といった乳児から、幅広い年齢の子どもの保育に携わることができるという点に魅力を感じました。

 

短大での実習などを通じる中で、幼児だけでなく、乳児も含む幅広い年齢の子どもたちと関わりたいという気持ちが強くなったので、幼稚園ではなく、保育園で働くことを選びました。

 

働きやすさを求め、みよし市へ

ー保育士として働く選択肢は民間を含め様々あったかと思いますが、なぜみよし市を選んだのでしょうか?

 

細美:まず、私立か公立かという点では、就職活動において福利厚生などを調べて行く中で、手当など様々な面で長く働くことができる環境だと感じたので、公立の園を選びました。

 

地元豊田市とみよし市で、どちらを選択するかはすごく悩んだのですが、みよし市の規模に惹かれたため、みよし市を受験することにしました。

 

豊田市は市自体が大きく園の数も多いのに対し、みよし市は比較的小規模なので、アットホームな環境で働くことができると思ったんです。園の数が多すぎない方が、保育士同士の関わりもしっかりと持つことができ、更に地域ともつながりがある保育ができると考えていました。

 

ー併願などはされなかったのですか?

 

細美:みよし市1本に絞っていました!

 

受験しようと決めたからには「みよし市に受かりたい」という気持ちが強かったので、併願は考えませんでした。

 

新卒だったので、落ちたらどうしようという不安は正直ありましたが、市によって試験の形態も違うので、あれもこれも勉強するより、1つの目標に集中する方が自分には合っていると思ったんです。

 

苦労の先にはやりがいも。仕事の舞台裏

ー保育士の1日の仕事の流れを教えていただけますか?

 

細美:私は現在年長クラスの担任をしているので、そちらについて簡単に紹介します。

 

朝は早番や遅番などのシフト制で、早番の時間はまず縦割り保育で子どもたちを迎えます。

 

8時半頃からそれぞれのクラスに分かれて活動を開始します。夏の時期だと、水遊びやプールが中心ですね。子どもたちの安全のために、プールに入る前には1人ひとりの体調や保護者からの連絡事項を必ず確認します。

 

子どもたちが遊ぶための準備も大切な仕事です。朝、保育に入る前に外遊びの環境を整え、子どもたちがすぐに遊び始められるように準備します。

 

午前中にたくさん遊んだ後は給食の時間となり、その後は午睡(お昼寝)となります。年長のクラスでも夏の時期は体力を考慮して午睡の時間があります。子どもたちが寝ている間に、休憩を取ります。また連絡帳の記入や指導計画の作成といった事務作業を進めます。

 

午後は、おやつを食べ、帰りの会をして、子どもたちを送り出します。夕方、子どもたちを送り出した後の時間を使って、残りの事務仕事や翌日の保育の準備をしています。

ー憧れていた保育士の仕事と、実際に働いてみて感じたギャップはありましたか?

 

細美:ありましたね(笑)

 

中学生の時は、子どもと楽しく遊んでいる姿など、表面的な部分への憧れが大きかったですね。でも、実際に働いてみると、書類作成や日々の保育のための準備といった、子どもと直接関わる仕事以外の部分もたくさんあります。

 

実習で多少聞いてはいたのですが、思った以上に多かったというのが率直な感想です。最初は「保育園の先生ってこんなことまでやっているんだな」と驚きましたが、その見えない部分の仕事があるからこそ、子どもたちが毎日楽しく安全に過ごせるんだなと、今ではその大切さを実感しています。

 

現在、みよし市ではICT化を進めていて、コドモンアプリを活用したり、パソコンで書類を作成したりしています。パソコン内の基本ベースをもとに子どもの姿に合わせて変更して作成できるので、書類業務の負担が軽減されていると感じます。

 

ー仕事をしていて「大変だな」と感じるのはどんな時ですか?

 

細美:やはり行事の前は大変ですね。特に年長は、運動会や発表会の他にも大きな行事がたくさんあります。子どもたちと一緒に考えるのはもちろん楽しいのですが、そのための事前準備や計画、書類作成などが重なると、どうしても忙しくなります。

 

ただ、子どもたちのための準備なので、その大変さを乗り越えた先にある感動が大きいのも、この仕事の魅力だと思っています。

 

やりがいは子どもの成長

ー保育士として働く中で、やりがいを感じるのはどのような時ですか?

 

細美:ありきたりかもしれませんが、子どもたちの成長を間近で見られることですね。

 

4月にはできなかったことが、私たちとの関わりを通して少しずつできるようになっていく姿を見ると、本当に嬉しくなります。その1年だけでなく、もっと長いスパンで成長を見守れるのも保育園ならではの魅力ですね。

 

以前1歳や2歳の時に担任した子が、年長になって「あんなに小さかったのに、こんなに大きくなって…」と、その成長ぶりに感動することがたくさんあります。

 

特に卒園式では、いつにもなく真剣な表情の子どもたちの姿を見ると、これまでの成長の過程が思い出され、感動で胸がいっぱいになります。親御さんだけでなく、保育士も思わず涙ぐんでしまう、特別な瞬間ですね。

 

ーこれまで働いてきて、特に印象に残っているエピソードなどはありますか?

 

細美:入庁して4年目に、初めて年長を担任した時のことがとても印象に残っています。年中から持ち上がりのクラスだったということもあり、すごく思い入れも強かったですね。

 

運動会での鼓笛演奏や、発表会での劇など、年長で初めてやることが多くとても大変でしたが、その分、1つひとつをやり遂げた時の達成感は格別でした。

 

子どもたちから「お祭りごっこをしたい」という声が上がって、それをみんなで一から作り上げていったこともあるなど、どれもかけがえのない思い出です。大変だったのですが、保育士として成長し、自信を持てるようになった1年だったと思っています。

行事の様子
行事の様子

充実のサポート体制とアットホームな職場環境

ー働く環境としてはいかがですか?

 

細美:保育士は休みにくいというイメージがあるかもしれませんが、みよし市ではお休みもしっかり取れるので、プライベートもとても充実しています。

 

土曜日に出勤となることもたまにありますが、基本は土日祝日はお休みで、土曜出勤となった場合もしっかりと振替でお休みをとることができます。

 

有給休暇も自分で調整して計画的に取ることができます。私は短いお休みを分割して取るのが好きなタイプなのですが、連休を取って旅行に行く先生もいます。自分の時間を大切にしながら働くことができる環境だと思います。

 

ー職場の雰囲気や、細美さんが期待していた他の園の先生との連携などはいかがですか?

 

細美:すごくアットホームな雰囲気で、上司や先輩の先生方にとても相談しやすいです。悩んでいると「最近どう?大丈夫?」と声をかけてくださったり、親身になって一緒に考えてくれるような環境ですね。

 

新人として入った時も、1人で悩みを抱えることなく、周りの先生方にたくさん助けていただきました。

 

また、みよし市は園同士の連携もすごく密だと思います。行事や保育の進め方について、定期的に情報共有をしたり、お互いの良いところを取り入れることができるような環境が整っています。

 

そのため、異動で他の園に移ったとしても、知っている先生がいたり、保育の方針が大きく違ったりすることがないので、安心して働くことができます。

 

イメージしていたように、みよし市の規模感だからこそここまで連携できているのだと思っています!

ー研修制度などについてはいかがですか?

 

細美:みよし市は保育士の研修制度もとても充実しています。座学だけでなく、音楽表現や製作の技法といった、すぐに実践で活かせる研修もたくさん用意されています。

 

特に魅力的なのが、他の園の先生の保育を実際に見に行く研修です。同じ学年を担任している先生のクラスに入らせていただいて、自分のクラスでの悩みを相談したり、保育の進め方を学んだりできます。

 

先輩だけでなく、若い先生の保育から刺激を受けることも多いですね。他の先生の保育に触れることで、自分のスキルアップにも繋がっていると実感しています。

 

未来の仲間へのメッセージ

ー最後に、これから保育士を目指す方や、働く場所で悩んでいる方へメッセージをお願いします。

細美:みよし市は、プライベートや家族を大切にしながら働くための制度がしっかりと整備されているので、長く保育士を続けたいと思っている方に、とても働きやすい環境だと思います。

 

そして何より、職員間の関係がアットホームで、園同士の交流も活発です。子どもたちとの距離も、地域の方々との距離も近く、温かい雰囲気の中で保育に打ち込むことができます。

 

もし働く場所に迷っている方がいたら、ぜひ、みよし市をおすすめします!一緒に子どもたちの成長を見守り、喜びを分かち合える日を楽しみにしています!

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年7月取材)

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愛知県みよし市は、愛知県のほぼ中央、西三河地域の北西部に位置し、人口は約6万人。 都市近郊の利便性と豊かな自然をあわせもつ、産業・自然・文化などの調和のとれた住環境に恵まれたまちです。 ”みんなで育む 笑顔輝く ずっと住みたいまち” を目指す都市像として、 福祉や産業、環境など幅広い分野で様々なまちづくり事業に取り組んでいます。

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